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元肥(もとごえ・もとひ・げんぴ)

苗の植え付け時に、あらかじめ施しておく肥料のこと。

長期間にわたって効果が持続するように、緩効性肥料(かんこうせいひりょう)を使うことが多い。

基肥(きひ、もとごえ)ともいう

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葉面散布(ようめんさんぷ)

植物の葉面に、液状の薬剤や肥料をかける葉面散布

植物の葉に、水に溶かした肥料や薬剤を散布すること。

葉面の養分吸収量は根と比べると少ないが、速効性があるため、挿し木や根を傷めた植物などに効果的である。

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肥料焼け(こえやけ・ひりょうやけ)

肥料の与えすぎ、または濃度が濃すぎて、植物に悪影響を及ぼすこと。

濃すぎる肥料は塩害と同じで、浸透圧で根の水分を奪う。 酷い場合は根が傷んで枯れてしまうので、与え過ぎないように気をつける。

肥料負け(こえまけ・ひりょうまけ)・肥やけ(ひやけ)・肥料障害(ひりょうしょうがい)ともいう。

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わかりにくい

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肥料負け(こえまけ・ひりょうまけ)

肥料の与えすぎ、または濃度が濃すぎて、植物に悪影響を及ぼすこと。

濃すぎる肥料は塩害と同じで、浸透圧で根の水分を奪う。 酷い場合は根が傷んで枯れてしまうので、与え過ぎないように気をつける。

肥料焼け(こえやけ・ひりょうやけ)・肥やけ(ひやけ)・肥料障害(ひりょうしょうがい)ともいう。

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肥効(ひこう)

表面をコーティングした肥料は、肥効が長く続く

施した肥料が、植物に与える効果のこと。

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腐植質(ふしょくしつ)

土壌に堆積した落ち葉は、やがて植物性腐食質になる

落ち葉や木片等の枯死した植物体が、土壌の微生物によって分解されてできた物質。

保水性、通気性、排水性に富み、植物の栽培に適した団粒構造の土壌を作る。

また良質な有機肥料として、土壌の微生物相を豊かにし、肥えた土を作る。

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置き肥(おきひ)

置き肥は、なるべく株元から離して

固形肥料を、植物の近くに置いて施肥すること。

直接植物に触らないように、鉢なら縁の方に置くと良い。

雨や水やりで栄養分が徐々に溶け出して、長期間の穏やかな肥効が得られる。

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基肥(きひ、もとごえ)

苗の植え付け時に、あらかじめ施しておく肥料のこと。

長期間にわたって効果が持続するように、緩効性肥料(かんこうせいひりょう)を使うことが多い。

元肥(もとごえ・もとひ・げんぴ)ともいう。

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根肥(ねごえ)

植物体内ではイオンとして存在し、細胞内の浸透圧を調整するカリ肥料(K)のこと。

植物の健康を維持し、細胞を生成したり、肥大させたりする効果がある。 そのため、花はより大きく育ち、果実や球根は肥大し、しっかりとした葉や茎が形成される。

過剰に与えると、カルシウムやマグネシウムの吸収を阻害し、病害虫や環境に対する抵抗力を弱める。

欠乏すると、光合成能力が低下し、葉や葉が貧弱になってしまう。 また、果実の味や見てくれは悪くなり、根が弱って根腐れを起こしやすくなる。

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実肥(みごえ)

植物細胞のタンパク質合成や、遺伝情報に関わる核酸をつくる、リン酸肥料(P)のこと。

特に花や果実・種子の形成、根の伸長に必要な要素。

過剰に与えると、亜鉛、鉄等の微量要素が不足することがある。 欠乏すると、開花・結実が遅れ、根や葉の生育が貧弱になる。

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花肥(はなごえ)

植物細胞のタンパク質合成や、遺伝情報に関わる核酸をつくる、リン酸肥料(P)のこと。

特に花や果実・種子の形成、根の伸長に必要な要素。

過剰に与えると、亜鉛、鉄等の微量要素が不足することがある。 欠乏すると、開花・結実が遅れ、根や葉の生育が貧弱になる。

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葉肥(はごえ)

葉や茎の生育に不可欠な、葉緑素の生成に関わる、窒素(N)肥料のこと。

過剰に与えると、葉ばかりが生い茂り、花が付きにくくなる。 また茎が伸びすぎて徒長気味になって、病害虫に侵されやすくなる。

欠乏すると、葉緑素が不足して葉が黄色く変色し、株が大きく育たない。

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根付け肥(ねつけごえ)

植え付けた苗を、なるべく早く活着させる為に施す肥料のこと。 追肥の一種。

定植の2~3日前から、定植後数日の間に与える。

活着肥、スターターとも呼ばれる。

コンポスト(こんぽすと)

コンポスト

落ち葉・バーク・ワラ・枯れ草・生ゴミなどに、米ぬか・牛糞・鶏糞等を加えて積み重ね、発酵・熟成させた有機質肥料(ゆうきしつひりょう)のこと。

有用微生物を多く含んでおり、土壌の微生物相を豊かにし、病害虫を抑制する効果がある。

団粒構造の土壌を作る、土壌改良剤としても用いられる。

堆肥(たいひ)ともいう。

また、植物育成用にあらかじめ混合された用土のことを、コンポストと呼ぶこともある

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カリ・カリウム(かり・かりうむ)

