肥料の三要素のひとつで、元素記号はK。
主として植物の根部を育成することから、根肥(ねごえ)とも呼ばれる。
植物体内ではイオンとして存在し、主に細胞内の浸透圧を調整する。
植物の健康を維持し、細胞を生成、肥大させる要素で、花を大きく、果実や球根を太らせ、葉や茎を強くする効果がある。
過剰に与えると、カルシウムやマグネシウムの吸収を阻害し、病害虫や環境に対する抵抗力を弱める。
欠乏すると、光合成能力が低下し、葉や葉が貧弱になって根腐れを起こしやすくなる。
果実の味や、外見も悪くなるので注意する。