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芽条変異(がじょうへんい)

日向夏の芽条変異からできた品種「はるか」

植物体に突然変異が生じて、一部の枝に本来とは違う性質が生じること。

それが好ましい性質だった場合は、挿し木や接ぎ木等の栄養繁殖(えいようはんしょく)で増殖させて、新品種とすることもある。

枝変わり(えだがわり)ともいう。

植物で未来をつくる(植物まるかじり叢書 5)

posted with ヨメレバ 松永 和紀 化学同人 2008-04-01 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

枝変わり(えだがわり)

日向夏の枝変わり「はるか」

植物体に突然変異が生じて、一部の枝に本来とは違う性質が生じること。

それが好ましい性質だった場合は、挿し木や接ぎ木等の栄養繁殖(えいようはんしょく)で増殖させて、新品種とすることもある。

芽条変異(がじょうへんい)ともいう。

イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか―樹木の個性と生き残り戦略

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液果(えきか)

モモは液果

果皮のうち、外果皮は薄くて柔らかく、中果皮と内果皮は多肉質で、多くの果汁を含んだ果実のこと。

漿果(しょうか)、多肉果ともいう。

一般的に果物と呼ばれるものは、ほとんどが液果と言ってもよい。

トマト、ブドウ、モモ、ウメ、ブルーベリー、キーウィフルーツ、スグリなど。

⇔乾果(かんか)

野菜&果物図鑑―栄養と効能がギュッとつまった一冊! おすすめ平均

やさしい食品図鑑です

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エアプランツ(えあぷらんつ)

パイナップル(アナナス)科、チランジア(ティランジア)属の植物を総称するもの。

木や岩に着生し、葉から空気中の水分や養分を吸収して育つ着生植物(ちゃくせいしょくぶつ)の一種。

室内で育てるときは、2~3日に1度霧吹きで水を与える。

月に1度、薄く液肥を溶かした水に浸けてやると生育が良くなる。

チランジア・ウスネオイデスは根を持たない

原産地では、ロゼット内にアリが棲みつく「アリ植物」として知られるチランジア・ストレプトフィラ

エアープランツのわかる本 (GREEN HEALING SERIES) グリーンライフセンター

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一般的な本では珍しく専門的

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陽生植物(ようせいしょくぶつ)

陽生植物のバラ

強い日差しを好み、直射日光下で良く育つ植物のこと。

耐陰性に乏しく、日陰の環境では葉が変色したり徒長したりして上手く育たない。

陽地植物(ようちしょくぶつ)ともいう。

マツ、バラ、ヒマワリ、アサガオ、ハイビスカスなど。

⇔陰生植物(いんせいしょくぶつ)

絵とき 植物生理学入門

posted with ヨメレバ 山本 良一 オーム社 2007-01 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

陰生植物(いんせいしょくぶつ)

陰生植物のシダ類

耐陰性が強く、日当たりの良くない環境を好む植物のこと。

日陰植物(ひかげしょくぶつ)・陰地植物(いんちしょくぶつ)ともいう。

シダ植物、コケ植物、ヤツデ、ポトス、ブナ、カシ、クンシラン等。

⇔陽生植物(ようせいしょくぶつ)

日陰をいかす庭づくり (別冊NHK趣味の園芸)

posted with ヨメレバ 日本放送出版協会 2002-10 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

一年生草本(いちねんせいそうほん)

パンジーは原産地の寒冷地では多年草だが、日本の酷暑で枯れてしまうことが多いため、一年草として扱われている

種子が発芽して花を咲かせ、再度種子を実らすまでの期間が1年以内の植物のこと。

原産地では多年生でも、環境の違いで日本では一年生となる植物もある。

一年草(いちねんそう)・一年生植物(いちねんせいしょくぶつ)ともいう。

⇔多年生草本(たねんせいそうほん)

一年草を楽しむ―特徴と育て方がわかる (新編 ホーム園芸草花)

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一年生植物(いちねんせいしょくぶつ)

一年生植物のカボチャ

種子が発芽して花を咲かせ、再度種子を実らすまでの期間が1年以内の植物のこと。

原産地では多年生でも、環境の違いで日本では一年生となる植物もある。

一年草(いちねんそう)・一年生草本(いちねんせいそうほん)ともいう。

⇔多年生植物(たねんせいしょくぶつ)

鉢花―一年草・宿根草 (NHK趣味の園芸 新版・園芸相談)

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芽条(がじょう)

芽条(がじょう)

1本の茎と、それに付く葉やトゲ等からなる1つの単位。

シュート、苗条(びょうじょう)とも呼ばれる。

植物形態の事典 Werner Rauh

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苗条(びょうじょう)

苗条(びょうじょう)

1本の茎と、それに付く葉やトゲ等からなる1つの単位。

シュート、芽条(がじょう)とも呼ばれる。

植物のかたち―その適応的意義を探る (生態学ライブラリー) おすすめ平均

エッセイ+科学書ついに日本でもこんなに面白い研究史が読めるようになったのだ

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シュート(しゅーと)

