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あいうえお順

覆土(ふくど)

種まき後の覆土

種まき後に土を被せること。

日光が発芽の妨げになる嫌光性種子は、種の直径の2~3倍の深さに埋めて覆土する。 日光が発芽に必要な好光性種子は、種まき後に覆土しない。

イラストでわかるやさしいさし木・とり木・つぎ木―株分け・種子まき

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肥料焼け(こえやけ・ひりょうやけ)

肥料の与えすぎ、または濃度が濃すぎて、植物に悪影響を及ぼすこと。

濃すぎる肥料は塩害と同じで、浸透圧で根の水分を奪う。 酷い場合は根が傷んで枯れてしまうので、与え過ぎないように気をつける。

肥料負け(こえまけ・ひりょうまけ)・肥やけ(ひやけ)・肥料障害(ひりょうしょうがい)ともいう。

だれでもできる肥料の上手な効かせ方―基礎からわかる野菜の施肥 おすすめ平均

わかりにくい

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肥料負け(こえまけ・ひりょうまけ)

肥料の与えすぎ、または濃度が濃すぎて、植物に悪影響を及ぼすこと。

濃すぎる肥料は塩害と同じで、浸透圧で根の水分を奪う。 酷い場合は根が傷んで枯れてしまうので、与え過ぎないように気をつける。

肥料焼け(こえやけ・ひりょうやけ)・肥やけ(ひやけ)・肥料障害(ひりょうしょうがい)ともいう。

有機栽培の肥料と堆肥―つくり方・使い方 (小祝政明の実践講座) おすすめ平均

「土づくり」の基礎理論の良書です。

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肥効(ひこう)

表面をコーティングした肥料は、肥効が長く続く

施した肥料が、植物に与える効果のこと。

有機栽培の基礎と実際―肥効のメカニズムと設肥設計 おすすめ平均

そもそもの根拠が極めて曖昧科学的有機農業のテキスト

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半日陰(はんひかげ)

木漏れ日が差す、森林のような環境のことを、半日陰という

1日3~4時間程度、日光が当たる場所。

森林で木漏れ日が差すような環境のこと。

日陰でよかった! おすすめ平均

いい本なのに実用的かつ美しい目からウロコ負け惜しみだと思いますか?

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ハンギングバスケット(はんぎんぐばすけっと)

ハンギングバスケット

植物を植えつけた後、吊り下げたり壁に掛けたりできるカゴのこと。

植物を立体的に飾り、限られたスペースを有効活用できる。

風通しが良いので病害虫の被害を受けにくいが、用土が乾燥しやすいため水分管理に注意すること。

今日からはじめるハンギングバスケット―長く楽しむつくり方とデザイン

posted with ヨメレバ 上田 奈美 農山漁村文化協会 2006-11 Amazon 楽天ブックス 7net bk1 ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

ハンギング仕立て(はんぎんぐじたて)

ハンギング仕立て

カゴや植木鉢などのコンテナに植物を植えつけ、吊り下げたり壁に掛けたりする仕立て方。

植物を立体的に飾り、限られたスペースを有効活用できる。

風通しが良いので病害虫の被害を受けにくいが、用土が乾燥しやすいため水分管理に注意すること。

ハンギングバスケット

posted with ヨメレバ 伊藤 孝己 講談社 1999-04 Amazon 楽天ブックス 7net bk1 ブックオフ e-hon … ≫続きを読む

葉焼け(はやけ)

葉焼けしたコーヒーの木

強すぎる直射日光で、葉が茎が焼けてしまうこと。

日陰や室内で育てた植物や、葉の色素が薄い植物を、急に日光にさらした時に起こりやすい。 植物が変色したり、葉の縁から枯れてきたりする。

日焼け(ひやけ)ともいう。

インテリアグリーンを楽しむはじめての観葉植物― 育て方と手入れのコツ 渡辺 均

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葉水(はみず)

葉水

霧吹きやジョウロで、葉や植物全体に水を掛けること。

呼吸や光合成を行いやすいように葉の汚れを落とし、空気中の湿度を上げて、病害虫の発生を抑える。

熱帯や亜熱帯の、多湿な環境で育った観葉植物には、定期的に行うと良い。

挿し木を行なった直後、根の発育が不十分な時期には、効果的な給水方法である。

シリンジともいう。

はじめての観葉植物の手入れと育て方 (ナツメ社のGarden Books) 谷亀 高広

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写真がたくさん!わかりやすい、楽しい

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花柄摘み(はながらつみ)

咲き終わった花柄を摘むと、花期を長く楽しめるシクラメン

咲き終わった花を摘み取ること。

枯れた花弁が腐ってカビが発生し、病気になるのを防ぐ。

花を鑑賞する植物は、花がらを摘んで種子を作らせないようにして、次々に花を咲かせることが出来る。

これで安心花を長持ちさせるコツ―人気のある鉢花や、切り花の管理方法を写真とイラストで紹介 (ブティック・ムック (No.214))

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発根促進剤(はっこんそくしんざい)

