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アントシアニン(あんとしあにん)

ヤグルマギクの青い色素は、アントシアニンである

植物に含まれるフラボノイドの一種で、主として花や果実、紅葉時に見られる「赤・紫・青」の色素のこと。

水溶性の色素で、酸性で赤、中性で紫、アルカリ性で青に変色することから、pH(水素イオン指数)を測定するリトマス試験紙に利用されている。

アントシアニンを含む黒米

また、抗酸化物質としても知られており、健康食品やサプリメントに加えられることもある。

花青素(かせいそ)ともいう。

赤いバラ、ヤグルマギク、紫キャベツ、ナス、ブルーベリー、プルーン、アサイー、ブドウ、イチゴ、黒米、黒大豆、ムラサキイモなどに多く含まれている。

アルカロイド(あるかろいど)

ベラドンナには、神経を麻痺させる猛毒が含まれているが、そこから抽出されるアトロピンは、パーキンソン病の治療薬になる

植物体内に存在する、分子内に窒素を含んだ有機化学物を総称するもの。

アルカリ性を示すことから、「アルカリのような」という意味のアルカロイドと名づけられた。

神経ホルモンに似た組成をしており、微量でも強い生理作用がある。

トリカブトに含まれる猛毒アコニチンは、適量を使用すれば強心剤として利用が可能

動物が摂取すると、神経を狂わせ、死に至ることもあるため、植物毒として認識されることが多いが、古来から医薬や農薬として用いられてきた。

キナの樹皮に含まれる「キニーネ」はマラリアの薬として、コカの木の葉に含まれる「コカイン」は局所麻酔薬として、樹木マチンの種子に含まれる「ストリキニーネ」は胃薬として、ユリ科のイヌサフラン種子に含まれる「コルヒチン」は通風の薬として利用されている。

円錐花序(えんすいかじょ)

ナンテンの円錐花序

ウツギの円錐花序

花軸が何度も枝分かれして、多数の小花を付ける花序で、花序の下の部分ほど分枝回数が多く、全体的に見ると円すい状になるもの。

ヨモギ、イネ、クサキョウチクトウ、宿根かすみ草、ウツギ、タケニグサ、ネズミモチ、ナンテン、サルスベリ、セイタカアワダチソウなど。

複総状花序(ふくそうじょうかじょ)ともいう。

エチレン(えちれん)

エチレンの構造式

主として、植物の成長や老化に関与する、気体の植物ホルモン。

発芽促進、果実の成熟促進、球根の休眠打破、落葉促進、細胞の伸長・分裂抑制などを誘導する。 パイナップル(アナナス)科植物には、花芽分化を促進する効果もある。

ガス灯周りの街路樹だけが、他よりも早く落葉する現象から発見された物質で、タバコの煙、車や石油ストーブの廃ガスにも含まれている。 風の振動や、人による接触等、植物への物理的な刺激から発生することもある。

成熟した果物から生じることがあるので、熟させたくない植物には、エチレンが生じる果実を近づけないように注意する。 逆に、未熟な果物を追熟したい場合は、熟したものと一緒に保存しておくと良い。 リンゴは、エチレンガスを多く発生させる果物として知られる。

農業分野では、早生みかんの色づけや、未熟なバナナの成熟、伸長を抑えて太いもやしを育成するのに利用されている。

アブシジン酸(あぶしじんさん)

アブシジン酸の構造式

主として種子や芽の成長抑制、器官離脱(落葉・落果)、気孔閉鎖に作用する物質。

植物ホルモンの一種。

種子は通常時、種皮に含まれるアブシジン酸によって、胚の成長が抑えられ、休眠状態に置かれている。 しかし何らかの原因でアブシジン酸の生成が滞ると、樹上で未熟な種子が発芽してしまったりする。

植物に水分が不足した際には、蒸散を抑えるために気孔の閉鎖を促す。

水不足のような環境ストレスに反応して合成され、植物の抵抗力を増すアブシジン酸は、耐性誘導ホルモンとしても知られている。

他に環境ストレスによって合成されるホルモンには、エチレンやジャスモン酸がある。

オーキシン(おーきしん)

オーキシンの一種である3-インドール酢酸の構造式

細胞を伸長させ、植物の成長を促す作用を持った物質の総称。

植物ホルモンの一種。

園芸では、果実を着果させたり、実った果実の肥大や成熟を促すために、使用されることが多い。 また、挿し木等の栄養繁殖では、発根を促すのに用いられる。

植物を、異常に成長させることで、結果的に枯らしてしまう作用を持つオーキシンも存在しており、その作用から除草剤として利用されている。 これはアメリカ軍によって、ベトナム戦争時に枯葉剤として使用された。

