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閉鎖花(へいさか)

ホトケノザの閉鎖花

形成された蕾が花開くことなく、自家受粉によって結実する花のこと。

開花して受粉が行なわれる花は、開放花という。

開放花と閉鎖花が混在することもあれば、環境や時期によって形成時期がずれることもある。

他株と生殖細胞の交換が行なわれないので、遺伝子の多様性を保つには不適な繁殖方法だが、確実に種子を作ることが出来るという大きな利点がある。

スミレ属、ホトケノザ、キッコウハグマ、フタリシズカ、ヒメハギ、ツリフネソウ、タツナミソウ、ツユクサ、センボンヤリなど。

マルバツユクサ、ミゾソバ、ヤブマメなどは、地中に閉鎖花を付ける。

⇔開放花(かいほうか)

葉腋(ようえき)

葉腋から出る、腋芽(えきが)

植物の茎で、葉の付け根の内側部分のこと。

ここから脇芽が出ることが多い。

葉腋から出る芽は、腋芽(えきが)ともいわれている。

分球(ぶんきゅう)

球根類が繁殖して、小さな子球(しきゅう)が出来ること。

子球は、球根の脇芽が肥大したもので、球茎の基部や、鱗茎・根茎・塊根・塊茎の葉腋(ようえき)に発生する。

子球を育成すると、親と同じ性質を持った、新たな植物体が得られる。

木子(きご)、珠芽(しゅが)とも呼ばれている。

生長点・成長点(せいちょうてん)

植物の茎や根の先端にある、非常に良く伸長する部分。

細胞分裂が非常に盛んで、次々に新しい細胞を形成している。

頂端分裂組織 (ちょうたんぶんれつそしき) ともいう。

生長・成長(せいちょう)

従来、「生長」は植物が育ち大きくなること、「成長」は動物や物事が発達することを示していた。

現在は、明確に区分して使われることが少なくなり、両者が「成長」に統一されつつある。

当年枝(とうねんし)

一年目の枝を、当年枝という

その年に新しく延びた枝のこと。

一年目の枝。

新梢(しんしょう)ともいう。

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二年生草本(にねんせいそうほん)

二年生草本の忘れな草

種子が芽生えて花を咲かせ、再度種子を実らせて枯れるまでのサイクルが、1年以上2年未満の植物のこと。

冬の低温を経験して開花する性質を持つものが多い。

二年草(にねんそう)、二年生植物(にねんせいしょくぶつ)ともいう。

ワスレナグサ、カンパニュラ、ジギタリス、タチアオイ、シザンサスなど。

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二年生植物(にねんせいしょくぶつ)

二年生植物のカンパニュラ、風鈴草(ふうりんそう)、釣鐘草(つりがねそう)とも呼ばれる

種子が芽生えて花を咲かせ、再度種子を実らせて枯れるまでのサイクルが、1年以上2年未満の植物のこと。

二年草(にねんそう)、二年生草本(にねんせいそうほん)ともいう。

ワスレナグサ、カンパニュラ、ジギタリス、タチアオイ、シザンサスなど。

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蜜源植物(みつげんしょくぶつ)

蜜を分泌するドンベア(ドンベヤ)の花

蜜を分泌する草花や樹木のこと。

甘い蜜を提供して昆虫などを誘引し、虫媒によって受粉を行なう。

レンゲ、ミカン、セイタカアワダチソウ、ハルジオン、ヒメジョオン、ニセアカシア、トチノキ、ソヨゴ、アルファルファなど。

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萌芽(ほうが)

サンショウの萌芽

休眠状態だった芽が、成長をはじめること。

芽吹き、芽生えと同義で、主に樹木や宿根草の芽が発芽することを示すが、まれに種子が発芽することを萌芽ということもある。

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帯化(たいか)

花序が帯化したケイトウ

植物の様々な器官、主に茎や葉、花序などが帯状に平らになること。

帯化は奇形の一種で、通常は独立した茎などの器官が、複数癒着して扁平な形状になる。

栄養分が過剰なときに起こりやすい現象だと言われている。

園芸的には石化(せっか・せきか)と呼ばれ、そのユニークな形から鑑賞用に珍重され、生け花等の材料に良く利用されている。

石化ヤナギや石化エニシダが有名、トサカケイトウは帯化した状態が品種として定着している。

綴化(てっか)ともいう。

匍匐性(ほふくせい)

地面を這うように広がる、ほふく性のハーブ

植物の枝や茎が、地面を這うように伸びていく性質のこと。

ほふく性植物は、地面を覆うグラウンドカバーとしてよく利用される。

這い性(はいせい)、クリーピング性ともいう。

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這い性(はいせい・はいしょう)

這い性植物のシバザクラ

植物の枝や茎が、地面を這うように伸びていく性質のこと。

這い性植物は、地面を覆うグラウンドカバーとしてよく利用される。

匍匐性(ほふくせい)、クリーピング性ともいう。

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子葉(しよう)

マメ科植物の肥大した子葉

種子内部にある胚に含まれる、生長すると葉になる部分のこと。

裸子植物は二枚かそれ以上、被子植物の双子葉植物は二枚、単子葉植物は一枚の子葉を持つ。

発芽のエネルギーとなる胚乳を持たない無胚乳植物の中には、子葉に栄養分を蓄えるものもある。

このような植物の種子のことを子葉種子という。(マメ科、バラ科、ブナ科など)