植物の成長を促すホルモンのオーキシン、またはその前段階の物質を主成分とする薬剤のこと。

挿し木をするときに、挿し穂の切断面に付けておくと、傷口の回復が早まり、発根が促進される。

苗の移植前に、発根促進剤を使用すると、根が活性化して活着が良くなる。

根の生態学 H. デ クルーン

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鉢増し(はちまし)

定期的な鉢増しで、根詰まりを防ぐことができる

植物の生長に伴って根が張り、鉢が狭くなった時に、根鉢を崩さず一回りか二回り大きな鉢に植え替えること。

よくわかる土・肥料・鉢 (別冊NHK趣味の園芸) おすすめ平均

知ると知らないでは大違い。園芸意欲が高まる本!

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鉢底ネット(はちぞこねっと)

鉢底ネット

鉢穴の部分に敷く網。

用土の流出や、鉢穴からの害虫の進入を防ぐ。

育てじょうずになるための土・肥料―園芸用土&花壇の土・畑の土 肥料の選び方・使い方 主な植物の栽培ガイド (主婦の友生活シリーズ) おすすめ平均

「どうしてそうするのか」がわかる

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鉢上げ(はちあげ)

ブルーベリー挿し木苗の鉢上げ

種を蒔いたり、栄養繁殖で作った幼苗を、鉢に植えつけること。

畑や花壇に植えられていた植物を、掘りあげて鉢に植え替えることも鉢上げという。

見てわかるさし木・つぎ木・とり木・株分け―穂のつくり方から鉢上げまで

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播種(はしゅ)

播種

植物の種子を蒔くこと。種まき。

野菜のバスケット栽培―タネから育てる63種 おすすめ平均

ダイコンまでつくれる栽培法

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葉挿し(はざし)

ポトスの葉挿し

挿し木の一種で、茎の変わりに葉を使うもの。

親株の葉を切り取り、土に挿して発根を促す、栄養繁殖(えいようはんしょく)法。

株分け・さし木・とり木・つぎ木―好きな植物が、自分でどんどん殖やせる (ブティック・ムック―園芸 (No.511))

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農薬(のうやく)

有機リン系殺虫剤のイソキサチオン

農業に用いる薬剤のこと。

殺虫剤、除草剤、殺菌剤、防黴剤(ぼうばいざい)、植物ホルモン等の薬剤の総称。

害虫の天敵である昆虫や菌類のことは、生物農薬(せいぶつのうやく)と呼ぶ。

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基礎から学べるあいまいだった農薬の基礎が理解できるプロ向けです。

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二毛作(にもうさく)

米の裏作として栽培される麦

一年の間に同じ農地で、二種類の作物を、時期を違えて栽培すること。 例えば、春から秋にコメを作り、秋から春にムギを作る。

最初に栽培する農作物を表作(おもてさく)、後のものを裏作(うらさく)という。 水田の裏作には、麦類・大豆・菜種・レンゲ・野菜類が作られることが多い。

現代輪作の方法―多収と環境保全を両立させる (自然と科学技術シリーズ)

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取り蒔き(とりまき)

トマトの取りまき

種子を採取したら、そのまま土に蒔くこと。

種まきノート―ちくちく、畑、ごはんの暮らし おすすめ平均

とても力強い本です風を感じます感性のスイッチ紡ぐくらし土とつながり、人とつながって生きることの尊さ

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取り木(とりき)

取り木の方法

幹や枝から植物を増やす栄養繁殖(えいようはんしょく)の一種。

枝の一部を切り取ってから発根させる挿し木と違って、親株の枝を土に埋めたり、樹皮を傷つけて水ゴケで巻いたりして、先に発根させておく。

根が出たのを確認してから、本体と切り離すので失敗が少ない。

さし木・つぎ木・取り木―庭木・花木・果樹のふやし方・育て方 (楽しい園芸入門)

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通気性(つうきせい)

炭は、多孔質な性質を持つ

空気をよく通す性質。

用土の通気性を確保するには、軽石等の多孔質な資材や、有機質の堆肥を混合すると良い。

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トラフ(とらふ)

トラフ

トラフ(trough)とは、イギリスで家畜のエサを入れる石製のかいばおけのこと。

古いかいばおけに穴を開けて、植物を栽培するのに使ったことから、園芸に利用する石製の容器を指すようになった。

素材は軽石やコンクリートが多く、高山植物の栽培によく用いられる。

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posted with ヨメレバ ベネッセコーポレーション 2010-09-15 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

養液土耕(ようえきどこう)

養液土耕のしくみ(簡易)

植物の培地に土を使い、灌水(かんすい)と同時に液肥(えきひ)を施して植物を栽培する方法。

水や肥料の量を管理して、効率よく栽培することができる。

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posted with ヨメレバ 六本木 和夫 農山漁村文化協会 2000-04 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

ピンチ(ぴんち)