植物の枝や茎の先端には、頂芽(ちょうが)と呼ばれる芽があり、そこからはオーキシンが分泌されている。 頂芽のオーキシンは、側面から出る側芽(そくが)の成長を抑制して、頂芽優勢の性質を保つ。

頴果(えいか)

イネ科特有の頴果(えいか)。写真は稲。

一見すると種子のように見える、イネ科植物特有の果実。 薄くてかたい果皮の中に、一つの種子が包まれている。

痩果(そうか)に似た性質を持っているが、果皮と種子が癒合していて分離できない特徴を持つ。

穀果(こくか)ともいう。

イネ、コムギ、キビ、アワ、ヒエ、トウモロコシ、カラスムギなど。

単果(たんか)、乾果(かんか)、閉果(へいか)に属する。

陰頭花序(いんとうかじょ)

花床が肥大して、花を包み込んでしまったイチジク状果の陰頭花序

イチジク属の植物に見られる花の並び方(花序)のこと。

肥大した花床の中央部がくぼんで壷状の花嚢(かのう)になり、その内面に多数の小さな花を付ける。

花は花床に覆われて全く見えず、結実前でも果実が実っているかのように見えることから、イチジクのことを無花果(むかか)と呼ぶこともある。

特殊な花の形状から、受粉はイチジク属に寄生するイチジクコバチという寄生蜂によって行なわれる。 果実の先端にある小さな空洞が、イチジクコバチの出入り口になっている。

イチジク状果(いちじくじょうか)

イヌビワは、イタビ、姫枇杷とも呼ばれるイチジク属植物

肥大した花床の中央部がくぼんで壷状になり、内部に多数の小さな花が付いた隠頭花序(いんとうかじょ)が結実したもの。

隠頭花序は、結実前でも果実のように見える特殊な花で、その受粉にはイチジクコバチが関与している。

花が見られないことから無花果(むかか)とも呼ばれる。

複数の果実が集まって一つの果実のようになった複合果で、子房以外の器官が肥大した偽果である。

イチジク、イヌビワ、アコウ、ガジュマル、イタビカズラ、カンテンイタビなど。

ウリ状果(うりじょうか)

堅い果皮の内部に、多肉多汁な果肉が含まれるスイカ

キュウリ属のキワノの花は、子房が花被より下にある子房下位花

堅い外果皮の中に、果汁の多い液質の組織が包まれた液果状の果実。

ウリ科植物のうち、子房が花被(ガクと花冠)よりも下にある子房下位花に見られる。

果皮に、花托(かたく)の組織が癒合してできた偽果で、多肉果の一種でもある。

瓠果(こか)ともいう。

キュウリ、スイカ、カボチャ、カラスウリ、ユウガオ、メロン、ヒョウタン、キワノなど。

イチゴ状果(いちごじょうか)

ワイルドストロベリーの果実は、花床が肥大して果実状になったイチゴ状果

イチゴの果実のように見える部分は、花床(かしょう)が肥大したもので、子房が成熟してできた実際の果実は、表面に見られる粒状のものである。

この果実は、熟しても裂けない閉果(へいか)の一種で、果皮と種皮が密着した痩果(そうか)に分類されるもの。

イチゴ状果は、複数の痩果(そうか)が集まって、一つの果実のようになった集合果で、子房以外のものが果実状になった偽果の一種である。

オランダイチゴ、ヘビイチゴ、ワイルドストロベリーなど。

雄蕊(おしべ・ゆうずい)

雄蕊は、葯(やく)と花糸(かし)からなる

種子植物の花(両性花か雄花)にある雄性生殖器官。

花粉を形成する袋状の葯(やく)と、葯を支える花糸(かし)からなる。

一つの花にある複数の雄しべを総称するときは、雄蕊群(ゆうずいぐん)という。

⇔雌蕊(めしべ・しずい)

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芋(いも)

ダリアの球根は、芋のような形状をしている

植物の根や地下茎が、栄養分を蓄えて肥大し、塊状になったもの。

人間の主食として利用される芋類(サツマイモ、ジャガイモ、サトイモ、ヤマイモ、菊芋など)のほか、園芸用に利用される球根類(シクラメン、ラナンキュラス、アネモネ、ベゴニア、ダリアなど)を指すこともある。

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一季咲き(いっきざき)

一季咲きのアネモネ

年に一回、決まった時期に開花する植物。

アネモネ、キンモクセイ、ヒガンバナ、シュウメイギク、キキョウ、ホトトギス、ヒマワリ、ホウセンカ、リンドウ等。

咲く順でひける四季の花事典

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晩生(おくて・ばんせい)