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双葉(ふたば)

双子葉植物の発芽

発芽後、一番最初に出てくる一対の葉のこと。

双子葉植物の子葉(しよう)である。

新梢(しんしょう)

勢いよく伸びる新梢

その年に新しく延びた枝のこと。

一年目の枝。

当年枝(とうねんし)ともいう。

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徒長枝(とちょうし)

枝の途中から上に伸びる徒長枝

樹木の枝の途中から、上に向かって勢い良く伸びる新梢のこと。

栄養分を多く消費するため普通は剪定してしまうが、徒長枝が主枝になるようにして樹木を若返らせる方法もある。

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徒長(とちょう)

密集した芽を間引きせずに育てると、苗が徒長してしまう

植物の茎や葉が、ひょろひょろと細長く、軟弱に伸びてしまうこと。

日光不足、通風不足、土壌の窒素過多、水分過多、植物の密生などが原因で起こる。

徒長した苗は、自らの体をしっかりと支えられず、支柱が必要になる場合もある。

病害虫や環境の変化にも弱い。

とう立ち(とうだち)

とうが立った大根

薹(とう)は花を咲かせる茎のことで、とうが伸びることを「とう立ち」という。

とうが伸びて花が咲くと、種子に栄養が行ってしまい葉が硬くなったり、根菜類にすが入って繊維質になったりする。

種が熟すと枯れてしまうので、葉を利用する野菜やハーブは、花を咲かせないようにすると、長く収穫が楽しめる。

突然変異(とつぜんへんい)

突然変異であらわれたミントのアルビノ(白子)

植物の形や性質が突然変化したり、今まで見られなかった形質をあらわすこと。

環境やウイルスなどで、遺伝子が傷つけられることによって生じると考えられている。

突然変異で得られた形質が有益な場合は、繁殖され新品種となることも多い。

新品種を開発するために、放射線を照射したり、化学物質を加えたりして、細胞を人為的に変異させることもある。

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先祖返り(せんぞがえり)

突然変異から生じた斑入りの植物は、先祖返りして緑葉に戻ることがある

性質が固定されていた植物に、現在では見られなくなった先祖の形質が突然現れること。

突然変異や、異品種間の交雑によって生じる。

斑入り植物が、変異や生育環境を原因として、元来の緑葉に戻ったりすること。

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ロゼット(ろぜっと)

タンポポのロゼット

地際にある極端に短い茎から、地面に張り付くように葉が生えて、放射状に広がった状態のこと。

上から見た形が、バラの花のように見えることからrosette(ロゼット)と呼ばれる。

また、根から直に葉が生えているように見えることから、根生葉(こんせいよう)ともいう。

宿根草が越冬するとき、地表近くでロゼットになるものが多い。

タンポポやオオバコは、終生ロゼット葉だけしか出さない。

休眠(きゅうみん)

二千年以上前の地層から発見された、休眠状態のハスの種子から育成された大賀ハス

生育途中の植物が、成長を一旦休止すること。

環境が不適切なことから起こる他発休眠(強制休眠)と、植物が自ら活動停止する自発休眠がある。

自発休眠する植物には、寒冷期に適応するため葉を落とす落葉樹や、地上部を枯らせて根だけで越冬する宿根草、球根類などがある。

また、すべての種子が一斉に発芽してしまうと、突然の環境の変化などで全滅する恐れがあるため、自発休眠する種子も多い。

休眠していた植物が目覚め、再び生育が始まったり、発芽能力を持ったりすることを休眠打破(きゅうみんだは)という。

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受粉(じゅふん)

ミツバチによる虫媒受粉

雌しべの柱頭に、雄しべの花粉が付くこと。

受粉すると、花粉から花粉管が伸びて胚珠に到達した後、胚珠の卵細胞と花粉管の精核が融合し、受精が行われる。

雄しべの花粉が、雌しべに到達する方法には、風による風媒、蜜などに惹かれた昆虫による虫媒、鳥類による鳥媒、水流で花粉を運ぶ水媒等がある。

自然に受粉しずらい場合は、人工授粉が行われることも多い。

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胚(はい)

アボカド種子の胚

有性生殖によって、卵細胞と精細胞が融合した受精卵が生長したもの。

胚は、生長すると主根になる幼根(ようこん)、地上茎になる幼芽(ようが)、葉になる子葉(しよう)、新芽をつける茎になる上胚軸(じょうはいじく)、それらの組織を繋ぐ胚軸(はいじく)からなる。

通常一つの種子に一つの胚が存在するが、二つ以上の胚を持つ種子もある。 このことを多胚現象、または多胚性の種子といい、マンゴーやミカン属の植物に良く見られる。 多胚性種子が発芽すると、複数の植物体ができる。

胚乳(はいにゅう)

ココナツの胚乳は食用に利用される

種子の内部に含まれる、発芽のエネルギー源となる栄養分のこと。

有胚乳種子だけが胚乳をもつ。

ソバ、オシロイバナ、イネ、ムギ、ススキ、カキ、マツ、トウモロコシ、ココナツ、コーヒーなど。

胚乳の代わりに子葉に養分を蓄えるマメ科、バラ科、ブナ科の植物や、種子内に養分をほとんど持たないラン科植物は、無胚乳種子という。

柱頭(ちゅうとう)