ピンチ

植物体で一番成長が旺盛な、主枝の先端にある頂芽(ちょうが)を摘み取ること。

頂芽の生長点が無くなると、わき芽や側枝が生育を始める。 樹高を整え、枝数を増やす効果がある。

摘心・摘芯(てきしん)、芯止め(しんどめ)ともいう。

これで十分手抜き剪定

posted with ヨメレバ 妻鹿 加年雄 家の光協会 1997-11 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

ハウス(はうす)

ハウス(温室)内

耐寒性に乏しい植物を育てるため、冬でも適温を保てるように作った建物のこと。

加温することで野菜等の促成栽培を行い、出荷時期を早めることもできる。

温室ともいう。

温室&サンルーム園芸を楽しむ本―マイグリーンライフ (主婦と生活生活シリーズ (332)) おすすめ平均

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ハイブリッド(はいぶりっど)

ミニトマトのハイブリッド品種「アイコ」

生物学上においては、異なる2種の生物を人工的に交配し、生み出された新種のこと。 交雑種、または雑種ともいう。

植物では、異なる種の植物同士を掛け合わせたもの(種間雑種)も、同種の植物を交配したもの(種内雑種)もハイブリッドと呼んでいる。

植物改良への挑戦―メンデルの法則から遺伝子組換えまで おすすめ平均

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パーゴラ(ぱーごら)

パーゴラ

ツル植物を絡ませるために、木材や金属で組んだ棚のこと。

ブドウやキウイ等の果樹、藤やバラ等の花木などを這わせるのによく利用される。

つる植物のガーデニング―仕立て方・楽しみ方 (NHK趣味の園芸ガーデニング21) おすすめ平均

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苗床(なえどこ)

苗床

種まきをして、苗を育成する場所のこと。

はじめてのガーデン作り―小さな苗の育て方からガーデンのデザインまでがわかる (主婦の友生活シリーズ)

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苗(なえ)

生育途中の幼い植物や、挿し木等の栄養繁殖(えいようはんしょく)で増やした小さな株のこと。

写真・図解 果菜の苗つくり―失敗しないコツと各種接ぎ木法 おすすめ平均

最新の果菜育苗テキスト

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土壌改良(どじょうかいりょう)

土壌改良

植物の育成には不適切な土壌を、有機質や堆肥などの資材を加えたり、よく耕したりすることによって改善していくこと。

有機・無農薬 野菜が甘く育つ土づくり―堆肥と有機肥料で土を改良! (GAKKEN MOOK) おすすめ平均

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土壌(どじょう)

植え付ける前に、耕したり、肥料をまいたりして、土壌を整えておく

植物を育成する土のこと。

土壌学の基礎―生成・機能・肥沃度・環境

posted with ヨメレバ 松中 照夫 農山漁村文化協会 2004-01 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

天地返し(てんちがえし)

天地返し

土壌の上下層をひっくり返すように入れ替えること。

植物の栽培で、養分が偏りがちな表層の土を、下層と入れ替えることで連作障害を防止する。 一年間で最も寒い時期に深層の土を寒気にさらして、病害虫を死滅させることもできる。

よくわかる土・肥料・鉢 (別冊NHK趣味の園芸) おすすめ平均

知ると知らないでは大違い。園芸意欲が高まる本!

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底面灌水(ていめんかんすい)

シクラメン

水を張った容器の中に鉢を浸し、底穴から吸水させる、乾燥に弱く、水切れしやすい植物に適した灌水方法。

微小な種を蒔いた後、水やりで種が流れるのを防ぐために用いることもある。 溜めた水が腐ったり、夏場に水温が上がり過ぎないように注意する。

底面灌水用の2層構造の鉢が市販されており、アジサイやシクラメンの栽培によく利用される。

腰水(こしみず)・底面給水(ていめんきゅうすい)ともいう。

美しい花を楽しむ土づくり―200種の草花の土づくり、水やり、病害虫の防ぎ方がよくわかる

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底面給水(ていめんきゅうすい)

アジサイ

水を張った容器の中に鉢を浸し、底穴から吸水させる、乾燥に弱く、水切れしやすい植物に適した給水方法。

微小な種を蒔いた後、水やりで種が流れるのを防ぐために用いることもある。

溜めた水が腐ったり、夏場に水温が上がり過ぎないように注意する。

底面給水用の2層構造の鉢が市販されており、アジサイやシクラメンの栽培によく利用される。

腰水(こしみず)・底面灌水(ていめんかんすい)ともいう。

「水やり」ひとつでこんなに違う!鉢植えガーデニング (講談社プラスアルファ文庫)

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定植(ていしょく)

花の苗を定植

ある程度の大きさになるまで育苗した植物を、最終的な栽培予定地に植えつけること。

直接定植で省力・増収 果菜類のセル苗を使いこなす

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低温処理(ていおんしょり)

チューリップの球根は、低温処理によって、到花日数を調節できる

ある一定期間低温下に置かれることで、花芽形成(かがけいせい)が始まったり、発芽したりする植物を、人工的に低温状態に置き、生育を調節すること。

咲いたチューリップかわいい球根草花―すてきなガーデニング (主婦の友生活シリーズ) おすすめ平均

何度も読み返してます庭をお花いっぱいにしたくなります

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団粒構造(だんりゅうこうぞう)