チューリップ晩生種のアンジェリケ。5月に咲く遅咲きチューリップは、メイフラワーチューリップとも呼ばれる。

通常品種よりも生長が遅く、収穫時期も遅れる品種。

⇔早生(わせ・そうせい)

枝変わり(えだがわり)

日向夏の枝変わり「はるか」

植物体に突然変異が生じて、一部の枝に本来とは違う性質が生じること。

それが好ましい性質だった場合は、挿し木や接ぎ木等の栄養繁殖(えいようはんしょく)で増殖させて、新品種とすることもある。

芽条変異(がじょうへんい)ともいう。

イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか―樹木の個性と生き残り戦略

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液果(えきか)

モモは液果

果皮のうち、外果皮は薄くて柔らかく、中果皮と内果皮は多肉質で、多くの果汁を含んだ果実のこと。

漿果(しょうか)、多肉果ともいう。

一般的に果物と呼ばれるものは、ほとんどが液果と言ってもよい。

トマト、ブドウ、モモ、ウメ、ブルーベリー、キーウィフルーツ、スグリなど。

⇔乾果(かんか)

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エアプランツ(えあぷらんつ)

パイナップル(アナナス)科、チランジア(ティランジア)属の植物を総称するもの。

木や岩に着生し、葉から空気中の水分や養分を吸収して育つ着生植物(ちゃくせいしょくぶつ)の一種。

室内で育てるときは、2~3日に1度霧吹きで水を与える。

月に1度、薄く液肥を溶かした水に浸けてやると生育が良くなる。

チランジア・ウスネオイデスは根を持たない

原産地では、ロゼット内にアリが棲みつく「アリ植物」として知られるチランジア・ストレプトフィラ

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陰生植物(いんせいしょくぶつ)

陰生植物のシダ類

耐陰性が強く、日当たりの良くない環境を好む植物のこと。

日陰植物(ひかげしょくぶつ)・陰地植物(いんちしょくぶつ)ともいう。

シダ植物、コケ植物、ヤツデ、ポトス、ブナ、カシ、クンシラン等。

⇔陽生植物(ようせいしょくぶつ)

日陰をいかす庭づくり (別冊NHK趣味の園芸)

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一年生草本(いちねんせいそうほん)

パンジーは原産地の寒冷地では多年草だが、日本の酷暑で枯れてしまうことが多いため、一年草として扱われている

種子が発芽して花を咲かせ、再度種子を実らすまでの期間が1年以内の植物のこと。

原産地では多年生でも、環境の違いで日本では一年生となる植物もある。

一年草(いちねんそう)・一年生植物(いちねんせいしょくぶつ)ともいう。

⇔多年生草本(たねんせいそうほん)

一年草を楽しむ―特徴と育て方がわかる (新編 ホーム園芸草花)

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一年生植物(いちねんせいしょくぶつ)

一年生植物のカボチャ

種子が発芽して花を咲かせ、再度種子を実らすまでの期間が1年以内の植物のこと。

原産地では多年生でも、環境の違いで日本では一年生となる植物もある。

一年草(いちねんそう)・一年生草本(いちねんせいそうほん)ともいう。

⇔多年生植物(たねんせいしょくぶつ)

鉢花―一年草・宿根草 (NHK趣味の園芸 新版・園芸相談)

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一年草(いちねんそう)

ニチニチソウは原産地の熱帯では多年草だが、日本での越冬は難しいことから一年草として扱われている

種子が発芽して花を咲かせ、再度種子を実らすまでの期間が1年以内の植物のこと。

原産地では多年草でも、環境の違いで日本では一年草となる植物もある。

一年生植物(いちねんせいしょくぶつ)・一年生草本(いちねんせいそうほん)ともいう。

⇔多年草(たねんそう)

タネまきから楽しい一年草・二年草 (別冊NHK趣味の園芸)

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腋芽(えきが・わきめ)

枝の途中から出る腋芽

葉の付け根や、幹や茎の途中から出る芽のこと。

普段は、先端の頂芽(ちょうが)が分泌する植物ホルモンのオーキシンにより、生育が抑えられている。

摘心によって頂芽が切断されると、勢い良く成長をはじめる。

脇芽(わきめ)・側芽(そくが)ともいう。

⇔頂芽(ちょうが)

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暗発芽種子(あんはつがしゅし)