シュート

1本の茎と、それに付く葉やトゲ等からなる1つの単位。

苗条(びょうじょう)、芽条(がじょう)とも呼ばれる。

ブルーベリー (NHK趣味の園芸・よくわかる栽培12か月) おすすめ平均

ブルーベリーよくわかる栽培12か月、参考になりました。苗を買う前にまずはコレブルーベリーを育ててみたくなったら・・・

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腋芽(えきが・わきめ)

枝の途中から出る腋芽

葉の付け根や、幹や茎の途中から出る芽のこと。

普段は、先端の頂芽(ちょうが)が分泌する植物ホルモンのオーキシンにより、生育が抑えられている。

摘心によって頂芽が切断されると、勢い良く成長をはじめる。

脇芽(わきめ)・側芽(そくが)ともいう。

⇔頂芽(ちょうが)

FOREVER チタン王 剪定はさみ 【サビない・軽い・お手入れ不要】 TG-3 おすすめ平均

良く切れます

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脇芽(わきめ)

バラのわき芽

葉の付け根や、幹や茎の途中から出る芽のこと。

普段は、先端の頂芽(ちょうが)が分泌する植物ホルモンのオーキシンにより、生育が抑えられている。

摘心によって頂芽が切断されると、勢い良く成長をはじめる。

側芽(そくが)・腋芽(わきめ・えきが)ともいう。

⇔頂芽(ちょうが)

チカマサ 芽切鋏 T-550

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側芽(そくが)

グアバの葉腋からでた側芽

葉の付け根や、幹や茎の途中から出る芽のこと。

普段は、先端の頂芽(ちょうが)が分泌する植物ホルモンのオーキシンにより、生育が抑えられている。

摘心によって頂芽が切断されると、勢い良く成長をはじめる。

脇芽(わきめ)・腋芽(わきめ・えきが)ともいう。

⇔頂芽(ちょうが)

樹木の冬芽図鑑

posted with ヨメレバ 菱山 忠三郎 オリジン社 1996-12 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

頂芽(ちょうが)

サクランボの頂芽

幹や茎の先端にある芽のこと。

葉の付け根や、幹の途中から出てくる側芽(そくが)よりも生育が旺盛である。

頂芽は、植物の成長を促す植物ホルモンのオーキシンを分泌しており、その物質がわき芽の成長を抑えている。

頂芽を摘むとオーキシンが減少して、側芽が勢い良く成長をはじめる。

このように、優先的に頂芽が成長する性質を、頂芽優勢(ちょうがゆうせい)という。

⇔側芽(そくが)・脇芽(わきめ)・腋芽(わきめ・えきが)

葉っぱのあかちゃん (ちしきのぽけっと)

posted with ヨメレバ 平野 隆久 岩崎書店 2008-02 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

熱帯植物(ねったいしょくぶつ)・熱帯性植物(ねったいせいしょくぶつ)

中央アメリカや南アメリカの熱帯・亜熱帯原産のトケイソウ

熱帯・亜熱帯地方に生育する植物のこと。

中でも、葉を鑑賞する熱帯性の植物は、観葉植物という。

日本で熱帯性植物を育てる場合は、冬季の管理がポイントになる。

植物によって異なる耐寒温度を把握して、その温度以下にならないように管理すること。

寒冷期には灌水(かんすい)を控えめに、冷たすぎない水を与える。

また、日本の夏の直射日光は、熱帯以上に強いことがある。 鬱蒼としたジャングルに生育する植物などは、酷暑期に日陰で管理すると良い。

花図鑑 観葉植物・熱帯花木・サボテン・果樹 (草土花図鑑シリーズ) おすすめ平均

もうちょっと。

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長日植物(ちょうじつしょくぶつ)

長日植物のキンギョソウ

一日の日照時間が長くなることで、花芽形成(かがけいせい)がはじまる植物のこと。

ペチュニア、キンギョソウ、ストック、トルコギキョウ、フクシア、アブラナ、ダイコンなど。

春咲きの植物に多く見られる。

⇔短日植物(たんじつしょくぶつ)

⇔中性植物(ちゅうせいしょくぶつ)

私にもできる!はじめての花づくり―はじめてでも育てやすい植物116品種 (ブティック・ムック No. 773)

posted with ヨメレバ ブティック社 2009-03 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

短日植物(たんじつしょくぶつ)

短日植物のカランコエ

一日の日照時間が短くなることで、花芽形成(かがけいせい)がはじまる植物のこと。

キク、コスモス、アサガオ、カランコエ、ポインセチア、シャコバサボテン、サルビアなど

秋咲きの植物に多く見られる。

⇔長日植物(ちょうじつしょくぶつ)

⇔中性植物(ちゅうせいしょくぶつ)

花のふしぎ100 花の仲間はどうして一斉に咲きほこるの?タネづくりに秘めた植物たちの工夫とは? (サイエンス・アイ新書)

posted with ヨメレバ 田中 修 ソフトバンククリエイティブ 2009-10-19 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

花芽形成(かがけいせい)