受粉適期に粘液を分泌する柱頭

雌しべの先端部分の、花粉を受け取る器官のこと。

花粉を受けやすいように毛が生えていたり、受粉適期に粘液を分泌したりする。

柱頭が受粉すると、花粉から花粉管が伸びて胚珠に到達し、胚珠の卵細胞と花粉管の精核が受精する。

葯(やく)

ヤクは、花粉の詰まった袋のような形状をしている

雄しべの先端にある、花粉を形成する袋状の器官のこと。

花糸(かし)

花の外側に長く伸びた花糸

雄しべの一部で、花粉を形成する葯(やく)を支える糸状の細長い器官のこと。

花粉(かふん)

花粉を食物とする生き物は多い

種子植物の雄しべで形成される、粉状の生殖細胞のこと。

花粉が雌しべの柱頭に付着することで、受粉が成立する。

受粉すると、花粉から花粉管が伸びて胚珠に到達、胚珠の卵細胞と花粉管の精核が融合し、受精が行われる。

雄しべの花粉が、雌しべに到達する方法には、風による風媒、蜜などに惹かれた昆虫による虫媒、鳥類による鳥媒、水流で花粉を運ぶ水媒等がある。

花粉学事典 日本花粉学会

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雌蕊(めしべ・しずい)

受粉しやすいように、粘液を分泌する雌しべの柱頭

種子植物の花(両性花か雌花)にある雌性生殖器官。

おしべで形成された花粉を受け取り、その精細胞を子房まで運ぶ役割を持つ。

精細胞は、子房内にある胚珠の卵細胞に受精、胚珠は成長して種子となり、子房は果実となる。

めしべは、花粉を受け取りやすいように粘液や毛で覆われた柱頭(ちゅうとう)、内部に胚珠(はいしゅ)を持つ子房(しぼう)、子房と柱頭(ちゅうとう)を繋ぐ花柱(かちゅう)からなり、普通は花の中心に位置している。

一つの花に多数のめしべがある場合は、全体を指して雌蕊群(しずいぐん)という。

⇔雄蕊(おしべ・ゆうずい)

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雄蕊(おしべ・ゆうずい)

雄蕊は、葯(やく)と花糸(かし)からなる

種子植物の花(両性花か雄花)にある雄性生殖器官。

花粉を形成する袋状の葯(やく)と、葯を支える花糸(かし)からなる。

一つの花にある複数の雄しべを総称するときは、雄蕊群(ゆうずいぐん)という。

⇔雌蕊(めしべ・しずい)

なぜあるの?めしべとおしべ (植物のふしぎシリーズ)

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萼(がく)

クリスマスローズの花びらに見える部分はガク片である

花の一番外側にあって、花冠(かかん)を包むように存在する、葉に似た器官のこと。

数枚の萼片(がくへん)によって、形成されていることが多い。

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側枝(そくし)

モクレンの主枝と側枝

植物の中心となる主幹(しゅかん)や主枝(しゅし)から、側方に出る枝のこと。

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主枝(しゅし)

メタセコイアの主枝と側枝

植物の主要な枝のこと。

中心にある太い幹だけでなく、発達した側枝(そくし)を主枝と呼んだりもする。

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多肉根(たにくこん)

大根などの根菜類には、多肉根が多い

地中深くに真っ直ぐ伸びる、養分を蓄えて肥大した主根のこと。

ダイコン、ニンジン、カブ等の根菜類など。

直根(ちょくこん・ちょっこん)

スイートピーは直根性、移植を嫌う

地中深くに真っ直ぐ伸びた主根のこと。

主根が太く発達しており、横から出る側根は少ない。

移植時に直根を傷つけると植物へのダメージが大きいため、種子は直まきすることが望ましい。

ダイコン、ニンジン、ゴボウなどの根菜類、ルピナス、スイートピーなどのマメ科植物、アブラナ科植物、ハナビシソウ、タンポポ、ニチニチソウ、ポピーなどは直根性の植物。

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不定根(ふていこん)

枝の途中から出る気根は、不定根の一種

植物の定根(主根と側根)以外の根を総称するもの。

ひげ根、気根、栄養繁殖で生じる根、球根やランナーから生じる根など。

⇔定根(ていこん)

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定根(ていこん)

月桂樹の定根

植物の主根と、主根から生じる側根を合わせて定根という。

⇔不定根(ふていこん)

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ひげ根(ひげね)

ネギ科植物のひげ根

茎の下端から生える不定根のこと。

種子の発根後、主根の成長が止まる単子葉植物の多くに見られる根の形。

イネ、ムギ、トウモロコシ、ネギ、ヤシ、ショウガ等。

側根(そくこん・そっこん)

1本の主根から、多数の側根が出る

1本の主根から、多数の側根が出る植物の主根から分岐して、横に伸びた根のこと。

支根・枝根(えだね)ともいう。

根の事典 根の事典編集委員会

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主根(しゅこん)

1本の主根から、多数の側根が出る

根菜は、主根に養分が蓄えられたもの

種子の胚部分に含まれる幼根が成長して、真っ直ぐ下に伸びた中心的な根のこと。

主根からは、横に向かって多くの側根が出る。

裸子植物と双子葉植物では良く発達するが、単子葉植物は途中で主根の生長が止まり、代わりに不定根が発達してひげ根となる。

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水栽培した植物の根毛

根の先端付近に密生する、ごく細い毛のような根のこと。

根の表皮から形成されたもので、表面積を増やし、より多くの水分や養分を吸収する働きを持つ。

有機栽培で育てられた植物は、根毛が良く発達する。

根の生態学 H. デ クルーン

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クラウン(くらうん)