肥料の三要素のひとつで、元素記号はK。 主として植物の根部を育成することから、根肥(ねごえ)とも呼ばれる。

植物体内ではイオンとして存在し、主に細胞内の浸透圧を調整する。

植物の健康を維持し、細胞を生成、肥大させる要素で、花を大きく、果実や球根を太らせ、葉や茎を強くする効果がある。

過剰に与えると、カルシウムやマグネシウムの吸収を阻害し、病害虫や環境に対する抵抗力を弱める。

欠乏すると、光合成能力が低下し、葉や葉が貧弱になって根腐れを起こしやすくなる。 果実の味や、外見も悪くなるので注意する。

リン酸(りんさん)

肥料の三要素のひとつで、元素記号はP。

植物細胞のタンパク質合成や、遺伝情報に関わる核酸を構成する成分で、 花や果実・種子を形成したり、根の伸長させるのに必要な要素で、花肥(はなごえ)、実肥(みごえ)とも呼ばれる。

過剰に与えると、亜鉛、鉄等の微量要素が不足することがある。 欠乏すると、開花・結実が遅れ、根や葉の生育が貧弱になる。

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窒素(ちっそ)

肥料の三要素のひとつで、元素記号はN。

葉緑素生成に関わる、葉や茎の生育に必要な要素。 葉肥(はごえ)とも呼ばれる。

過剰に与えると、葉ばかりが生い茂り、花が付きにくくなるばかりか、 茎が伸びすぎて徒長気味になり、病害虫にも侵されやすくなる。

欠乏すると、葉緑素が不足して葉が黄色く変色し、株が大きく育たない。

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春肥(しゅんぴ・はるごえ)

樹木、宿根草、球根、秋まきの草花などの芽が動き始める、2月下旬から3月上旬頃に与える追肥(ついひ・おいごえ)の一種。

気温が上がって、植物の養分吸収が始まるその時に、肥料を与えること。

芽吹きの時期に施肥することから、芽出し肥(めだしごえ)とも呼ばれる。

芽出し肥(めだしごえ)

樹木、宿根草、球根、秋まきの草花などの芽が動き始める、2月下旬から3月上旬頃に与える追肥(ついひ・おいごえ)の一種。

気温が上がって、植物の養分吸収が始まるその時に、速効性肥料(そっこうせいひりょう)を与えること。

春に施肥することから、春肥(はるひ・はるごえ)とも呼ばれる。

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肥料の三要素(ひりょうのさんようそ)

肥料の三要素

植物の生育に必要不可欠な成分「窒素・リン酸・カリ(カリウム)」のこと。

単にアルファベットの元素記号で「N・P・K」と表されることもある。

◆窒素(N) 葉肥(はごえ)とも言われる、葉緑素生成に関わる要素。葉や茎の生育に必要。 過剰に与えると、葉が柔らかくなり、徒長して病害虫に侵されやすくなる。

◆リン酸(P) 花肥(はなごえ)・実肥(みごえ)とも言われる、植物細胞のタンパク質を形成する要素。 主に花・果実・種子の形成に必要。

◆カリ(K) 根肥(ねごえ)とも言われる、植物の細胞核を構成し、細胞増加に役立つ要素。 主に根を発達させ、球根を太らせる。

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肥料(ひりょう)

植物に吸収された土壌の栄養分を補うもの。

主な成分は、生育に必要な三要素、窒素N・リン酸P・カリウム(カリ)K。

その他に、中量要素のカルシウムCa、マグネシウムMg、イオウS、微量要素の鉄Fe、亜鉛Zn、銅Cu、マンガンMn等を含むものもある。

※肥料取締法による家庭園芸用の肥料は、 「窒素・リン酸・カリウムがそれぞれ0.1%以上、あるいは2成分以上の合計量が0.2%以上含むもの」とされる。

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寒肥(かんぴ・かんごえ)

植物の成長が停止する12月~2月頃、主に樹木に施す肥料のこと。

冬季に緩効性肥料(かんこうせいひりょう)を与えると、徐々に分解が進み、ちょうど春の芽吹きの頃に肥料の効果が得られる。

お礼肥(おれいごえ)・礼肥(れいごえ)

果実の収穫後や開花期の終わりに、疲弊した植物への栄養補給の為に与える肥料のこと。

実りや花を与えてくれた感謝の気持ちを込めて礼肥と呼ぶ。

追肥(ついひ・おいごえ)の一種で、速効性肥料(そっこうせいひりょう)が適している。

施肥(せひ)

肥料は、植物に直接触れないように与える

植物に肥料を与えること。

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追肥(ついひ・おいごえ)

追肥の化成肥料は、直接植物に触れないように与える

植物の成長過程において、元肥(もとごえ)が切れる頃に追加する肥料のこと。

すぐに効果があらわれる速効性肥料(そっこうせいひりょう)が適している。

堆肥(たいひ)

生ゴミ堆肥

落ち葉・バーク・ワラ・枯れ草・生ゴミなどを原料とし、そこに米ぬか・牛糞・鶏糞等を加えて積み重ね、発酵・熟成させた有機質肥料(ゆうきしつひりょう)のこと。

植物の栽培に適した団粒構造の土壌を作るのに役立つことから、土壌改良のために欠かせない資材。

また、堆肥に含まれる有用微生物は、土壌の地力を向上させ、病害虫を抑制する。

コンポストともいう。

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