植物の成長点において、花芽(はなめ・かが)が形成されること。

気温や日長条件、あるいは植物の生長をきっかけにして花芽形成がはじまる。

身近な植物から花の進化を考える おすすめ平均

すごくわかり易いです

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花芽分化(かがぶんか)

今まで葉を形成していた成長点が、気温や日長条件、あるいは植物の生長をきっかけにして花芽(はなめ・かが)を作り始めること。

花のふしぎ100 花の仲間はどうして一斉に咲きほこるの?タネづくりに秘めた植物たちの工夫とは? (サイエンス・アイ新書) おすすめ平均

バラエティー番組を見ているかのような楽しさがあります

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葉芽(はめ・ようが)

ブルーベリーの葉芽

生長すると葉になる芽のこと。

花芽と比べると、やや細い形状をしている。

樹木の冬芽図鑑 おすすめ平均

冬芽への「思い」が伝わってくる図鑑

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花芽(はなめ・かが)

ブルーベリーの花芽

生長すると花になる芽のこと。

葉芽と比べると、やや大きく、丸みがある形状をしている。

身近な樹木の1年―花芽から花・実・たねまで (花と実の図鑑) 斎藤 謙綱

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発根(はっこん)

挿し芽の発根

種子や、挿し木等に用いた植物体の一部から、根が発生すること。

根の生態学 H. デ クルーン

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発芽(はつが)

発芽

種子の胚が生長し、芽が出ること。

発芽生物学―種子発芽の生理・生態・分子機構 吉岡 俊人

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ハーブ(はーぶ)

香りや薬効があり、生活に役立つ植物のこと。 香草、薬草、薬用植物ともいう。

料理の香り付けや、スパイスとして利用されることも多い。

毒を含み、取り扱いには専門的知識や栽培許可を要するものもある。

ミントに含まれるメントールは、食品や薬品に幅広く利用されている

セイヨウアサツキとも呼ばれるチャイブは、ネギのような芳香があり、料理の薬味に適する

ギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味するカモミールは、古来から薬草として利用されてきた

観賞用はもとより、ハーブティーやアロマテラピーなどにも利用されるラベンダー

柑橘のベルガモットと良く似た香りを持つ、シソ科のベルガモット

四季のハーブガーデン―育てて楽しむ香りの暮らし (自然派ライフ)

posted with ヨメレバ 北川 やちよ 農山漁村文化協会 2007-04 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

孫生え(ひこばえ)

月桂樹のひこばえ

樹木の切り株や根元から生えてくる細い枝。

ヤゴ、シュートともいう。

鑑定図鑑 日本の樹木―枝・葉で見分ける540種 日本植木協会

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明発芽種子(めいはつがしゅし)

明発芽種子のレタス

光によって発芽が促進される種子。

種まき後は、土は薄く被せるか、覆土しない。

光発芽種子(こうはつがしゅし)・好光性種子(こうこうせいしゅし)ともいう。

ミツバ、バジル、イチゴ、シソ、パセリ、ニンジン、春菊、インゲン、セロリ、レタス類、カブ.etc

⇔暗発芽種子(あんはつがしゅし)・嫌光性種子(けんこうせいしゅし)

花ごよみ種ごよみ―「あの花にこんな実がなるの?」

posted with ヨメレバ 高橋 新一 文一総合出版 2002-07 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

暗発芽種子(あんはつがしゅし)

暗発芽種子のタマネギ

光によって発芽が抑制される種子。 種まきの際は、種の直径の2~3倍の深さに植える。

嫌光性種子(けんこうせいしゅし)ともいう。

カボチャ、トマト、ピーマン、メロン、スイカ、ウリ科植物、玉ねぎ、ニラ、ナス、キュウリ、大豆.etc

⇔好光性種子(こうこうせいしゅし)・光発芽種子(こうはつがしゅし)・明発芽種子(めいはつがしゅし)

自家採種ハンドブック―「たねとりくらぶ」を始めよう

posted with ヨメレバ ミシェル ファントン 現代書館 2002-02 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

光発芽種子(こうはつがしゅし)

光発芽種子のミツバ

光によって発芽が促進される種子。

種まき後は、土は薄く被せるか、覆土しない。

好光性種子(こうこうせいしゅし)・明発芽種子(めいはつがしゅし)ともいう。

ミツバ、バジル、イチゴ、シソ、パセリ、ニンジン、春菊、インゲン、セロリ、レタス類、カブ.etc

⇔暗発芽種子(あんはつがしゅし)・嫌光性種子(けんこうせいしゅし)

原色図鑑 芽ばえとたね―植物3態/芽ばえ・種子・成植物

posted with ヨメレバ 浅野 貞夫 全国農村教育協会 2005-06 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

嫌光性種子(けんこうせいしゅし)

嫌光性種子のピーマン

光によって発芽が抑制される種子。 種まきの際は、種の直径の2~3倍の深さに植える。

暗発芽種子(あんはつがしゅし)ともいう。

カボチャ、トマト、ピーマン、メロン、スイカ、ウリ科植物、玉ねぎ、ニラ、ナス、キュウリ、大豆.etc

⇔好光性種子(こうこうせいしゅし)・光発芽種子(こうはつがしゅし)・明発芽種子(めいはつがしゅし)