苺のクラウン

植物の株元部分にある肥大した短縮茎のこと。

地際にあり、形状が王冠に似ていることからクラウンと呼ばれる。

イチゴ、ミヤコワスレ、ガーベラ等に見られる。

木子(きご)

アヤメ科植物の球根にできる小球茎は、繁殖に利用することが出来る

球根植物の地下器官にできる珠芽(しゅが)の一種で、小さな球根状のもの。

ユリ科植物の地下茎にできる小鱗茎(しょうりんけい)、アヤメ科植物の球根底部にできる小球茎(しょうきゅうけい)がある。

木子を植えると発芽し、親と同じ性質を持った植物体を繁殖させることができる。

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苞・包(ほう)

ブーゲンビリアの花びらに見えるのは包で、中央に三本出ているのが実際の花

主に植物の花芽を保護する葉のようなもので、鱗片よりは大きく数が少ないもの。

葉が変態した変態葉の一種で、苞葉・包葉(ほうよう)ともいう。

苞が、花と見まがうほどに大きく色鮮やかに発達した植物も多い。

ブーゲンビリア、ポインセチア、ヘリコニア等。

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苞葉・包葉(ほうよう)

美しい包葉をもつヘリコニア

主に植物の花芽を保護する葉のようなもので、鱗片よりは大きく数が少ないもの。

葉が変態した変態葉の一種で、苞・包(ほう)ともいう。

苞葉が、花と見まがうほどに大きく色鮮やかに発達した植物も多い。

ブーゲンビリア、ポインセチア、ヘリコニア等。

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鱗片(りんぺん)

ユリ根の鱗片

植物の芽や球根を保護する、複数の小さな葉のようなもの。

葉が変態した変態葉の一種で、鱗片葉(りんぺんよう)ともいう。

ユリ科植物の鱗茎に見られる多肉質な葉や、竹の新芽であるタケノコを覆う皮は鱗片である。

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鱗片葉(りんぺんよう)

鱗片葉に包まれたタケノコ

植物の芽や球根を保護する、複数の小さな葉のようなもの。

葉が変態した変態葉の一種で、鱗片(りんぺん)ともいう。

ユリ科植物の鱗茎に見られる多肉質な葉や、竹の新芽であるタケノコを覆う皮は鱗片葉である。

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鱗芽(りんが)

オニユリの葉の付け根にある、黒い球状のものが鱗芽

主に葉腋(ようえき)や花序(かじょ)にできる芽の一種で、栄養分が蓄えられて肥厚になった葉からなる、小さな球根のような塊。

オニユリなどに発生する。

珠芽(しゅが)、零余子(むかご)ともいう。

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肉芽(にくが)

山芋の肉芽は、むかごと呼ばれる

主に葉腋(ようえき)や花序(かじょ)にできる芽の一種で、栄養分が蓄えられて肥大した茎からなる、小さな芋のような塊。

ヤマノイモ、ムカゴイラクサ、カラスビシャクなどに発生する。

珠芽(しゅが)、零余子(むかご)ともいう。

零余子(むかご)

山芋のむかご

主に葉の付け根、葉腋(ようえき)や、花序(かじょ)にできる芽の一種。

茎が肥大して小さな芋状になった肉芽(にくが)と、葉が肥厚になって小さな球根状になった鱗芽(りんが)がある。

地面に落ちると、そこから繁殖する種子のような役割を持つ。

一般的にムカゴと言うと、ヤマノイモ等の肉芽を指すことが多い。

オニユリ、ヤマノイモ(ヤマイモ)、ノビル、タマブキ、ムカゴイラクサ、カラスビシャク、シュウカイドウなどに発生する。

珠芽(しゅが)ともいう。

日光種苗 宇宙いも ムカゴ(種芋)

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芋(いも)

ダリアの球根は、芋のような形状をしている

植物の根や地下茎が、栄養分を蓄えて肥大し、塊状になったもの。

人間の主食として利用される芋類(サツマイモ、ジャガイモ、サトイモ、ヤマイモ、菊芋など)のほか、園芸用に利用される球根類(シクラメン、ラナンキュラス、アネモネ、ベゴニア、ダリアなど)を指すこともある。

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球根(きゅうこん)

チューリップの球根

植物の地下器官に養分が蓄えられ、球状に膨らんだもの。

一般的には、鱗茎(りんけい)、球茎(きゅうけい)、塊茎(かいけい)、根茎(こんけい)、塊根(かいこん)、担根体(たんこんたい)のことを総称して球根という。

植物学的には、塊根(かいこん)、担根体(たんこんたい)以外は、地下茎に分類されている。

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担根体(たんこんたい)

担根体をもつクラマゴケ

茎と根、両方の性質を持つ器官。

ヤマノイモ科、イワヒバ科、ミズニラ科の植物に見られる。

地表を這う茎から出る器官で、茎か根のような形状をしている。 下に向かって伸び、地面に接すると先端から根が出る。

種子植物の気根のように見えるが、植物学的には球根の一種である。

ヤマイモ、ジネンジョ、トコロ、ヤムイモ、キャッサバ、クラマゴケ、イワヒバなど。

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塊根(かいこん)

