日本で観賞用として、古来から栽培されてきた植物のこと。
主として日本原産の植物を、長期に渡って育種し、改良を繰り返した伝統的な園芸品種である。
花の色鮮やかさや香りを鑑賞するというより、その細部の美しさや独特な佇まい、自然に調和した優雅な雰囲気をたのしむ。
17世紀の初め、江戸幕府による統一で戦乱の時代が終わり、文芸、美術、音楽などあらゆる分野の芸術が開花した時代、園芸文化も将軍から庶民まで広がったと言われている。

福寿草(フクジュソウ)

春蘭(シュンラン)

万両(マンリョウ)

伊勢撫子(イセナデシコ)

海老根(エビネ)
古典植物辞典 (講談社学術文庫) |
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