団粒構造の土壌

団粒とは、土や腐植質などの粒子が集まって、1~5㎜前後の団子状になったもの。

土中の微生物や昆虫などが、落ち葉や樹皮などの有機質を分解する際に、分泌する粘液や排泄物などが接着剤のようになって、塊になるといわれる。

土壌に含まれた大小の団粒は、粒と粒の間に隙間をつくり、通気性、排水性、保水性、保肥性に優れた土壌をつくる。

新鮮な空気や水分を含んだ、柔らかな団粒構造の土壌は、植物にとって非常に好ましい環境といえる。

⇔単粒構造(たんりゅうこうぞう)

土と微生物と肥料のはたらき (農学基礎セミナー)

posted with ヨメレバ 山根 一郎 農山漁村文化協会 1988-06 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

単粒構造(たんりゅうこうぞう)

単粒構造の土壌

単粒とは、直径1㎜以下の細かい粒子のこと。 土の種類で言うと、砂や粘土がこれにあたる。

単粒構造の土壌は、細かい粒が隙間なく並んだ構造をしており、通気性や排水性が悪く、植物の生育に適さない。

植物を栽培するには、有機質の堆肥を混ぜたり、土壌を耕して空気を含ませたりして土壌改良する必要がある。

⇔団粒構造(だんりゅうこうぞう)

土壌学の基礎―生成・機能・肥沃度・環境

posted with ヨメレバ 松中 照夫 農山漁村文化協会 2004-01 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

液耕(えきこう)

液耕いちご

植物育成に必要な養分を含む、液体を使用した栽培方法。

このうち、培地を使わずに、液肥と水だけで栽培することを「水耕栽培(すいこうさいばい)」、発泡煉石(はっぽうれんせき)や炭粒等の培地を使って栽培することを「固形培地耕(こけいばいちこう)」という。

養液栽培(ようえきさいばい)ともいう。

土がなくても野菜が育つ (絵本 養液栽培のすごい力) 日本養液栽培研究会

おすすめ平均

手軽に養液栽培の勉強ができる

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養液栽培(ようえきさいばい)

ハイドロボールを使用した固形培地耕

植物育成に必要な養分を含む、液体を使用した栽培方法。

このうち、培地を使わずに、液肥と水だけで栽培することを「水耕栽培(すいこうさいばい)」、発泡煉石(はっぽうれんせき)や炭粒等の培地を使って栽培することを「固形培地耕(こけいばいちこう)」という。

液耕(えきこう)ともいう。

養液栽培の新マニュアル 日本施設園芸協会

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ハイドロカルチャー(はいどろかるちゃー)

ハイドロカルチャー

ハイドロは「水」、カルチャーは「栽培」を意味し、水耕栽培や養液栽培を指す言葉。

しかし一般的には、底穴の無い容器を用いて、植物を水と固形培地を使って栽培することをいう。

代表的な固形培地は、粘土を小粒に丸めて焼成した多孔質の発泡煉石(はっぽうれんせき)や、炭を粒状に加工したもの。

固形培地耕(こけいばいちこう)ともいう。

楽しく作るハイドロカルチャー (図解 生活園芸)

posted with ヨメレバ 武川 満夫 源草社 2004-07 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

水耕栽培(すいこうさいばい)

イチゴの水耕栽培

液肥を使って植物を栽培する養液栽培(ようえきさいばい)のうち、固形培地を使わないもの。

英語ではhydroponics。

いつでもレタス!―横着じいさんの超かんたん水耕栽培 おすすめ平均

サイトが重すぎること有名ホントに出来た!!写真は多いがこういうのがホントの「自然科学」なんだよなあ見て楽しやって嬉しくおまけに美味

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摘花(てきか・てっか)

摘花されたチューリップ

果樹や果菜に多くの花が咲いた場合、すべてが結実すると樹の負担になることから、あらかじめ花を摘んで、結実させる数を調整すること。

球根類の花を摘む場合は、球根を肥らせるために行う。

花を味わう―散歩で見つけた!摘み花レシピ テレビ朝日おかずのクッキング おすすめ平均

花を味わう 散歩で見つけた!摘み花レシピ

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摘果(てきか・てっか)

適度に摘果しないと、小さな果実が多く実る

果樹や果菜の結実が多すぎる場合、樹の負担を考えて幼実を摘み取ること。

生育の悪いものや、小さなものから間引く。

大玉・高糖度のサクランボつくり―摘果・葉摘み不要の一本棒三年枝栽培

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摘心・摘芯(てきしん)

摘心・摘芯

一番成長が旺盛な、主枝の先端にある頂芽(ちょうが)を摘み取ること。

頂芽の生長点が無くなると、わき芽や側枝が勢い良く生育し始める。 樹高を整え、枝数を増やす効果がある。

ピンチ、芯止めともいう。

鉢植花木の摘芯と剪定―プロが教えるコンテナガーデニングテクニック

posted with ヨメレバ 大久保 茂徳 日東書院本社 2003-10-01 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