サツマイモは塊根部分を食用とする

水分や栄養分を蓄えて肥大した根のこと。

イモ、球根ともいう。

ダリア、ラナンキュラス、ヤーコン、菊芋、サツマイモ、キャッサバなど。

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根茎(こんけい)

ミョウガの根茎

地下茎の一種で、地中を水平方向に広がる植物の茎のこと。

地上にある茎とは違って、根茎には節や芽が付いており、切断されてもそこから自己増殖できる。

葉が変形した鱗片が付いた節の上部からは、新しい茎が地上に向かって伸び、下部からは根が出る。

球根ともいう。

レンコン、ショウガ、ミョウガ、タケ、フキ、ワラビなど。

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塊茎(かいけい)

塊茎をもつカラー

地下茎の一種で、茎が養分を蓄えて肥大し、塊になったもの。

塊茎から出る芽は、根が生長するまで蓄えられたデンプンを養分として育つ。

イモ、球根ともいう。

シクラメン、ベゴニア、アネモネ、カラジウム、カラー、チョロギ、ジャガイモなど。

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球茎(きゅうけい)

球茎をもつクロッカス

地下茎の一種で、茎が養分を蓄えて肥大し、球状に膨らんだもの。

葉が変形した網状の薄皮、鱗皮(りんぴ)で包まれている。

球根ともいう。

フリージア、グラジオラス、クロッカス、アヤメ、サトイモ、クワイなど。

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鱗茎(りんけい)

肉厚な鱗片が重なったユリ根は、ユリ科植物の鱗茎

地下茎の一種で、短い茎のまわりに養分を蓄えた肥厚な鱗片葉が重なって、球形になったもの。

小鱗茎を作り繁殖することもある。

球根ともいう。

ユリ、ヒガンバナ、チューリップ、ヒヤシンス、スイセン、ニンニク、玉ねぎなど。

庭とコンテナで楽しム球根草花 (NHK出版実用セレクション) 日本放送出版協会

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種苗会社のカタログと一緒に

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地下茎(ちかけい)

ジャガイモは、地下茎が養分を蓄えて肥大し、塊状になった塊茎と呼ばれる器官

植物が地下に伸ばす茎のこと。

地下茎は、四種類に大別される。

・鱗茎(りんけい)…鱗片葉が重なり球形になったもの

・球茎(きゅうけい)…茎が肥大して球形になり、薄皮に包まれているもの

・塊茎(かいけい)…茎が肥大して球形になり、薄皮に包まれていないもの

・根茎(こんけい)…地中を水平方向に広がり、それ自体で繁殖可能なもの

写真で見る植物用語 (野外観察ハンドブック) おすすめ平均

初心者向け

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気根(きこん)

植物が、茎から空気中に出す根のこと。

気根はその役割によって、以下のように分類される。

◆支柱根…地面まで降りて茎を支える(マングローブなどのヒルギ科植物、タコノキ、トウモロコシ)

タコノキの支柱根

◆付着根…樹木や岩石に付着する(キヅタ、アイビー、チランジア)

エアプランツ(チランジア科植物)の付着根

◆吸水根…空気中の水分を吸収する(着生ラン、サトイモ科植物)

着生ラン・バンダ(ヒスイラン)の吸水根

熱帯花木と観葉植物図鑑 日本インドアグリーン協会

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美しい観葉植物図鑑。

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着生植物(ちゃくせいしょくぶつ)

原産地では、樹木に着生するパイナップル(アナナス)科のグズマニア

土壌に根を張ることなく、樹木や岩石に付着して生きる植物のこと。

生育に必要な水分や養分は、自らの葉や気根によって空気中から吸収しているため、寄生植物ではない。

地衣類、コケ類、シダ植物、ラン科植物に多い。

気中植物(きちゅうしょくぶつ)、気生植物(きせいしょくぶつ)ともいう。

植物の私生活

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中性植物(ちゅうせいしょくぶつ)

中性植物のシクラメン

日照時間に影響を受けず、成長に応じて花芽形成(かがけいせい)がはじまる植物のこと。

ニチニチソウ、タンポポ、セントポーリア、バーベナ、ゼラニウム、シクラメン、ランタナなど、四季咲きや二季咲きの植物が多い。

⇔短日植物(たんじつしょくぶつ)

⇔長日植物(ちょうじつしょくぶつ)

かんたんガーデニング 四季を楽しむ花づくり―はじめてでもわかりやすい四季の花の育て方 新星出版社編集部

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初心者向け☆

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耐湿性(たいしつせい)

耐湿性が強いブルーベリー

土壌や空気中の過度な湿気にも耐えて、良く生育する性質。

カキ、ナシ、ブドウ、ブルーベリー、ヘチマ、フォックスフェイス等。

コンテナで楽しむブルーベリー 簡単に育てる! おいしく食べる! (LADY BIRD小学館実用シリーズ) 志村 勲 (日本ブルーベリー協会)

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初めてのブルーベリー栽培!手放せないですブルーベリーの苗を買ってしまいました

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耐病性(たいびょうせい)