『話の種』になる種子(タネ)の話―植物に出会えてよかっタネ

posted with ヨメレバ 石井 桃子 ごま書房 2002-09 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

好光性種子(こうこうせいしゅし)

好光性種子の苺

光によって発芽が促進される種子。

種まき後は、土は薄く被せるか、覆土しない。

光発芽種子(こうはつがしゅし)・明発芽種子(めいはつがしゅし)ともいう。

ミツバ、バジル、イチゴ、シソ、パセリ、ニンジン、春菊、インゲン、セロリ、レタス類、カブ.etc

⇔嫌光性種子(けんこうせいしゅし)・暗発芽種子(あんはつがしゅし)

種子(タネ)たちの知恵―身近な植物に発見!

posted with ヨメレバ 多田 多恵子 日本放送出版協会 2008-05 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

親和性(しんわせい)

2つ以上の物質が結合しやすい性質を指す。

植物に対して使われる場合は、交配が可能な性質のことを示す。

稔性(ねんせい)ともいう。

栽培植物の進化―自然と人間がつくる生物多様性 Gideon Ladizinsky

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稔性(ねんせい)

植物の有性生殖が可能な性質。交雑の親和性ともいう。

雄蕊(ゆうずい・おしべ)や雌蕊(しずい・めしべ)によって受精が行われ、次世代の種子が形成される。

⇔不稔性(ふねんせい)

ダーウィン著作集〈3〉植物の受精 Charles Robert Darwin

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原典はほんとにいい

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自家不稔性(じかふねんせい)

同じ株に咲く花同士で交雑しても、次世代の種子が形成されない性質。

繁殖させたい場合は、同種の別株が必要となる。

⇔稔性(ねんせい)

花の顔―実を結ぶための知恵 (POINT図鑑) おすすめ平均

すばらしい花の見方が変わります

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不稔性(ふねんせい)

植物が交雑しても、次世代の種子が形成されない性質。

雄蕊(ゆうずい・おしべ)や雌蕊(しずい・めしべ)が不完全だったり、生殖細胞が破損していたりする場合と、植物の不和合性(ふわごうせい)が原因となっている場合もある。

⇔稔性(ねんせい)

植物のこころ (岩波新書) おすすめ平均

遺伝学や生物の進化に興味のある方におススメ、ただし内容は適宜updateする必要ありか新しい植物観の発見良くも悪くも学者さんが書いたもの

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自家和合性(じかわごうせい)

同じ株に咲く花同士でも有性生殖が可能で、正常に受精・結実し、次世代の種子が形成される性質。

⇔自家不和合性(じかふわごうせい)

花はなぜ咲くの? (植物まるかじり叢書 (3)) 日本植物生理学会

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悪くは無いが・・・誰がために花は咲く花の最新の話題が読みやい

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交雑不親和性(こうざつふしんわせい)

同種や近縁種の花粉では受精できなかったり、しても成長が止まったりして繁殖できない性質。

自家受粉や近縁種での繁殖が続くと、遺伝的多様性が保てず、種の存続が危ぶまれる為、それを避けるための適応である。

植物の不和合性(ふわごうせい)の一種。

ダーウィン『種の起源』を読む おすすめ平均

単なる古典の解説書ではない文章は大変に分かりやすい.進化論は科学か????すごいぞダーウィン

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不和合性(ふわごうせい)

雄蕊(ゆうずい・おしべ)、雌蕊(しずい・めしべ)とも正常な生殖能力を持つにもかかわらず、受粉しても結実しない性質。

不和合性には、同株で繁殖できない自家不和合性(じかふわごうせい)と、同種や近縁種で繁殖できない交雑不親和性(こうざつふしんわせい)がある。

オンリーワン・ゲノム―今こそ『遺伝と多様性』を知ろう 早未 恵理

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文系の人にもお勧めの本です理系の高校生や、大学で生物学・薬学・医学を学ぶ人にもお勧め!

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自家不和合性(じかふわごうせい)

同じ株から発生した性細胞が受精できない、または繁殖できない性質。

多くの被子植物は、雌しべと雄しべが同じ花内にある雌雄同花で、自然状態では自己の花粉で受精しやすい。

自家受粉での繁殖が続いて、生命力の弱い固体が生じる近交弱勢(きんこうじゃくせい)現象が生じたり、遺伝的多様性が保持できなくなるのを避ける為、常に他株との交雑を繰り返すよう発達した性質。

植物の不和合性の一種で、交雑不和合性(こうざつふわごうせい)、交配不和合性(こうはいふわごうせい)ともいう。

⇔自家和合性(じかわごうせい)

カラー版徹底図解 遺伝のしくみ―「メンデルの法則」からヒトゲノム・遺伝子治療まで

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白化(はくか・はっか)

