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オーキシン(おーきしん)

オーキシンの一種である3-インドール酢酸の構造式

細胞を伸長させ、植物の成長を促す作用を持った物質の総称。

植物ホルモンの一種。

園芸では、果実を着果させたり、実った果実の肥大や成熟を促すために、使用されることが多い。 また、挿し木等の栄養繁殖では、発根を促すのに用いられる。

植物を、異常に成長させることで、結果的に枯らしてしまう作用を持つオーキシンも存在しており、その作用から除草剤として利用されている。 これはアメリカ軍によって、ベトナム戦争時に枯葉剤として使用された。

植物の枝や茎の先端には、頂芽(ちょうが)と呼ばれる芽があり、そこからはオーキシンが分泌されている。 頂芽のオーキシンは、側面から出る側芽(そくが)の成長を抑制して、頂芽優勢の性質を保つ。

雄蕊(おしべ・ゆうずい)

雄蕊は、葯(やく)と花糸(かし)からなる

種子植物の花(両性花か雄花)にある雄性生殖器官。

花粉を形成する袋状の葯(やく)と、葯を支える花糸(かし)からなる。

一つの花にある複数の雄しべを総称するときは、雄蕊群(ゆうずいぐん)という。

⇔雌蕊(めしべ・しずい)

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晩生(おくて・ばんせい)

チューリップ晩生種のアンジェリケ。5月に咲く遅咲きチューリップは、メイフラワーチューリップとも呼ばれる。

通常品種よりも生長が遅く、収穫時期も遅れる品種。

⇔早生(わせ・そうせい)

オアシス(おあしす)

フラワーアレンジや、挿し木床にも使えるオアシス

生花をアレンジするために用いる、吸水性のフォームのこと。

フェノール樹脂を発泡させたオアシスは、非常に軽量で、スポンジのように多量の水を吸水する。

濃い緑色のものが一般的だが、ガラスなど透明な容器に入れるカラフルなものや、パウダー状タイプもある。

フラワーアレンジメントでは、水を十分含ませたオアシスに、好きな角度から切り花を挿して固定する。

吸水時、無理に水中に沈めると、全体に水分が行き渡らないので、自然に沈むまで待つこと

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オベリスク(おべりすく)

エジプト、カルナック神殿のオベリスク(尖塔)

元々は、古代エジプトの神殿に立つ尖塔の意味。

園芸では、塔のように縦長に組まれた支柱のことを指す。

花壇の中などに設置したオベリスクに、つる性植物を誘引して、高低差のある立体的な植栽を演出する。

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温室(おんしつ)

温室、ハウスともいう

熱帯や亜熱帯が原産地の、耐寒性に乏しい植物を育てるため、冬でも適温を保てるように作った建物のこと。

ハウスともいう。

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親株(おやかぶ)

挿し木や接ぎ木など、栄養繁殖(えいようはんしょく)に用いる植物体のこと。

種子繁殖(しゅしはんしょく)で、種の採取をする植物体のことは、母本(ぼほん)という。

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遅霜(おそじも)

4月から5月に降りる霜のこと。

春の陽気に油断していると、突然気温が下がって霜が降りることがある。

樹木や野菜が芽吹く季節なので、新芽がやられて作物に重大な被害が出てしまう。

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置き肥(おきひ)

置き肥は、なるべく株元から離して

固形肥料を、植物の近くに置いて施肥すること。

直接植物に触らないように、鉢なら縁の方に置くと良い。

雨や水やりで栄養分が徐々に溶け出して、長期間の穏やかな肥効が得られる。

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お礼肥(おれいごえ)・礼肥(れいごえ)

果実の収穫後や開花期の終わりに、疲弊した植物への栄養補給の為に与える肥料のこと。

実りや花を与えてくれた感謝の気持ちを込めて礼肥と呼ぶ。

追肥(ついひ・おいごえ)の一種で、速効性肥料(そっこうせいひりょう)が適している。

追肥(ついひ・おいごえ)

追肥の化成肥料は、直接植物に触れないように与える

植物の成長過程において、元肥(もとごえ)が切れる頃に追加する肥料のこと。

すぐに効果があらわれる速効性肥料(そっこうせいひりょう)が適している。