摘蕾(てきらい)

ブルーベリーの摘蕾(てきらい)

大きな花を咲かせたり、結実させる数を調整するために、不要な蕾を摘むこと。

はじめての果樹ガーデニング―果樹庭園の設計と人気果樹のやさしい育て方・栽培法71種 おすすめ平均

初めての果樹ガーデニング素敵にガーデニング普通の果樹本。

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追熟(ついじゅく)

リンゴが発するエチレンガスは、果実の成熟を促す

収穫された未熟な果実を、しばらくの間室温で置いて、食べ頃になるまで熟させること。

成熟を促すエチレンガスを用いて、熟す時期をコントロールすることもある。

リンゴはエチレンガスを放出することから、未熟な果実と一緒に密閉すると、成熟を早める作用がある。

はじめての果樹62種―手順がよくわかる庭植え・鉢植えの栽培テクニック おすすめ平均

写真解説で判りやすい

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土寄せ(つちよせ)

ジャガイモは、日光に当たると緑色になり、ソラニンという毒素が生じる。地表に芋が出ないように土寄せが必要

植物の周りの土を寄せて、株元に盛り上げること。

根を保護し、植物が倒れないようしっかりと支える。

日光を遮断することで、根菜やネギ・セリ等を白く柔らかく仕上げる効果もある。

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広く浅い初心者には最適

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土留め(つちどめ・どどめ)

土留め

植え込みや花壇の土が流れ出さないように置く、枕木や石のこと。

小さな花壇作り―四季の草花をおしゃれに楽しむ (主婦の友生活シリーズ)

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接ぎ木テープ(つぎきてーぷ)

接ぎ木を行う際、穂木と台木を接いだ部分を固定するテープのこと。

写真・図解 果菜の苗つくり―失敗しないコツと各種接ぎ木法

posted with ヨメレバ 白木 己歳 農山漁村文化協会 2006-08 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

穂木(ほぎ)

穂木には、増やしたい植物の枝や芽を使う

2つの植物体を接ぎ木でつなぐとき、上部に使う植物を穂木という。

⇔台木(だいぎ)

見てわかるさし木・つぎ木・とり木・株分け―穂のつくり方から鉢上げまで

posted with ヨメレバ 早川 満生 誠文堂新光社 2007-07 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

台木(だいぎ)

台木には、根張りが良く、丈夫な植物を使う

接ぎ木で2つの植物体を繋ぐとき、下部に使う植物を台木という。

生育が旺盛で、丈夫な植物を台木にするとよい。

⇔穂木(ほぎ)

だれでもできる果樹の接ぎ木・さし木・とり木―上手な苗木のつくり方 おすすめ平均

初めてでもできました

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刈り込み(かりこみ)

トピアリー

生け垣やトピアリーなどで、植物の表面を刈って樹高や樹形を整えること。

刈り込みバサミを使って行う。

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枝下ろし(えだおろし)

樹木の幹から出る大枝を、根元からノコギリで切り落とす強い剪定のこと。

大きく育ちすぎた樹木を仕立て直す際に行う。

庭木・花木の手入れとせん定―身近な庭木129種の整枝・せん定がよくわかる! おすすめ平均

庭木の本を探してました。わかりやすい!

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枝抜き(えだぬき)

樹木の枝葉が密集しているとき、不要な枝を切り落として日当たりや風通しを良くすること。

剪定する枝の太さや量によって、下記のように分類される。

・荒抜き…幹から出る枝を根元から切り落とす強い剪定。 ・中抜き…主枝を切り戻す剪定。

枝透かし(えだすかし)ともいう。

庭木・花木の手入れとせん定―身近な庭木129種の整枝・せん定がよくわかる!

posted with ヨメレバ 佐藤 勇武 成美堂出版 2003-06 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

枝透かし(えだすかし)

樹木の枝葉が密集しているとき、不要な枝を切り落として日当たりや風通しを良くすること。

剪定する枝の太さや量によって、下記のように分類される。

荒透かし・野透かし・大透かし…幹から出る枝を根元から切り落とす強い剪定。 中透かし…主枝を切り戻す剪定。 小透かし…枝の先端部分に、ハサミを使って細かく施す剪定。

枝抜き(えだぬき)ともいう。

わが家の庭木を剪定する―枝の切り方、残し方 (NHK趣味の園芸ガーデニング21)

posted with ヨメレバ 玉崎 弘志 日本放送出版協会 2003-11 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

剪定(せんてい)

チェーンソーによる剪定作業

植物の枝や茎を切り落として、樹高や樹形のバランスを調節したり、主枝の頂芽にある生長点を取り除いて、側芽の生長を促したりすること。

切り戻し、ピンチ、摘心、刈り込み、枝透かし、枝下ろし等は、すべて剪定の作業である。

はじめての庭木・花木の剪定と手入れ [基礎の基礎からよくわかる] (ナツメ社のGarden Books)

posted with ヨメレバ 玉崎 弘志 ナツメ社 2008-02-22 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