その生き物固有の色素が欠落し、白色に変化すること。

白化には、遺伝情報の欠損によって起こるアルビノと、環境要因で起こるクロロシスがある。

◆アルビノ

植物にアルビノ現象が起こると、葉緑素が欠乏する。

クロロフィル(葉緑素)を持たない植物は、ある程度までは成長しても、光合成を行なえずにやがて枯死する。 アルビノ種を育成する場合は、接ぎ木により、通常の個体を台木に使用すると良い。

園芸で人気のある斑入りの品種は、部分的に白化が生じたもの。

葉が部分的に白化した斑入りの植物

◆クロロシス

クロロシスは、葉緑素合成に必要な窒素や、鉄・亜鉛・マンガンなどのミネラル類が、土壌に不足することで起こる。

日照不足や水切れ、葉の老化等が原因となって、色素が抜ける場合もある。

葉脈を残して葉が黄変する、クロロシスの症状

庭を明るくする斑入り植物 (NHK趣味の園芸ガーデニング21) おすすめ平均

すばらしく美しい!

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アルビノ(あるびの)

アルビノのセキセイイインコ

その生き物固有の色素が欠落している個体のこと。

遺伝情報の欠損によって起こる現象で、植物の場合は葉緑素が欠乏する。

クロロフィル(葉緑素)を持たない植物は、ある程度までは成長しても、光合成を行なえずにやがて枯死する。

アルビノ種を育成する場合、接ぎ木で、台木に通常の個体を使用する方法もある。

園芸で人気のある斑入りの品種は、部分的にアルビノが発生したもの。

白化(はくか・はっか)ともいう。

庭を明るくする斑入り植物 (NHK趣味の園芸ガーデニング21)

posted with ヨメレバ 日本放送出版協会 2007-03 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

雑草(ざっそう)

人間の生活圏に生育する植物のうち、住宅地や農地などの望まれない場所に生え、特に育てるメリットも無いとされて、駆除対象になったりする草本のこと。

人に踏まれる道端や、排気ガスがあたる道路脇、水分や肥料分が不足した土地にも適応できる、強い生命力と繁殖力を持っている。

日本古来の植物だけではなく、セイヨウタンポポ、アレチウリ、セイタカアワダチソウなど、外来種が帰化したものも多い。

→帰化植物

白詰草(シロツメクサ)マメ科シャジクソウ属

紫片喰(ムラサキカタバミ)カタバミ科カタバミ属

大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)ゴマノハグサ科クワガタソウ属

春紫苑(ハルジオン)キク科ムカシヨモギ属

狗尾草(エノコログサ)イネ科エノコログサ属

街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本 おすすめ平均

帰化植物季節を問わず、身近な草花の名前がすぐわかる本です一冊もっておくと楽しいそれなりに役立つ

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カラーリーフプランツ(からーりーふぷらんつ)

通常の緑色の葉と違って、特徴的な葉色を持つ植物のこと。

斑入りや、銀、銅、黄、黒、赤、紫など、カラフルな葉を鑑賞する。

花のように開花期が過ぎても観賞価値が下がることがなく、長期間楽しむことが出来る。

花壇やコンテナに植えるとアクセントになるほか、他の植物と色調を合わせたりして、カラーバリエーション豊かな植栽を楽しむことができる。

銀葉のラミウム

赤葉のコリウス

黒葉のクローバー

黄色い斑入りのギボウシ

銅葉のオキザリス

観葉植物とカラーリーフプランツ―室内・ベランダで楽しむ

posted with ヨメレバ 尾崎 章 成美堂出版 2004-05 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

植物ホルモン(しょくぶつほるもん)

リンゴの果実は、エチレンガスを発する

植物によって生産される、ごく微量で植物の生理機能に作用する有機化合物。

植物の成長や、器官の形成に大きな影響をおよぼす。

ホルモンによって植物の機能をコントロールできるため、合成されたホルモンは農薬として広く普及している。

例えば、ジベレリンは種の無い果実を作り、エチレンは果実の成熟を促進する。 オーキシンは、果実の結実を促進するほか、除草剤としても利用されている。

現在確認されている植物ホルモンには、ジベレリン、オーキシン、サイトカイニン、アブシジン酸、エチレン、ブラシノステロイド、ジャスモン酸、フロリゲンがある。

フロリゲンについては、70年前に発見されて以来、花芽形成を誘導する花成ホルモンとして認識されていながら、その正体が分かっていなかったが、奈良先端科学技術大学院の島本教授らが発見、2007年4月20日付の米科学誌「サイエンス」に発表されている。

新しい植物ホルモンの科学 小柴 共一

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一代雑種(いちだいざっしゅ)

優れた性質を持った品種を掛け合わせて、互いの良い部分を受け継いだ次世代のこと。

生産者にとって好ましい性質(病害虫に強い、生育が良い、味が良い、収穫が多い等)を持ち、安定的に高品質な収穫が見込める。

ただし、一代雑種から採取した種子にはその性質が遺伝せず、品質が低下するため、毎年タネを購入する必要がある。

F1(えふわん)、一代交配種(いちだいこうはいしゅ)と同義。

⇔固定種(こていしゅ)