人工的な組織培養によって、耐病性のあるジャガイモが育成されている

病気に対する抵抗力が強く、罹患しにくい性質

耐病性品種といって、ある特定の病気に対して、抵抗性をもつように品種改良された植物もある。

病気と害虫ハンドブック―植物別ですぐわかる (別冊NHK趣味の園芸) おすすめ平均

多くの野菜、花などを網羅しているが、少し実用性に欠ける病虫害の勉強にまずこの本で

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耐霜性(たいそうせい)

霜は、空気中の水分が固体化したもの

霜が降りる程の寒冷な気候に耐えて、良く生育する性質

耐霜性のある一年草は、霜に当たっても枯れることがないので、秋に種まきしても幼苗で越冬することができる。

カンツバキ、ヤブツバキ、ロウバイ、コクサギ等

植物は感じて生きている (植物まるかじり叢書 2) 日本植物生理学会

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これが植物の生きる道

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耐暑性(たいしょせい)

マダガスカル原産のニチニチソウは、強い耐暑性を持つ

昼夜を通して30度前後になる高温な気候に耐えて、良く生育する性質。

主として熱帯、亜熱帯原産の植物が多い。

トレニア、ノウゼンカズラ、ニチニチソウ・アデニウムなどのキョウチクトウ科の植物、ゴジカ、マツバボタン、ゴーヤ等

⇔耐寒性(たいかんせい)

ブルーベリー[H]:スパルタン(耐暑性ハイブッシュ)5号ポット

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耐乾性(たいかんせい)

葉や茎に水分を溜めることができる多肉植物は、強い耐乾性を持つ

土壌や空気の乾燥にも耐えて、良く生育する性質。

サボテン類、エアープランツ、多肉植物等。

サボテンと多肉植物を楽しむ本 (趣味の教科書) 平野 威

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ガーデン書籍には珍しい?やさしいオシャレ本「趣味の教科書」シリーズ

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耐寒性(たいかんせい)

耐寒性のあるクレマチス

寒冷な気候に耐えて、良く生育する性質。

耐寒性のある一年草は、0度以下になっても枯れることがないので、秋に種まきしても幼苗で越冬することができる。

アジサイ、クレマチス、クリスマスローズ、サクラ、シュウメイギク、ゼラニウム、パンジー等。

⇔耐暑性(たいしょせい)

植物の耐寒戦略―寒極の森林から熱帯雨林まで

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耐陰性(たいいんせい)

耐陰性のあるギボウシ

日照の少ない環境に耐えて、良く生育する性質。

室内や日陰では、耐陰性のある植物を育てると良い。

ポトス、ヤシ、ドラセナ、クワズイモ、パキラ、セントポーリア、シダ類、コケ類等。

日陰の庭のシェードガーデニング おすすめ平均

日陰でよかった!日当たりの良くない庭でもあきらめないで日陰のスペースが好きになる!

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他家受粉(たかじゅふん)

他家受粉を媒介するミツバチ

雄花の花粉を、別の個体の雌花が受粉すること。

常に違う株同士が交配することで、種の遺伝的多様性を保つことが出来る。

近親交配から生じやすい近交弱勢(きんこうじゃくせい)現象を防ぎ、より生存率や繁殖力の強い次世代を残す。

⇔自家受粉(じかじゅふん)

花と昆虫がつくる自然 (エコロジーガイド)

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自家受粉(じかじゅふん)

花粉は、雄しべの葯(やく)で形成される

同一植物体内で受粉がされること。

同じ花内で受粉することは同花受粉(どうかじゅふん)という。

自家受粉には確実性があるが、近親交配が続くと生存率や繁殖力などが低下する近交弱勢(きんこうじゃくせい)現象が起こる。

種の適応力を維持し、遺伝的多様性を保つために、自家受粉を起こらないような仕組みを持つ植物も多い。

⇔他家受粉(たかじゅふん)

花の顔―実を結ぶための知恵 (POINT図鑑) おすすめ平均

すばらしい花の見方が変わります

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雌雄同株(しゆうどうしゅ)

マツは雌雄同株

同一の株に、雄花と雌花が咲く植物。

一株があれば、受粉して繁殖することが可能。

マツ、クリ、クルミ、スギ、アケビ、ウリ科植物等。

⇔雌雄異株(しゆういしゅ)

花はなぜ咲くの? (植物まるかじり叢書 (3)) 日本植物生理学会

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悪くは無いが・・・誰がために花は咲く花の最新の話題が読みやい

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雌雄異株(しゆういしゅ)

イチョウは雌雄異株

雄株と雌株があり、それぞれが単性花を咲かせる植物。

両方の株が揃わないと、受粉、繁殖することができない。

果実は雌株のみに付く。

イチョウ、ヤナギ、ソテツ、アサ、キウイ、ツルウメモドキ等

⇔雌雄同株(しゆうどうしゅ)

花と昆虫、不思議なだましあい発見記 (講談社SOPHIA BOOKS)

posted with ヨメレバ 田中 肇 講談社 2001-05 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

食虫植物(しょくちゅうしょくぶつ)

補虫器官に発達した葉や茎を持つ植物のこと。

誘引した昆虫を捕らえて消化し、栄養分を吸収することができる。

養分の乏しい環境で生育し、足りない栄養分を補うために食虫機能が発達したと言われている。

食虫植物は、昆虫を捕らえる方法によって、以下の三種類に大別される。

◆罠方式 内側にある感覚毛に昆虫が触れると、その刺激で葉が閉じて、昆虫を捕らえる。 ハエトリグサなど。

罠方式のハエトリグサ

◆落とし穴方式 花の香りや蜜で昆虫をおびき寄せ、壷のように変形した葉の中に落として捕らえる。 穴の内部は、一度落ちたら這い上がってこれない形状になっている。 サラセニア、ネペンテスなど。