ポット上げ(ぽっとあげ)

ポット上げした苗

苗床や容器で発芽した植物を、ポットに移植すること。

ハーブと野菜のキッチンガーデン―プランターとポットで作る

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ナーサリー(なーさりー)

ナーサリー

nurseryとは、幼い生き物を育てる場所のこと。

植物の場合は、苗木や苗床、それを育てる育苗所のことを指す。

はじめてでも育てられるガーデニング草花 たねから育てる苗から楽しむ人気の74種 おすすめ平均

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マルチ(まるち)

ウッドチップをマルチに使用

植物を栽培している土壌の表面を覆うために使われる資材のこと。

ワラ・落ち葉・刈り草・バーク・ピートモス・オガクズ・ウッドチップ・籾殻・堆肥などの有機質の素材を使うと、使用後には土に鋤き込むことができる。

濃い色のプラスティックフィルムや紙シートは、地温上昇効果が高い。

マルチで土壌をカバーすることを、マルチングという。

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ストロベリーポット(すとろべりーぽっと)

ストロベリーポット

ストロベリーポット

元々は、イチゴ栽培用に作られた、周囲にポケットが付いた素焼きの鉢。

一番上に植えた株からのランナー(走出枝)を、下のポケットで受けられるようになっている。

また、果実には、土が付きにくい形状になっている。

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マルチング(まるちんぐ)

マルチング

植物を栽培している土壌の表面を、ワラや落ち葉などの有機質や、ビニールシート等で覆うこと。

土壌の乾燥防止、地温調節、霜害防止、土の跳ね返りを防いで病害虫被害を軽減したり、雑草の発生を抑える効果がある。

マルチングに使用する資材のことは、マルチという。

間引き(まびき)

混み合った苗には、間引きが必要

種まきした植物が生長して混み合わないように、生育の悪い株を抜いて株間を開け、日当たりや風通しを良くすること。

野菜の上手な育て方大事典 北条 雅章

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シンボルツリー(しんぼるつりー)

玄関先に植えられたシンボルツリー

庭やバルコニー、玄関のアプローチなどに植える、その場の中心的役割を担う樹木。

デザインの中心になり、家を象徴する木になる。

雑木の庭づくり (学研ムック)

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芯止め(しんどめ)

芯止めした、ミニトマトの苗

植物の幹や茎の先端にある、頂芽(ちょうが)の生長点を取り除く事。 こうすることで、栄養分が側芽(そくが)や葉・果実に回るようになる。

ピンチ、摘芯・摘心(てきしん)ともいう。

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条間(じょうかん)

条まきの葉野菜

作物を植えつけた列を条(じょう)といい、条と条の間隔を条間という。

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条(じょう)

4条植え

植物を植えつけた列のこと。

畑の畝(うね)に作物を1列植えると1条植え、2列植えると2条植えという。

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条まき(すじまき)

条まき

種まきの方法の一つで、土に直線の溝を付け、その溝に沿って種を蒔くこと。

植物が一列に揃うので、草取りや土寄せなど、その後の作業がしやすい利点がある。

ダイコン、ニンジン、カブ、ゴボウ、レタスなどの葉野菜等々、多くの野菜に用いられる。

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点まき(てんまき)

点まき

種まきの方法の一つで、一定の間隔をあけて数粒ずつ種子を蒔くこと。

種を無駄にしない、大きな種子を持つ植物によく使われる方法。

ヒマワリ、ダイコン、とうもろこし、マメ類等。

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ばら蒔き(ばらまき)

ばら蒔きにしたトマトの発芽、間引きが必要

種まきの方法の一つで、土壌の全体にムラなく種子を蒔くこと。

大量の種が必要で、蒔かれた種に偏りが出やすい。 植物が生長したら、その都度間引いて間隔を保つ。

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スコップ(すこっぷ)

スコップ・移植ゴテ

園芸に使われる小型のシャベル。

土をすくって移動したり、苗を植え替えたりするのに使用する道具。

移植ごてともいう。

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種子(しゅし)

種子

さくらんぼ種子

種(たね)のこと。

種子植物の有性生殖によって形成される。

種皮に覆われた内部には、受精した生殖細胞からできた胚と、発芽のエネルギーになる栄養分の胚乳が入っている。

胚乳をもつのは有胚乳種子だけで、マメ科、バラ科、ラン科の植物などのように、胚乳をもたない無胚乳種子もある。

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実生(みしょう)

実生

植物を種子から育てること。

種から育った植物のことを指したり、種まきと同義に使われたりもする。

植物の有性繁殖における基本的な現象。

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有性生殖(ゆうせいせいしょく)

ミツバチによる虫媒授粉

雌の卵細胞と、雄の精細胞が受精・融合して、次世代の種子が形成されること。

⇔無性生殖(むせいせいしょく)