作物の一代雑種

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一代交配種(いちだいこうはいしゅ)

優れた性質を持った品種を掛け合わせて、互いの良い部分を受け継いだ次世代のこと。

生産者にとって好ましい性質(病害虫に強い、生育が良い、味が良い、収穫が多い等)を持ち、安定的に高品質な収穫が見込める。

ただし、一代交配種から採取した種子にはその性質が遺伝せず、品質が低下するため、毎年タネを購入する必要がある。

F1(えふわん)、一代雑種(いちだいざっしゅ)と同義。

⇔固定種(こていしゅ)

植物改良への挑戦―メンデルの法則から遺伝子組換えまで おすすめ平均

逸話に満ちた品種改良の歴史

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矮性(わいせい)

台湾で開発された矮性パパイヤ「紅妃」は、樹高1メートル程度にとどまる

通常よりも草丈・樹高が低い品種のこと。

生長してもコンパクトにまとまるため、花壇やコンテナ栽培に向いている。

遺伝的な矮性品種だけではなく、矮化剤(わいかざい)という薬品を使用したり、接ぎ木の手法で人工的に背丈を抑えたものもある。

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石化(せきか・せっか)

鶏のとさかに良く似た石化ケイトウの花

植物の様々な器官、主に茎や葉、花序などが帯状に平らになること。

石化は奇形の一種で、通常は独立した茎などの器官が、複数癒着して扁平な形状になる。

栄養分が過剰なときに起こりやすい現象だと言われている。

そのユニークな形状から鑑賞用に珍重され、生け花等の材料に良く利用されている。

石化ヤナギや石化エニシダが有名、トサカケイトウは石化した状態が品種として定着している。

綴化(てっか)・帯化(たいか)ともいう。

現代いけばな花材事典 おすすめ平均

フルカラーに感動!!これが必要になってからが、いけばな

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斑入り(ふいり)

葉に黄色と赤色の斑が入った、トリカラーアマランサス(ハゲイトウ)

植物体の器官、主に葉において、通常一色になる部分が変異を起こし、二色以上になって模様を作る現象。

葉緑素等の色素が抜けて、白や黄色、または赤色に変色するもので、変色した部分を斑(ふ)という。

遺伝的なものと、ウイルスによるものがある。

葉緑素が少ない分、強い日差しで葉焼けを起こしやすいので注意する。

斑入り植物は、再び突然変異が生じたり、交雑や育成環境が原因で、緑の葉に戻ってしまうことがある。 このことを先祖返りという。

<斑の種類> 出現する場所や形状によって以下のような種類がある。

覆輪(ふくりん)…葉の縁 爪斑(つめふ)…葉の先端部の縁 中斑(なかふ)…葉の中央部 散斑(ちりふ)…小さな斑点が葉全体に散らばる 刷毛込み斑(はけこみふ)…葉の中央から縁に向かって刷毛で塗ったような斑 縞斑(しまふ)・条斑(すじふ)…縞の斑が縦に入る 脈斑(みゃくふ)・網斑(あみふ)…脈状の斑 虎斑(とらふ)…横に入る斑 切斑(きりふ)…直線的な境界線で二色に分かれる斑

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休眠打破(きゅうみんだは)

サクランボなどのバラ科植物は、低温状態を経験しないと発芽しない

休眠状態だった植物が、再び生育を始めること。

水分・温度・光などの環境条件が整うことで休眠打破されることが多い。

一定期間、特定の温度下に置かれることで目覚める植物もある。

バラ科植物の種子は、一定期間低温下(0~10℃)に置くことで発芽条件が整う。

硬い殻を持つ硬実種子は、殻の一部を傷つけて給水しやすくしたり、薬品処理を施して休眠打破することもある。

スプレー咲き(すぷれーざき)

スプレー咲きのカーネーション

一本の茎が先端で枝分かれして、多数の花を付ける性質。

花付きが良く、ボリュームが出るため、アレンジメントや花束によく利用される。

バラ、キク、カーネーションなどに多く見られる。

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宿根草(しゅっこんそう)

宿根草のスズラン

元々は、多年にわたって生育を続ける多年草のうち、冬季や夏季に地上部が枯死し、根だけの状態で休眠するものを宿根草と呼んでいた。

現在は1年を通して常緑の草本も含めて宿根草と呼ばれることが多く、多年草と同義の言葉として使われている。

キク、スズラン、キキョウ、シャクヤク、ハナショウブ、アスパラガス等。

多年草(たねんそう)、多年生草本(たねんせいそうほん)、多年生植物(たねんせいしょくぶつ)ともいう。

⇔一年草(いちねんそう)

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山野草(さんやそう)

杜鵑草(ホトトギス)

大文字草(ダイモンジソウ)

春蘭(シュンラン)

紫(ムラサキ)

水引(ミズヒキ)

片栗(カタクリ)

