マメ科植物の多くに見られる果実。
一枚の心皮からなる子房からできた果実で、成熟すると、心皮が癒合した跡の縫合線から二片に裂開する。
インゲン、エンドウ、ネムノキ、ダイズ、ハナズオウ、ルピナス、クローバー、カラスノエンドウなど。
単果(たんか)、乾果(かんか)、裂開果(れっかいか)に属する。
豆果(とうか)ともいう。
生育途中の植物が、成長を一旦休止すること。 環境が不適切なことから起こる他発休眠(強制休眠)と、植物が自ら活動停止する自発休眠がある。 自発休眠する植物には、寒冷期に適応するため葉を落とす落葉樹や、地上部を枯らせて根だけで越冬する宿根草、球根類などがある。 また、すべての種子が一斉に発芽してしまうと、突然の環境の変化などで全滅する恐れがあるため、自発休眠する種子も多い。 休眠していた植物が目覚め、再び生育が始まったり、発芽能力を持ったりすることを休眠打破(きゅうみんだは)という。 植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ (朝日選書 821) おすすめ平均 生命・農学系の学生に読んでほしい本植物研究最前線通りすがりのバイオ研究者久しぶりに心地よい「研究成果の一般本」を読んだ。最先端の刺激と、わかりやすさとが上手に混じりあっている。きわめて上質,しかも読みやすい Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む 球根植物の地下器官にできる珠芽(しゅが)の一種で、小さな球根状のもの。 ユリ科植物の地下茎にできる小鱗茎(しょうりんけい)、アヤメ科植物の球根底部にできる小球茎(しょうきゅうけい)がある。 木子を植えると発芽し、親と同じ性質を持った植物体を繁殖させることができる。 図説 植物用語事典 おすすめ平均 まるで「教科書」。植物の構造を学ぶのに最適これまでなかった Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む 植物の地下器官に養分が蓄えられ、球状に膨らんだもの。 一般的には、鱗茎(りんけい)、球茎(きゅうけい)、塊茎(かいけい)、根茎(こんけい)、塊根(かいこん)、担根体(たんこんたい)のことを総称して球根という。 植物学的には、塊根(かいこん)、担根体(たんこんたい)以外は、地下茎に分類されている。 球根ガーデニング―庭やコンテナでおしゃれに楽しむ (セレクトBOOKS) 主婦の友社 おすすめ平均 見るだけで分かる、楽しくなる本 Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む 地下茎の一種で、茎が養分を蓄えて肥大し、球状に膨らんだもの。 葉が変形した網状の薄皮、鱗皮(りんぴ)で包まれている。 球根ともいう。 フリージア、グラジオラス、クロッカス、アヤメ、サトイモ、クワイなど。 簡単・毎年咲く!小さな球根を植えよう (NHK趣味の園芸ガーデニング21) おすすめ平均 小さいスペースで球根を可憐です。 Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む 植物が、茎から空気中に出す根のこと。 気根はその役割によって、以下のように分類される。 ◆支柱根…地面まで降りて茎を支える(マングローブなどのヒルギ科植物、タコノキ、トウモロコシ) ◆付着根…樹木や岩石に付着する(キヅタ、アイビー、チランジア) ◆吸水根…空気中の水分を吸収する(着生ラン、サトイモ科植物) 熱帯花木と観葉植物図鑑 日本インドアグリーン協会 おすすめ平均 美しい観葉植物図鑑。 Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む 外国産の植物が、人間を介して他の土地に持ち込まれ、そこに定着して自然に繁殖するようになったもの。 日本に帰化した外来種の植物は数百種に及ぶ。 セイタカアワダチソウ、シロツメクサ、オオマツヨイグサ、クレソン、ブタクサ、セイヨウタンポポ、オオイヌノフグリ、ホテイアオイ等。 日本帰化植物写真図鑑―Plant invader600種 おすすめ平均 盛りだくさんだがわからないあの花も、この花も、帰化植物!バランスのとれた良書帰化植物図鑑の決定版 Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む 土壌改良法の一つで、地表から30cm程度の土を、すべて良質なものに入れ替えてしまうこと。 砂や石などが含まれていたり、栄養分が不足した土壌を、早く改良したい場合に用いる。 一緒に植えておくと、生育が良くなったり、病害虫被害が軽減されるといった良い影響が得られる植物のこと。 コンパニオンプランツともいう。 コンパニオンプランツで野菜づくり (ひと目でわかる図解) Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む 伸びすぎたり老朽化した枝を、途中まで切り落とす剪定方法。 枝の長さを調節して樹形を整える。 強く剪定すると樹勢が回復し、翌春に勢い良く枝や茎が出てくる。 果樹を適切に切り戻すことで、多くの花芽が得られ、収穫を増やすことが出来る。 はじめての庭木・花木の剪定と手入れ [基礎の基礎からよくわかる] (ナツメ社のGarden Books) おすすめ平均 自分で剪定してみようと思う人には! Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む 落ち葉などの有機質を使って堆肥を作る際、積み上げた材料を底から混ぜ合わせること。 材料を均等に混ぜ合わせ、空気を含ませることで発酵・熟成がすすむ。 ナチュラルなほんものの土と堆肥―今までの考え方が、根本から変わる真の健康な土と堆肥とは (ガイアブックス) ハーパー保子 おすすめ平均 気軽にってわけにはいかない堆肥作りに行き詰まった時に Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む 家庭で、野菜・ハーブ・果樹などの作物を育てる菜園。 家庭菜園ともいう。 野菜と花を組み合わせた、デザイン庭園のことを指すこともある。 はじめてのキッチンガーデン―楽しく育てておいしく食べる (SSCムック―レタスクラブ) おすすめ平均 良本です。育てたものを食べるって良いね写真もアイデアもよいとても綺麗な野菜作りの本です。大変わかりやすいです Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む 苗の植え付け時に、あらかじめ施しておく肥料のこと。 長期間にわたって効果が持続するように、緩効性肥料(かんこうせいひりょう)を使うことが多い。 元肥(もとごえ・もとひ・げんぴ)ともいう。 史上最強カラー図解 プロが教える農業のすべてがわかる本―日本農業の基礎知識から世界の農と食まで posted with ヨメレバ 八木 宏典 ナツメ社 2010-06 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む 生魚を煮沸後、水分・脂肪分を絞りとったカスを、乾燥粉砕したもの。 窒素、次いでリン酸を多く含む有機質肥料(ゆうきしつひりょう)。 魚粉に含まれるアミノ酸は、作物本来の味を引き出し、花の色を鮮やかにする。 フィッシュミール、魚粕(さかなかす)とも呼ばれる。 窒素分をやや多く含む緩効性肥料(かんこうせいひりょう)。 草食動物の糞に含まれる植物繊維が、土壌の排水性、通気性、保水性を保つ。 鶏糞などに比べると肥料成分は少ないことから、土壌改良用の堆肥(たいひ)として利用されることが多い。 発酵肥料のつくり方・使い方 posted with ヨメレバ 薄上 秀男 農山漁村文化協会 1995-12 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む 群馬県赤城山系、桐生市周辺で産出される山砂。 多孔質な火山砂礫(かざんされき)が風化したもので、硬くて崩れ難い。 鉄分を多く含んだ弱酸性で、赤みを帯びた黄褐色をしている。 通気性や保水性に優れるが、肥料持ちは良くない。 粒には、大中小のサイズがあり、用途により使い分けることが出来る。 通気性を高めるため、他の用土と混ぜて使うことが多いが、ラン、サツキ、山野草の栽培には単体で使用することもある。 |
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