暗発芽種子のタマネギ

光によって発芽が抑制される種子。 種まきの際は、種の直径の2~3倍の深さに植える。

嫌光性種子(けんこうせいしゅし)ともいう。

カボチャ、トマト、ピーマン、メロン、スイカ、ウリ科植物、玉ねぎ、ニラ、ナス、キュウリ、大豆.etc

⇔好光性種子(こうこうせいしゅし)・光発芽種子(こうはつがしゅし)・明発芽種子(めいはつがしゅし)

自家採種ハンドブック―「たねとりくらぶ」を始めよう

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アルビノ(あるびの)

アルビノのセキセイイインコ

その生き物固有の色素が欠落している個体のこと。

遺伝情報の欠損によって起こる現象で、植物の場合は葉緑素が欠乏する。

クロロフィル(葉緑素)を持たない植物は、ある程度までは成長しても、光合成を行なえずにやがて枯死する。

アルビノ種を育成する場合、接ぎ木で、台木に通常の個体を使用する方法もある。

園芸で人気のある斑入りの品種は、部分的にアルビノが発生したもの。

白化(はくか・はっか)ともいう。

庭を明るくする斑入り植物 (NHK趣味の園芸ガーデニング21)

posted with ヨメレバ 日本放送出版協会 2007-03 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

瓜葉虫(ウリハムシ)

ウリハムシの成虫

[和名(分類)] ウリハムシ(コウチュウ目ハムシ科)

[発生] 年に1度、4月から9月に発生。

[症状] 成虫は主にウリ科植物の葉を、円形に切り抜くように食害する。 幼虫は根を食害し、植物を枯死させてしまうことがある。

[形態] 成虫の体長は7~8㎜で、頭部と背部がオレンジ色、腹部は黒い。 (クロウリハムシは、頭部と腹部がオレンジ色で、背部が黒い。) 幼虫の体長は約10㎜、頭部が褐色で体はクリーム色、ウジ虫に似ている。

[生態] 5月下旬~6月上旬にかけて、成虫はウリ科植物の株元に産卵する。 孵化した幼虫は根を食べて育ち、産卵から1ヶ月半~2ヶ月ほどで羽化する。 成虫は、10月半ばから翌年4月頃まで越冬する。

[食餌植物] キュウリ、カボチャ、スイカ、メロン、ハヤトウリなど、主にウリ科植物。 成虫は、マメ科、アブラナ科、キク科などの葉も食べる。

[防除方法] 見つけたら捕殺する。 葉の表面や土壌に草木灰をかけておくと予防効果がある。 産卵期の前に、卵を産めないよう株元にマルチングしておく。

ひと目でわかる野菜の病害虫防除

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アメリカ白火取(アメリカシロヒトリ)

アメリカシロヒトリの成虫

[和名(分類)] アメリカシロヒトリ(チョウ目ヒトリガ科)

[発生] 幼虫は5月~7月と、8月~9月の年2回発生する。 一部の地域では、年に3回発生することもある。

[症状] 群生する幼虫は葉肉を食べるので、葉脈だけが残されて葉が透けたようになる。 成長し単独行動し始めると、葉脈も食べられるようになり、樹木が丸坊主になってしまう。

[形態] 成虫は、体長約15mm、翅を広げると約30mm。 全体的に白色をしているが、前翅に黒い点が生じることもある。 幼虫は、約30mm、背には灰色のラインがあり、側面は薄緑色、白く長い毛に覆われている。 サナギは、薄い繭(まゆ)に包まれた赤~茶褐色の紡錘形で、2週間ほどで成虫になる。

[習性] 幼虫は、木の枝や葉の裏に作ったクモの巣状の巣網の中に群生する。 森林よりも、都市の街路樹、民家の庭木などによく付く都市型の害虫。 毒は持たず、人を刺すこともない。 第二次世界大戦後、米軍の軍需物資に付いて渡来した帰化種で、非常に繁殖力が強い。 1度に700~1000個の卵を産み、約1週間でふ化する。

[食餌植物] 食草が広く、100種類以上の草木に害を及ぼす。 特に好むのはサクラ、ウメ、クワ、プラタナス、カキ、ハナミズキ、コナラなど落葉性の樹木。

[天敵] スズメバチ

[防除方法] 幼虫の巣網を見つけたら枝ごと切って踏み潰すか、ビニール袋に入れて燃えるゴミに出す。 分散してしまったら薬剤を散布する。

花木・庭木・家庭果樹の病気と害虫―樹種別診断と防除 おすすめ平均

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油虫(アブラムシ)

ソラマメに寄生するアブラムシ

ネギ類に発生するネギアブラムシ

[和名(分類)] アブラムシ(カメムシ目アブラムシ上科)