野山に自生している植物のうち、観賞用に用いられるものを山野草と呼ぶ。

自然に育まれた野趣あふれる姿や、その清楚な花は人気が高い。

一般的には野生植物を指すが、園芸用に品種改良されたものが山野草として流通していることもある。

カタクリ、スミレ、ナデシコ、大文字草、春蘭、ムラサキ、ミズヒキ、ホトトギス等。

四季の山野草栽培 (別冊NHK趣味の園芸)

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咲き分け(さきわけ)

紅白梅の咲き分け、源平咲き分け梅

同じ株の植物から、違う色の花が咲くこと。

またその植物を指す言葉。

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在来種(ざいらいしゅ)

新潟県長岡市山古志村の在来種「神楽南蛮」

世代を重ねても、安定した形質が得られる固定種のうち、ある地域で長期間作り続けられている品種のこと。

翳りゆく楽園 外来種vs.在来種の攻防をたどる 伊藤 和子

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固定種(こていしゅ)

固定種の、伏見甘長とうがらし

野菜から種子を採取して育てると、再び親と同じ形質の野菜が得られる種のこと。 世代を重ねても、表れる性質は固定していることから、固定種と呼ばれる。

交配によって人工的に作られた品種ではなく、自然に長い年月をかけて出来上がったもの。 その土地に根ざした品種であることから、在来種とも呼ばれる。 地域の特産野菜として、希少性が見直され、大切に保存されている種も多い。

⇔F1(えふわん)

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地産地消の極みですね

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原産地(げんさんち)

クロッカスの原産地は地中海沿岸

植物が本来自生していた土地のこと。発祥地。

現在園芸用に流通している植物は、世界中の様々な地域で自生していたものを、より美しく改良したものが多い。

改良が加えられていても、基本的な植物の性質は変わらないので、原産地の気候を考慮に入れることで、その植物にとって良い環境を整えることが出来る。

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観葉植物(かんようしょくぶつ)

美しい葉をたのしむ観葉植物

主に室内置きにして、葉を鑑賞する植物のこと。

生活環境に緑があると、心が安らぐリラックス効果がある。

熱帯や亜熱帯原産の熱帯性植物が多く、耐寒性に欠けるため、冬季の管理には注意すること。

たのしい観葉植物 (主婦の友新実用BOOKS)

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株(かぶ)

一株の植物

植物を数えるときの単位。

また、ひとつの植物体のこと。

タネや株分けで育てる花づくり おすすめ平均

ナチュラルなガーデニング

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日焼け(ひやけ)

強い日光で日焼けした葉

強すぎる直射日光で、葉が茎が焼けてしまうこと。

日陰や室内で育てた植物や、葉の色素が薄い植物を、急に日光にさらした時に起こりやすい。

植物が変色したり、葉の縁から枯れてきたりする。

葉焼け(はやけ)ともいう。

はじめての観葉植物の手入れと育て方 (ナツメ社のGarden Books) 谷亀 高広

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共栄植物(きょうえいしょくぶつ)

イチゴと相性の良いボリジ

一緒に植えておくと、生育が良くなったり、病害虫被害が軽減されるといった良い影響が得られる植物のこと。

コンパニオンプランツともいう。

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エディブルフラワー(えでぃぶるふらわー)

エディブルフラワー

食べられる花のこと。

観賞用の花は薬剤を使用していることがあるため、食用に栽培されたものを使う。

キク、プリムラ、パンジー、カーネーション、ビオラ、バラ、カレンジュラ、タンポポ、デンファレ、ハーブの花等。

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ぜひ続編を期待しますすごく素敵な花の料理!

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葉焼け(はやけ)

葉焼けしたコーヒーの木

強すぎる直射日光で、葉が茎が焼けてしまうこと。

日陰や室内で育てた植物や、葉の色素が薄い植物を、急に日光にさらした時に起こりやすい。 植物が変色したり、葉の縁から枯れてきたりする。

日焼け(ひやけ)ともいう。

インテリアグリーンを楽しむはじめての観葉植物― 育て方と手入れのコツ 渡辺 均

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種子(しゅし)

種子

さくらんぼ種子

種(たね)のこと。

種子植物の有性生殖によって形成される。

種皮に覆われた内部には、受精した生殖細胞からできた胚と、発芽のエネルギーになる栄養分の胚乳が入っている。

胚乳をもつのは有胚乳種子だけで、マメ科、バラ科、ラン科の植物などのように、胚乳をもたない無胚乳種子もある。

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実生(みしょう)

実生

植物を種子から育てること。

種から育った植物のことを指したり、種まきと同義に使われたりもする。

植物の有性繁殖における基本的な現象。

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有性生殖(ゆうせいせいしょく)

ミツバチによる虫媒授粉

雌の卵細胞と、雄の精細胞が受精・融合して、次世代の種子が形成されること。

⇔無性生殖(むせいせいしょく)

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無性生殖(むせいせいしょく)

コケの胞子のう

生殖細胞の受精を経由せず、植物体の根・茎・葉などの栄養器官から、遺伝的に親と同一の植物体を繁殖させる方法。

分裂(ぶんれつ)、胞子(ほうし)、出芽(しゅつが)、栄養生殖(えいようせいしょく)の4種がある。

⇔有性生殖(ゆうせいせいしょく)