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無性生殖(むせいせいしょく)

コケの胞子のう

生殖細胞の受精を経由せず、植物体の根・茎・葉などの栄養器官から、遺伝的に親と同一の植物体を繁殖させる方法。

分裂(ぶんれつ)、胞子(ほうし)、出芽(しゅつが)、栄養生殖(えいようせいしょく)の4種がある。

⇔有性生殖(ゆうせいせいしょく)

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種子繁殖(しゅしはんしょく)

種子繁殖

種子から次世代の植物を繁殖させる方法。

生殖細胞の受精による有性生殖(ゆうせいせいしょく)である。

実生(みしょう)ともいう。

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栄養生殖(えいようせいしょく)

ヤマノイモの葉の腋や、花序に形成されるムカゴ

種子からではなく、根・茎・葉などの栄養器官から植物を繁殖させる方法。 親株と遺伝的に同じ個体を増やすことが出来る。

挿し木、接ぎ木、取り木、株分け、ランナー、球根類の分球、根茎、むかご、人工的な組織培養などもこれにあたる。

生殖細胞の受精を経由しない無性生殖の一種で、クローン繁殖(くろーんはんしょく)、栄養繁殖(えいようはんしょく)ともいう。

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栄養繁殖(えいようはんしょく)

イチゴのランナー繁殖

種子からではなく、根・茎・葉などの栄養器官から植物を繁殖させる方法で、親株と遺伝的に同じ個体をふやすことが出来る。

挿し木、接ぎ木、取り木、株分け、ランナー、球根類の分球、根茎、むかご、人工的な組織培養などもこれにあたる。

生殖細胞の受精を経由しない無性生殖の一種で、クローン繁殖(くろーんはんしょく)、栄養生殖(えいようせいしょく)ともいう。

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長日処理(ちょうじつしょり)

電照菊の栽培風景

日照時間が短い冬の間、夜間も電灯で照らしながら植物を栽培し、日長が伸びたと勘違いさせることで花芽形成(かがけいせい)・花芽分化(かがぶんか)を促し、開花時期を調節すること。

電照処理や電照栽培、単に電照(でんしょう)ともいう。

⇔短日処理(たんじつしょり)

短日処理(たんじつしょり)

ポインセチアは、日照が12時間以下の条件で開花し、葉が赤く色づくため、日光を遮断して開花時期を調節する

植物に当たる日光を完全に遮断して、日照時間が短くなったと勘違いさせることで、花芽形成(かがけいせい)・花芽分化(かがぶんか)を促し、開花時期を調整すること。

⇔長日処理(ちょうじつしょり)

遮光(しゃこう)

ゴーヤ等のツル植物をネットに絡ませ、カーテン状にして遮光する「緑のカーテン」

光を遮ること。

ネット、カーテン、ビニール等を使って日光を調節し、過度な日射や温度上昇を抑える。

短日処理(たんじつしょり)のため、完全に日光を遮断して、植物を栽培することもある。

ほんとの植物観察〈1〉ヒマワリは日に回らない おすすめ平均

正しいのは何番?」と質問形式で楽しみながら、きちんと観察眼を養える。

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ジフィーポット(じふぃーぽっと)

ジフィーポット

ピートモスを主原料にした育苗ポット。

自然分解されて土に還るので、ポットのまま植えつけることが出来て、根を痛めることがない。

ポットの下から根が出てきたら定植する。

ジフィーポット 角型 12連結(5cm)5個入

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地這い(じばい)

地這いの西洋かぼちゃ

キュウリ・スイカ・メロン等のツル性植物を、支柱を使わずに地面に這わせて栽培する方法。

支柱(しちゅう)

ナスの枝が沿うように、斜めに立てられた支柱

植物を育てる際に、支えとして使用する棒のこと。

支柱を土壌に挿して、ぐらつく植物を固定したり、数本の支柱を組み合わせて、つる性植物を誘引したりする。

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直播(ちょくは・ちょくはん)・直まき(じかまき)

オクラの種まきは、直まきが良い

植物の苗を作らないで、その植物を育てる最終的な場所(花壇や畑・コンテナなど)に直接種子を蒔くこと。

移植を嫌う植物に適した種まき方法。

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自家採種(じかさいしゅ)

ローゼルの自家採種

育てた植物から、種子を採取すること。

野菜の栽培では、安定した品質を得るために、一代しかその性質を保てない「F1品種」が増えている。

そのため、毎年タネを購入することが一般的になりつつあるが、古来の在来種を保存するために、自家採種の習慣を取り戻そうとする動きもある。

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酸度調整(さんどちょうせい)

苦土石灰で、酸性土壌を中和する

土壌の酸度を調整すること。

日本の土壌は弱酸性が多いが、酸性雨の影響で酸性に傾くこともある。

植えつける植物の酸度適正に合わせて、あらかじめ土壌を調整しておくことが望ましい。

酸度は、水素イオン指数「pH(ペーハーまたはピーエイチ)」で示される。 中性はpH=7、数値が小さくなれば酸性、大きくなればアルカリ性に傾く。

◆土壌を酸性にする資材…ピートモス、鹿沼土等 ◆アルカリ性にする資材…苦土石灰、消石灰、籾殻燻炭、草木灰等

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再生(さいせい)