[発生] 4~10月、春と秋に多く発生する。

[症状] 新芽や新梢、葉の裏などに寄生し、樹液を吸収して生育を阻害する。 虫えい(ちゅうえい)という、虫こぶを作るものもある。 ウイルスを媒介し、すす病を誘発する害虫。

[形態] 通常は体長1~3㎜程度だが、5㎜に達する大型のものもある。 緑、赤、白、黒など体色は様々、特定の期間には羽根を持つ個体が出現する。 長い口針を持ち、植物に突き刺して樹液を吸う。

[生態] 排泄物には、余剰な糖分が大量に含まれており、甘露と呼ばれている。 甘露を求めるアリと共生関係を持ち、天敵から守ってもらう習性があるため「アリマキ」とも呼ばれる。 また、単為生殖で雌を産み、卵胎生で短期間で爆発的に増える。

[食餌植物] 植物全般

[天敵昆虫] テントウムシ類、ヒラタアブの幼虫、カゲロウ、アブラバチ等の寄生バチ類

[防除方法] 農薬を使用せずに駆除するには、こまめに捕殺するか、牛乳をかけてタンパク質の膜でアブラムシを窒息させたり、焼酎に唐辛子を漬け込んだ液体を散布したりする。

アブラムシ―おもしろ生態とかしこい防ぎ方

posted with ヨメレバ 谷口 達雄 農山漁村文化協会 1995-03 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

オアシス(おあしす)

フラワーアレンジや、挿し木床にも使えるオアシス

生花をアレンジするために用いる、吸水性のフォームのこと。

フェノール樹脂を発泡させたオアシスは、非常に軽量で、スポンジのように多量の水を吸水する。

濃い緑色のものが一般的だが、ガラスなど透明な容器に入れるカラフルなものや、パウダー状タイプもある。

フラワーアレンジメントでは、水を十分含ませたオアシスに、好きな角度から切り花を挿して固定する。

吸水時、無理に水中に沈めると、全体に水分が行き渡らないので、自然に沈むまで待つこと

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一代雑種(いちだいざっしゅ)

優れた性質を持った品種を掛け合わせて、互いの良い部分を受け継いだ次世代のこと。

生産者にとって好ましい性質(病害虫に強い、生育が良い、味が良い、収穫が多い等)を持ち、安定的に高品質な収穫が見込める。

ただし、一代雑種から採取した種子にはその性質が遺伝せず、品質が低下するため、毎年タネを購入する必要がある。

F1(えふわん)、一代交配種(いちだいこうはいしゅ)と同義。

⇔固定種(こていしゅ)

作物の一代雑種

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一代交配種(いちだいこうはいしゅ)

優れた性質を持った品種を掛け合わせて、互いの良い部分を受け継いだ次世代のこと。

生産者にとって好ましい性質(病害虫に強い、生育が良い、味が良い、収穫が多い等)を持ち、安定的に高品質な収穫が見込める。

ただし、一代交配種から採取した種子にはその性質が遺伝せず、品質が低下するため、毎年タネを購入する必要がある。

F1(えふわん)、一代雑種(いちだいざっしゅ)と同義。

⇔固定種(こていしゅ)

植物改良への挑戦―メンデルの法則から遺伝子組換えまで おすすめ平均

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オベリスク(おべりすく)

エジプト、カルナック神殿のオベリスク(尖塔)

元々は、古代エジプトの神殿に立つ尖塔の意味。

園芸では、塔のように縦長に組まれた支柱のことを指す。

花壇の中などに設置したオベリスクに、つる性植物を誘引して、高低差のある立体的な植栽を演出する。

つる植物のガーデニング―仕立て方・楽しみ方 (NHK趣味の園芸ガーデニング21)

posted with ヨメレバ 日本放送出版協会 1999-05 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

アーチ仕立て(あーちじたて)

つるバラのアーチ仕立て

中央部が上方向に膨らんだ曲線形の門のような骨組みに、植物を這わせる仕立て方。

バラやクレマチスなどのつる性植物を誘引して、庭や家の入り口を華やかに彩ることができる。

つる性植物以外でも、複数の株をアーチの両側から生やして、時間をかけてアーチ状に形作る方法もある。

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posted with ヨメレバ ワレン シュルツ PARCO出版 1998-10 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

エディブルフラワー(えでぃぶるふらわー)

エディブルフラワー

食べられる花のこと。

観賞用の花は薬剤を使用していることがあるため、食用に栽培されたものを使う。

キク、プリムラ、パンジー、カーネーション、ビオラ、バラ、カレンジュラ、タンポポ、デンファレ、ハーブの花等。

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ぜひ続編を期待しますすごく素敵な花の料理!