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植物と動物の対比よく整理された好著寿命とは、どうとらえるかによって違うんだ。

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種子繁殖(しゅしはんしょく)

種子繁殖

種子から次世代の植物を繁殖させる方法。

生殖細胞の受精による有性生殖(ゆうせいせいしょく)である。

実生(みしょう)ともいう。

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栄養生殖(えいようせいしょく)

ヤマノイモの葉の腋や、花序に形成されるムカゴ

種子からではなく、根・茎・葉などの栄養器官から植物を繁殖させる方法。 親株と遺伝的に同じ個体を増やすことが出来る。

挿し木、接ぎ木、取り木、株分け、ランナー、球根類の分球、根茎、むかご、人工的な組織培養などもこれにあたる。

生殖細胞の受精を経由しない無性生殖の一種で、クローン繁殖(くろーんはんしょく)、栄養繁殖(えいようはんしょく)ともいう。

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栄養繁殖(えいようはんしょく)

イチゴのランナー繁殖

種子からではなく、根・茎・葉などの栄養器官から植物を繁殖させる方法で、親株と遺伝的に同じ個体をふやすことが出来る。

挿し木、接ぎ木、取り木、株分け、ランナー、球根類の分球、根茎、むかご、人工的な組織培養などもこれにあたる。

生殖細胞の受精を経由しない無性生殖の一種で、クローン繁殖(くろーんはんしょく)、栄養生殖(えいようせいしょく)ともいう。

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再生(さいせい)

挿し木は、植物の再生能力を利用した繁殖方法

植物を傷つけたり、一部を取り除いたりした後、欠けた部分の組織が補われること。

挿し木や接ぎ木などの栄養繁殖(えいようはんしょく)は、この現象を利用している。

再生と言うと、古いものをもう一度利用するリサイクルの意味で使われることが多いが、植物の場合は、老化した株を更新し、植物体を若く保つ効果がある。

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コンパニオンプランツ(こんぱにおんぷらんつ)

マリーゴールドには、センチュウの予防効果がある

一緒に植えておくと、互いの生育が良くなったり、病害虫被害が軽減されるといった良い影響が得られる植物のこと。

共栄植物(きょうえいしょくぶつ)ともいう。

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F1(えふわん)

First Filial Hybridという言葉を略したもの。 意味は、交配された(Hybrid)、雑種世代の(Filial)、一代目(First)。

一代交配(いちだいこうはい)、一代雑種(いちだいざっしゅ)ともいう。

優れた性質を持った個体を掛け合わせて、両方の良い部分を受け継いだ次世代のこと。

生産者にとって好ましい性質(病害虫に強い、生育が良い、味が良い、収穫が多い等)を持ち、安定的に高品質な収穫が見込める。

ただし、F1から採取した種子にはその性質が遺伝せず、品質が低下するため、同じ品質を保つためには、毎年タネを購入する必要がある。

⇔固定種(こていしゅ)

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根肥(ねごえ)

植物体内ではイオンとして存在し、細胞内の浸透圧を調整するカリ肥料(K)のこと。

植物の健康を維持し、細胞を生成したり、肥大させたりする効果がある。 そのため、花はより大きく育ち、果実や球根は肥大し、しっかりとした葉や茎が形成される。

過剰に与えると、カルシウムやマグネシウムの吸収を阻害し、病害虫や環境に対する抵抗力を弱める。

欠乏すると、光合成能力が低下し、葉や葉が貧弱になってしまう。 また、果実の味や見てくれは悪くなり、根が弱って根腐れを起こしやすくなる。

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実肥(みごえ)

植物細胞のタンパク質合成や、遺伝情報に関わる核酸をつくる、リン酸肥料(P)のこと。

特に花や果実・種子の形成、根の伸長に必要な要素。

過剰に与えると、亜鉛、鉄等の微量要素が不足することがある。 欠乏すると、開花・結実が遅れ、根や葉の生育が貧弱になる。

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花肥(はなごえ)

植物細胞のタンパク質合成や、遺伝情報に関わる核酸をつくる、リン酸肥料(P)のこと。

特に花や果実・種子の形成、根の伸長に必要な要素。

過剰に与えると、亜鉛、鉄等の微量要素が不足することがある。 欠乏すると、開花・結実が遅れ、根や葉の生育が貧弱になる。

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葉肥(はごえ)

葉や茎の生育に不可欠な、葉緑素の生成に関わる、窒素(N)肥料のこと。

過剰に与えると、葉ばかりが生い茂り、花が付きにくくなる。 また茎が伸びすぎて徒長気味になって、病害虫に侵されやすくなる。

欠乏すると、葉緑素が不足して葉が黄色く変色し、株が大きく育たない。

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根付け肥(ねつけごえ)

植え付けた苗を、なるべく早く活着させる為に施す肥料のこと。 追肥の一種。

定植の2~3日前から、定植後数日の間に与える。

活着肥、スターターとも呼ばれる。