挿し木は、植物の再生能力を利用した繁殖方法

植物を傷つけたり、一部を取り除いたりした後、欠けた部分の組織が補われること。

挿し木や接ぎ木などの栄養繁殖(えいようはんしょく)は、この現象を利用している。

再生と言うと、古いものをもう一度利用するリサイクルの意味で使われることが多いが、植物の場合は、老化した株を更新し、植物体を若く保つ効果がある。

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コンパニオンプランツ(こんぱにおんぷらんつ)

マリーゴールドには、センチュウの予防効果がある

一緒に植えておくと、互いの生育が良くなったり、病害虫被害が軽減されるといった良い影響が得られる植物のこと。

共栄植物(きょうえいしょくぶつ)ともいう。

コンパニオンプランツで野菜づくり (ひと目でわかる図解)

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コンテナ栽培(こんてなさいばい)

コンテナ栽培

鉢やプランタなどの栽培容器、コンテナを使って植物を栽培すること。

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コンテナ(こんてな)

素焼きの鉢

英語(container)は、容器を意味する。

園芸用語として使われる場合は、鉢やプランターなど、底穴の開いた栽培容器を指す。

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単植(たんしょく)

単植

花壇や畑・コンテナに1種類の植物だけを植えつけること。

⇔混植(こんしょく)

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混植(こんしょく)

混植

花壇や畑・コンテナに数種類の植物を植え付けること。

1種類の植物だけを植えるよりも自然界の姿に近く、病害虫への耐性が高まる。

⇔単植(たんしょく)

コンパニオンプランツ コンテナでつくる家庭菜園 おすすめ平均

プランター栽培はこちらで

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こぼれ種(こぼれだね)

こぼれ種から発芽するルドベキア

熟して、自然に地面に落ちた種子のこと。

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あっさりした植物随筆。

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腰水(こしみず)

腰水は、水切れした植物に効果的

水を張った容器に鉢ごと浸して、底穴から吸水させる灌水方法。

水を十分に吸わせることができることから、水切れしやすい植物に適しており、水不足で萎れた植物にも用いられる。

微小な種子を蒔いた後、水やりで種が流れるのを防ぐために腰水しておくこともある。

ただし長期間腰水すると、溜めた水が腐り、根腐れをおこすことがあるので注意する。

また、夏季に水温が上がり過ぎたり、冬季に凍ったりすると、植物に大きなダメージを与える。

底面灌水(ていめんかんすい)、底面給水(ていめんきゅうすい)ともいう。

ジフィーベーストレー(底面給水トレー)

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号(ごう)

植木鉢のサイズは号であらわす

鉢のサイズをあらわす単位。

鉢の口径を基準としていて、1号は尺貫法の単位で1寸(3.03cm)。

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減農薬(げんのうやく)

作物と相性の良い植物(コンパニオンプランツ)を側に植えることで、農薬の使用量を減らすこともできる

一般的には、農薬を通常の半分程度に減らして、農作物を栽培すること。

しかし、農薬使用量の基準が曖昧な上、検査機関も無いため、2004年4月、農林水産省が制定した「特別栽培農産物ガイドライン」により使用禁止とされた。

現在「無農薬」「減農薬」「無化学肥料」「減化学肥料」という表記は、「特別栽培農産物」に統一されている。

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懸崖(けんがい)

小菊の懸崖仕立て

盆栽の仕立て方の一つで、枝の先が鉢の縁よりも下に垂れ下がっているもの。

鉢を崖面に見立てて、断崖絶壁に生える樹木・草花を表現している。

菊作り名人奥技〈第3巻〉盆栽 懸崖 木付け・造景 千輪 盆景・総合花壇

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グラウンドカバー(ぐらうんどかばー)

這い性植物のポリゴナム、和名はヒメツルソバ

地面(グラウンド)を覆う(カバー)植物のこと。

土の流失や雨による泥はねを防ぎ、土壌の乾燥や雑草の発生を抑える。

美しい景観が得られるため、園芸や造園の手法として広く用いられている。

グラウンドカバーには、地面を這うように生長する這い性(はいせい)・匍匐性(ほふくせい)の植物が利用される。

また、建物の壁やフェンスを覆うつる性植物も、グラウンドカバーと呼ばれる。

地被植物(ちひしょくぶつ)、下草(したくさ)ともいう。

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切り戻し(きりもどし)

主枝の切り戻し

伸びすぎたり老朽化した枝を、途中まで切り落とす剪定方法。 枝の長さを調節して樹形を整える。

強く剪定すると樹勢が回復し、翌春に勢い良く枝や茎が出てくる。 果樹を適切に切り戻すことで、多くの花芽が得られ、収穫を増やすことが出来る。

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