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液耕(えきこう)

液耕いちご

植物育成に必要な養分を含む、液体を使用した栽培方法。

このうち、培地を使わずに、液肥と水だけで栽培することを「水耕栽培(すいこうさいばい)」、発泡煉石(はっぽうれんせき)や炭粒等の培地を使って栽培することを「固形培地耕(こけいばいちこう)」という。

養液栽培(ようえきさいばい)ともいう。

土がなくても野菜が育つ (絵本 養液栽培のすごい力) 日本養液栽培研究会

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枝下ろし(えだおろし)

樹木の幹から出る大枝を、根元からノコギリで切り落とす強い剪定のこと。

大きく育ちすぎた樹木を仕立て直す際に行う。

庭木・花木の手入れとせん定―身近な庭木129種の整枝・せん定がよくわかる! おすすめ平均

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枝抜き(えだぬき)

樹木の枝葉が密集しているとき、不要な枝を切り落として日当たりや風通しを良くすること。

剪定する枝の太さや量によって、下記のように分類される。

・荒抜き…幹から出る枝を根元から切り落とす強い剪定。 ・中抜き…主枝を切り戻す剪定。

枝透かし(えだすかし)ともいう。

庭木・花木の手入れとせん定―身近な庭木129種の整枝・せん定がよくわかる!

posted with ヨメレバ 佐藤 勇武 成美堂出版 2003-06 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

枝透かし(えだすかし)

樹木の枝葉が密集しているとき、不要な枝を切り落として日当たりや風通しを良くすること。

剪定する枝の太さや量によって、下記のように分類される。

荒透かし・野透かし・大透かし…幹から出る枝を根元から切り落とす強い剪定。 中透かし…主枝を切り戻す剪定。 小透かし…枝の先端部分に、ハサミを使って細かく施す剪定。

枝抜き(えだぬき)ともいう。

わが家の庭木を剪定する―枝の切り方、残し方 (NHK趣味の園芸ガーデニング21)

posted with ヨメレバ 玉崎 弘志 日本放送出版協会 2003-11 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

栄養生殖(えいようせいしょく)

ヤマノイモの葉の腋や、花序に形成されるムカゴ

種子からではなく、根・茎・葉などの栄養器官から植物を繁殖させる方法。 親株と遺伝的に同じ個体を増やすことが出来る。

挿し木、接ぎ木、取り木、株分け、ランナー、球根類の分球、根茎、むかご、人工的な組織培養などもこれにあたる。

生殖細胞の受精を経由しない無性生殖の一種で、クローン繁殖(くろーんはんしょく)、栄養繁殖(えいようはんしょく)ともいう。

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栄養繁殖(えいようはんしょく)

イチゴのランナー繁殖

種子からではなく、根・茎・葉などの栄養器官から植物を繁殖させる方法で、親株と遺伝的に同じ個体をふやすことが出来る。

挿し木、接ぎ木、取り木、株分け、ランナー、球根類の分球、根茎、むかご、人工的な組織培養などもこれにあたる。

生殖細胞の受精を経由しない無性生殖の一種で、クローン繁殖(くろーんはんしょく)、栄養生殖(えいようせいしょく)ともいう。

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温室(おんしつ)

温室、ハウスともいう

熱帯や亜熱帯が原産地の、耐寒性に乏しい植物を育てるため、冬でも適温を保てるように作った建物のこと。

ハウスともいう。

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親株(おやかぶ)

挿し木や接ぎ木など、栄養繁殖(えいようはんしょく)に用いる植物体のこと。

種子繁殖(しゅしはんしょく)で、種の採取をする植物体のことは、母本(ぼほん)という。

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遅霜(おそじも)

4月から5月に降りる霜のこと。

春の陽気に油断していると、突然気温が下がって霜が降りることがある。

樹木や野菜が芽吹く季節なので、新芽がやられて作物に重大な被害が出てしまう。

冷害はなぜ繰り返し起きるのか?―歴史に学ぶ予報の変革と根本対策に向けて (自然と科学技術シリーズ)

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園芸療法(えんげいりょうほう)

園芸を通じて、心身の回復をはかる園芸療法

植物を育てることを通して、病んだ心や身体を回復させる療法。

身体を動かすことによる「身体的効果」、植物の生長に喜び、収穫の楽しさを感じたりすることによる「心理的効果」、植物がコミュニケーションツールになり、他人との関係性を得るきっかけになる「社会的効果」などが見込める。

また、植物と暮らし、自然のサイクルに身を置くことで精神的に安定し、心身の回復に適した環境が得られる。

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F1(えふわん)