落とし穴方式のサラセニア

◆粘着方式 葉に生えている毛の先から、粘り気のある液体を分泌して昆虫を捕らえる。 昆虫がかかると、毛が曲がったり、葉が昆虫を包み込む形状に変わり、そこで消化してしまう。 モウセンゴケなど。

粘着方式のモウセンゴケ

世界の食虫植物 食虫植物研究会

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頭状花(とうじょうか)

ヒマワリは頭状花

一見すると一つの花のように見えるが、先端が円盤状になった花軸(かじく)に、多数の小花が集まって、一つの花を成しているもの。

頭花(とうか)、頭状花序(とうじょうかじょ)、集合花(しゅうごうか)ともいう。

キク科(タンポポやヒマワリ)や、マツムシソウ科(スカビオサ)の植物にみられる。

人気の花からはじめるガーデニング―初心者でも育てやすいベスト12種/誰でも知っている草花と最新の人気品種40種 (ブティック・ムック No. 704)

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集合花(しゅうごうか)

タンポポは集合花

一見すると一つの花のように見えるが、先端が円盤状になった花軸(かじく)に、多数の小花が集まって、一つの花を成しているもの。

頭花(とうか)、頭状花(とうじょうか)、頭状花序(とうじょうかじょ)ともいう。

キク科(タンポポやヒマワリ)や、マツムシソウ科(スカビオサ)の植物にみられる。

園芸植物―庭の花・花屋さんの花 (フィールド・ガイド)

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多肉植物(たにくしょくぶつ)

水分を蓄える多肉質の葉

砂漠地帯や海岸、高山などの乾燥地域に生育し、その体に水分を貯蔵できるよう進化した植物。

葉・茎・根が肥大し、多肉質化していることから多肉植物という。

広義には、サボテンも多肉植物に属する。

多肉植物―ユニークな形と色を楽しむ (NHK趣味の園芸ガーデニング21) おすすめ平均

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多年生草本(たねんせいそうほん)

多年生草本のクリスマスローズ

冬季や夏季に枯れることなく、多年にわたって生育する草本。

生育が厳しい気候条件になると、地上部が枯死して根だけで休眠するものと、一年を通して常緑のものがある。

宿根草(しゅっこんそう)、多年草(たねんそう)、多年生植物(たねんせいしょくぶつ)ともいう。

⇔一年生草本(いちねんせいそうほん)

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多年生植物(たねんせいしょくぶつ)

球根植物は多年生植物

冬季や夏季に枯れることなく、多年にわたって生育する植物。

生育が厳しい気候条件になると、地上部が枯死して根だけで休眠するものと、一年を通して常緑のものがある。

宿根草(しゅっこんそう)、多年草(たねんそう)、多年生草本(たねんせいそうほん)ともいう。

⇔一年生植物(いちねんせいしょくぶつ)

宿根草図鑑 Perennials

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後熟(こうじゅく)

収穫後、後熟過程を経て流通するバナナ

果実とその種子が形成された後、しばらく時間を置いてから成熟が始まること。

これにより果実が食用に適した状態になる時期にばらつきが出て、動物が長期に渡って果物を得られるようになる。

メロン、キウイ、バナナ、アボカド、リンゴ等はこの性質を持つ。

西洋ナシの作業便利帳―良食味生産と収穫・追熟・貯蔵のポイント

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雑種強勢(ざっしゅきょうせい)

遺伝的に異なる種の両親から生まれた次世代の雑種が、両親よりも強健な性質を持っていること。

一代目の雑種は、生育が旺盛で、病気や環境に対する耐性に優れている。 この性質は、F1品種の育成に利用されている。

ヘテロシスともいう。

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植物の可能性をとことん書いてある良著

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交配(こうはい)

次世代を得るために、2種類の生物を人為的に掛け合わせること。

図集・植物バイテクの基礎知識

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交雑(こうざつ)

ミツバチなどの虫媒によって、自然交雑が起こることが多い

遺伝的に異なる2種類の生物が、繁殖して雑種が生まれること。

計画的に繁殖させることを交配というが、交雑は主として、自然に起こる交配を指す。

自然交雑ともいう。

ヘイワードの自然交雑!香緑 (キウイ苗木)

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光合成(こうごうせい・ひかりごうせい)

主に光合成が行われる葉

植物が、太陽光のエネルギーを使って、水と二酸化炭素から糖と酸素を作り出す生化学反応。

地上の植物だけでなく、藻類、細菌や植物プランクトンなど一部の生物も光合成を行う。

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こんな本を待っていたちょっと難しいけれど光合成のまじめな入門書

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向日性(こうじつせい)

強い向日性を持つヒマワリ

植物が太陽に向かって伸びる性質。

葉が日光を受けて光合成が行われ、生長するためのエネルギーが作られる。

葉っぱのふしぎ 緑色に秘められたしくみと働き (サイエンス・アイ新書 (SIS-062))

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硬実種子(こうじつしゅし)

