肥大した花床の中央部がくぼんで壷状の花嚢(かのう)になり、その内面に多数の小さな花を付ける。
花は花床に覆われて全く見えず、結実前でも果実が実っているかのように見えることから、イチジクのことを無花果(むかか)と呼ぶこともある。
特殊な花の形状から、受粉はイチジク属に寄生するイチジクコバチという寄生蜂によって行なわれる。
果実の先端にある小さな空洞が、イチジクコバチの出入り口になっている。
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