First Filial Hybridという言葉を略したもの。 意味は、交配された(Hybrid)、雑種世代の(Filial)、一代目(First)。

一代交配(いちだいこうはい)、一代雑種(いちだいざっしゅ)ともいう。

優れた性質を持った個体を掛け合わせて、両方の良い部分を受け継いだ次世代のこと。

生産者にとって好ましい性質(病害虫に強い、生育が良い、味が良い、収穫が多い等)を持ち、安定的に高品質な収穫が見込める。

ただし、F1から採取した種子にはその性質が遺伝せず、品質が低下するため、同じ品質を保つためには、毎年タネを購入する必要がある。

⇔固定種(こていしゅ)

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植え替え(うえかえ)

混み合った芽には、植え替えや、間引きが必要

鉢やプランタで植物を栽培していると、生長に伴って根詰まりを起こしたり、土が劣化して栄養分が不足することがある。

健全な土壌を回復させ、植物がストレス無く生長できるように、植え替えは2年程度で行った方が良い。

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ウイルスフリー(ういるすふりー)

ウイルスに汚染されていないということ。

植物がウイルス感染すると、様々な病的症状が現れ、健全な育成が阻まれる。

土から伝染する土壌伝染(どじょうでんせん)、アブラムシなどの害虫が伝染する虫媒伝染(ちゅうばいでんせん)、感染した個体の樹液などから伝染する接触伝染(せっしょくでんせん)がある。

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イングリッシュガーデン(いんぐりっしゅがーでん)

イングリッシュガーデン

英国式庭園。

自然な風景の美しさを再現した、一見無造作にみえるような庭。

ナチュラルガーデンともいう。

ポール・スミザーのナチュラル・ガーデン

posted with ヨメレバ ポール・スミザー 宝島社 2007-04-14 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

忌地(いやち)

同作物や、同じ科に属する植物を、連続して同じ土壌に栽培することで、 土中の成分が偏って病害虫が発生しやすくなったり、生育が悪くなったりすること。

また、そのような土地のこと。

連作障害(れんさくしょうがい)ともいう。

現代輪作の方法―多収と環境保全を両立させる (自然と科学技術シリーズ)

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移植(いしょく)

移植

植物を違う場所に植え替えること。

なるべく根を傷つけないようにして、その植物に適した時期を選んで行うと良い。

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育苗(いくびょう)

苗を育てる

直接種をまかずに、苗がある程度の大きさになるまで管理して育てること。

幼苗を病害虫から守り、安定した環境で育てることが出来る。

だれでもできるイネのプール育苗―ラクして健苗

posted with ヨメレバ 農山漁村文化協会 農山漁村文化協会 2006-03 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

行灯仕立て(あんどんじたて)

アサガオの行灯仕立て

鉢の外周に沿って、数本の支柱を立て、輪にした針金等を水平に数段取り付けたものを行灯支柱(あんどんしちゅう)と言い、そこにツル性植物を巻き付けながら誘引し、らせん状に仕立てることを行灯仕立て(あんどんじたて)という。

アサガオ、ブドウ、クレマチス等のツル性植物に良く利用される。

つる植物で庭を彩る―仕立てて楽しむガーデニング (NHK出版実用セレクション)

posted with ヨメレバ 日本放送出版協会 日本放送出版協会 2008-05 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

明るい日陰(あかるいひかげ)

木漏れ日が差す森林

直射日光は当たらないが、ある程度の光は届く場所。

森林で木漏れ日が差すような環境のこと。

日陰をいかす庭づくり (別冊NHK趣味の園芸) 日本放送出版協会

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暖地では庭植え無理なものが結構ありました。とても参考になりますシェードガーデンの美しさ自分でガーデニング文章も多いです

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置き肥(おきひ)

置き肥は、なるべく株元から離して

固形肥料を、植物の近くに置いて施肥すること。

直接植物に触らないように、鉢なら縁の方に置くと良い。

雨や水やりで栄養分が徐々に溶け出して、長期間の穏やかな肥効が得られる。

有機・無農薬 野菜が甘く育つ土づくり―堆肥と有機肥料で土を改良! (GAKKEN MOOK) おすすめ平均

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お礼肥(おれいごえ)・礼肥(れいごえ)

果実の収穫後や開花期の終わりに、疲弊した植物への栄養補給の為に与える肥料のこと。

実りや花を与えてくれた感謝の気持ちを込めて礼肥と呼ぶ。

追肥(ついひ・おいごえ)の一種で、速効性肥料(そっこうせいひりょう)が適している。

追肥(ついひ・おいごえ)