オクラの硬実種子

種子の皮に透水性が無いため、水分を吸収することができず、自然状態では休眠状態にあるタネのこと。

硬い殻に包まれた種子を意味する言葉ではない。

そのままだと発芽まで時間がかかるため、種が給水しやすいように皮の一部を傷つけてから蒔くとよい。

種子によっては、硫酸などの薬品を使って種皮を溶かし、発芽を促すこともある。

このように、硬実種子を傷つけて発芽を早めることを、硬実処理(こうじつしょり)という。

アサガオ、オクラ、スイートピー、ルピナスなど。

種子(タネ)たちの知恵―身近な植物に発見! おすすめ平均

種子について知るには格好の本

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クロロシス(くろろしす)

ブルーベリーに生じたクロロシスの症状、葉脈を残して黄変する葉

土壌に含まれる栄養素のなかで、葉緑素合成に必要な窒素や、鉄・亜鉛・マンガンなどのミネラルが不足して、葉の色が薄くなり、黄色っぽく変色してしまうこと。

日照不足や水切れ、葉の老化等が原因となって、色素が抜ける場合もある。

白化(はくか・はっか)ともいう。

花と野菜別病気・害虫の予防と対策―園芸植物97種 550の病気・害虫を写真付きで解説 (ブティック・ムック No. 649)

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狂い咲き(くるいざき)

通常の開花時期ではないのに花が咲くこと。

サクラやウメ等は、夏季に花芽が形成されて、翌春に開花するが、病害虫や環境条件により花芽の生長が滞ると、秋頃に咲くこともある。

この性質を利用して、わざと春の花期後に剪定を施し、秋の開花を待つこともある。

また、花弁の配列が狂って、本来の花の形と異なる姿に咲くことも狂い咲きという。

返り咲き(かえりざき)、二度咲き(にどざき)ともいう。

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寄生植物(きせいしょくぶつ)

生長すると、やがて寄主を覆い尽くし、枯らしてしまうガジュマルは「絞め殺しの木」とも呼ばれている

他の植物に寄生し、生育に必要な水分や養分などを奪って生長する植物。

自分では全くエネルギーを作り出せない全寄生植物と、自らも光合成能力を有する半寄生植物がある。

繁殖力の強い寄生植物には、宿主(ホスト)を枯らせてしまうものもある。

帰化植物(きかしょくぶつ)

セイタカアワダチソウ

外国産の植物が、人間を介して他の土地に持ち込まれ、そこに定着して自然に繁殖するようになったもの。

日本に帰化した外来種の植物は数百種に及ぶ。

セイタカアワダチソウ、シロツメクサ、オオマツヨイグサ、クレソン、ブタクサ、セイヨウタンポポ、オオイヌノフグリ、ホテイアオイ等。

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果樹(かじゅ)

オリーブ

果物が実る樹木のこと。

◆落葉性果樹 ・仁果類(リンゴ、ナシ、カリン) ・核果類(アンズ、ウメ、モモ、サクランボ) ・殻果類(クリ、クルミ、アーモンド)

◆常緑性果樹 柑橘類(レモン、ミカン、シークヮーサー)やオリーブ

◆熱帯果樹 アボカド、マンゴー、グアバ、フェイジョア、チェリモヤ

ベランダでつくるおいしい果物34種

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果実(かじつ)

イチジクの果実は偽果である

種子植物の生殖細胞が受精し、子房(しぼう)が発達したもの。

子房だけから成るものを真果(しんか)、子房の他に花托(かたく)、花床(かしょう)、萼(がく)などから成る果実を偽果(ぎか)という。

モモ、ウメ、カキは真果、リンゴ、ナシ、イチゴ、イチジクは偽果である。

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果菜(かさい)

トウモロコシは果菜類に属する

果実を食用にする野菜のこと。

トマト、ナス、ピーマン、シシトウ、唐辛子類、スイカ、メロン、キュウリ、カボチャ、ゴーヤ、オクラ、イチゴ、トウモロコシなど。

写真・図解 果菜の苗つくり―失敗しないコツと各種接ぎ木法 おすすめ平均

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結実(けつじつ)

クラブアップルの結実

花が咲いて、授粉によって生殖細胞が受精し、果実ができること。

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開花(かいか)

睡蓮の開花

花が咲くこと。

気象庁による開花の定義は、樹木の花が5~6輪開いた状態のことをいう。

また、満開とは、花芽の約80%以上が開花している状態を指す。

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返り咲き(かえりざき)

通常の開花時期ではないのに花が咲くこと。

サクラやウメ等は、夏季に花芽が形成されて、翌春に開花するが、病害虫や環境条件により花芽の生長が滞ると、秋頃に咲くこともある。

この性質を利用して、わざと春の花期後に剪定を施し、秋の開花を待つこともある。

狂い咲き(くるいざき)、二度咲き(にどざき)ともいう。

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早生(わせ・そうせい)

ブルーベリーの早生品種スタンレー

通常品種よりも早く生育し、比較的早い時期に収穫可能な品種のこと。

早生よりも、さらに早熟なものは、極早生(ごくわせ)という。

⇔晩生(おくて・ばんせい)

晩生(おくて・ばんせい)

チューリップ晩生種のアンジェリケ。5月に咲く遅咲きチューリップは、メイフラワーチューリップとも呼ばれる。

通常品種よりも生長が遅く、収穫時期も遅れる品種。

⇔早生(わせ・そうせい)