追肥の化成肥料は、直接植物に触れないように与える

植物の成長過程において、元肥(もとごえ)が切れる頃に追加する肥料のこと。

すぐに効果があらわれる速効性肥料(そっこうせいひりょう)が適している。

液肥(えきひ)

生ゴミと米ぬかを発酵させて作った液肥、1000倍程度に薄めて植物に与える

液体の肥料のこと。

成分が水に溶けて、植物に吸収されやすい状態になっている。

すぐに効果が得られる速効性肥料(そっこうせいひりょう)で、追肥(ついひ・おいごえ)に適しているが、効果が長続きしないので定期的に与える必要がある。

液肥原液を水で薄めたり、油かす等の有機質肥料(ゆうきしつひりょう)に水を加えて発酵させて作る。

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油かす(あぶらかす)

発酵させた油かすに、泥炭を加えた固形肥料

菜種、大豆、綿実などから油を搾った残りかすのこと。

油かすとして用いられている菜種粕は、窒素5%、リン酸2%、カリ1%程度を含有する良質な有機肥料。

未発酵のものは、分解途中で熱やガスが発生し、植物を痛めることがあるので、土に混ぜたら1ヶ月ほど置くこと。

米ぬか・魚粉等の有機物を加えて発酵させた「発酵油かす」ならその心配は無い。

発酵油かすは、肥料の三要素が等しく含まれるように成分調整された緩効性肥料(かんこうせいひりょう)で、主に追肥(ついひ・おいごえ)として使用する。

また、油粕に水を加えて発酵させると、液肥(えきひ)ができる。

大判 図解家庭園芸 用土と肥料の選び方・使い方

posted with ヨメレバ 加藤 哲郎 農山漁村文化協会 2010-03 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

荒木田土(あらきだつち)・田土(たつち)

水田の下層や、河川・湖沼に堆積する、重い粘土質の沖積土。 排水性、通気性に劣るが、保水性、保肥性に富んでいる。

東京の荒川沿岸にある荒木田が産地で、古くから壁土や瓦の材料として利用されてきた。

肥料分を多く含み、スイレンやハスなどの水生植物を育てるのに適している。

通常の用土として利用するには、腐葉土やピートモス等の通気性のある有機質用土と混合して調整する。

小さなビオトープを楽しむ本 (趣味の教科書)

posted with ヨメレバ 平野 威 エイ出版社 2008-07-26 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

ウッドチップ(うっどちっぷ)

ウッドチップ・木片

木材、間伐材等の木片、木屑、チップ。

ウッドチップで植物の根元を覆い(マルチング)、雑草の発生や泥はねを抑えたり、酷暑期や寒冷期に、土を保温・保湿することができる。

土壌に混ぜる場合は、よく腐熟させたものを使用する。

ポール・スミザーのガーデン講座 選ぶことから植えるまで

posted with ヨメレバ ポール・スミザー 宝島社 2009-06-12 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

浅間砂(あさますな)

群馬県の浅間山付近から産出する火山砂礫(かざんされき)。

褐色を帯びた軽石状の細かい砂で、多孔質で通気性、排水性、保水性に優れている。

ラン栽培、万年青(オモト)、山野草の用土として使われる。

朝明砂(あさけずな)

三重県桑名地方の朝明川上流で産出する花崗岩質の川砂。 稜角のある硬質の大粒な砂で、鉄分を含んでいる。

排水性・通気性に優れており、盆栽の植え付けや、カンノンチク、オモト栽培等によく利用される。

よくわかる土・肥料・鉢 (別冊NHK趣味の園芸)

posted with ヨメレバ 日本放送出版協会 2008-02 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

赤土(あかつち)

火山噴出物が堆積して粘土化したもので、関東の台地をおおう関東ロームの中間層。

赤色は、火山灰に含まれていた鉄分の酸化したサビによるもの。 赤土をよく水洗いすると、石英、輝石、角セン石、長石、磁鉄鉱などの鉱物が現れる。

赤玉土(あかだまつち)

赤玉土

火山灰が粘土化した関東ロームの中間層、赤土(あかつち)を粒状に砕いたもの。 粒には大中小のサイズがあり、良質なものは硬く、長く粒状を保つ。

弱酸性の性質で、通気性、保水性、保肥性に富んだ代表的な基本用土。 ほぼ無菌で、清潔なことから、挿し木床に使われることも多い。

火山灰土には、リン酸を吸着する性質があるため、リン酸肥料の効きは悪くなる。

崩れると粘土質の粉末になるので、使用前にはフルイにかけて微塵(みじん)を取り除いておくこと。 袋の裏を見て、溜まった粉が少ないものを選ぶと良い。