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温室(おんしつ)

温室、ハウスともいう

熱帯や亜熱帯が原産地の、耐寒性に乏しい植物を育てるため、冬でも適温を保てるように作った建物のこと。

ハウスともいう。

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母本(ぼほん)

種を採取する、アシタバの母本

種子繁殖(しゅしはんしょく)のため、種の採取をする植物体のこと。

挿し木や接ぎ木などの栄養繁殖(えいようはんしょく)に用いる植物体のことは、親株という。

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親株(おやかぶ)

挿し木や接ぎ木など、栄養繁殖(えいようはんしょく)に用いる植物体のこと。

種子繁殖(しゅしはんしょく)で、種の採取をする植物体のことは、母本(ぼほん)という。

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遅霜(おそじも)

4月から5月に降りる霜のこと。

春の陽気に油断していると、突然気温が下がって霜が降りることがある。

樹木や野菜が芽吹く季節なので、新芽がやられて作物に重大な被害が出てしまう。

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園芸療法(えんげいりょうほう)

園芸を通じて、心身の回復をはかる園芸療法

植物を育てることを通して、病んだ心や身体を回復させる療法。

身体を動かすことによる「身体的効果」、植物の生長に喜び、収穫の楽しさを感じたりすることによる「心理的効果」、植物がコミュニケーションツールになり、他人との関係性を得るきっかけになる「社会的効果」などが見込める。

また、植物と暮らし、自然のサイクルに身を置くことで精神的に安定し、心身の回復に適した環境が得られる。

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F1(えふわん)

First Filial Hybridという言葉を略したもの。 意味は、交配された(Hybrid)、雑種世代の(Filial)、一代目(First)。

一代交配(いちだいこうはい)、一代雑種(いちだいざっしゅ)ともいう。

優れた性質を持った個体を掛け合わせて、両方の良い部分を受け継いだ次世代のこと。

生産者にとって好ましい性質(病害虫に強い、生育が良い、味が良い、収穫が多い等)を持ち、安定的に高品質な収穫が見込める。

ただし、F1から採取した種子にはその性質が遺伝せず、品質が低下するため、同じ品質を保つためには、毎年タネを購入する必要がある。

⇔固定種(こていしゅ)

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植え替え(うえかえ)

混み合った芽には、植え替えや、間引きが必要

鉢やプランタで植物を栽培していると、生長に伴って根詰まりを起こしたり、土が劣化して栄養分が不足することがある。

健全な土壌を回復させ、植物がストレス無く生長できるように、植え替えは2年程度で行った方が良い。

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ウイルスフリー(ういるすふりー)

ウイルスに汚染されていないということ。

植物がウイルス感染すると、様々な病的症状が現れ、健全な育成が阻まれる。

土から伝染する土壌伝染(どじょうでんせん)、アブラムシなどの害虫が伝染する虫媒伝染(ちゅうばいでんせん)、感染した個体の樹液などから伝染する接触伝染(せっしょくでんせん)がある。

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イングリッシュガーデン(いんぐりっしゅがーでん)

イングリッシュガーデン

英国式庭園。

自然な風景の美しさを再現した、一見無造作にみえるような庭。

ナチュラルガーデンともいう。

ポール・スミザーのナチュラル・ガーデン

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忌地(いやち)

同作物や、同じ科に属する植物を、連続して同じ土壌に栽培することで、 土中の成分が偏って病害虫が発生しやすくなったり、生育が悪くなったりすること。

また、そのような土地のこと。

連作障害(れんさくしょうがい)ともいう。

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移植(いしょく)

移植

植物を違う場所に植え替えること。

なるべく根を傷つけないようにして、その植物に適した時期を選んで行うと良い。

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育苗(いくびょう)

苗を育てる

直接種をまかずに、苗がある程度の大きさになるまで管理して育てること。

幼苗を病害虫から守り、安定した環境で育てることが出来る。

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行灯仕立て(あんどんじたて)

アサガオの行灯仕立て

鉢の外周に沿って、数本の支柱を立て、輪にした針金等を水平に数段取り付けたものを行灯支柱(あんどんしちゅう)と言い、そこにツル性植物を巻き付けながら誘引し、らせん状に仕立てることを行灯仕立て(あんどんじたて)という。

アサガオ、ブドウ、クレマチス等のツル性植物に良く利用される。

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posted with ヨメレバ 日本放送出版協会 日本放送出版協会 2008-05 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

明るい日陰(あかるいひかげ)

木漏れ日が差す森林

直射日光は当たらないが、ある程度の光は届く場所。

森林で木漏れ日が差すような環境のこと。

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腐植質(ふしょくしつ)

土壌に堆積した落ち葉は、やがて植物性腐食質になる

落ち葉や木片等の枯死した植物体が、土壌の微生物によって分解されてできた物質。

保水性、通気性、排水性に富み、植物の栽培に適した団粒構造の土壌を作る。

また良質な有機肥料として、土壌の微生物相を豊かにし、肥えた土を作る。

生きている土壌―腐植と熟土の生成と働き 日本有機農業研究会

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置き肥(おきひ)

置き肥は、なるべく株元から離して

固形肥料を、植物の近くに置いて施肥すること。

直接植物に触らないように、鉢なら縁の方に置くと良い。

雨や水やりで栄養分が徐々に溶け出して、長期間の穏やかな肥効が得られる。

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基肥(きひ、もとごえ)

苗の植え付け時に、あらかじめ施しておく肥料のこと。

長期間にわたって効果が持続するように、緩効性肥料(かんこうせいひりょう)を使うことが多い。

元肥(もとごえ・もとひ・げんぴ)ともいう。

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根肥(ねごえ)

植物体内ではイオンとして存在し、細胞内の浸透圧を調整するカリ肥料(K)のこと。

植物の健康を維持し、細胞を生成したり、肥大させたりする効果がある。 そのため、花はより大きく育ち、果実や球根は肥大し、しっかりとした葉や茎が形成される。

過剰に与えると、カルシウムやマグネシウムの吸収を阻害し、病害虫や環境に対する抵抗力を弱める。

欠乏すると、光合成能力が低下し、葉や葉が貧弱になってしまう。 また、果実の味や見てくれは悪くなり、根が弱って根腐れを起こしやすくなる。

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実肥(みごえ)

植物細胞のタンパク質合成や、遺伝情報に関わる核酸をつくる、リン酸肥料(P)のこと。

特に花や果実・種子の形成、根の伸長に必要な要素。

過剰に与えると、亜鉛、鉄等の微量要素が不足することがある。 欠乏すると、開花・結実が遅れ、根や葉の生育が貧弱になる。

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花肥(はなごえ)

植物細胞のタンパク質合成や、遺伝情報に関わる核酸をつくる、リン酸肥料(P)のこと。

特に花や果実・種子の形成、根の伸長に必要な要素。

過剰に与えると、亜鉛、鉄等の微量要素が不足することがある。 欠乏すると、開花・結実が遅れ、根や葉の生育が貧弱になる。

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葉肥(はごえ)

葉や茎の生育に不可欠な、葉緑素の生成に関わる、窒素(N)肥料のこと。

過剰に与えると、葉ばかりが生い茂り、花が付きにくくなる。 また茎が伸びすぎて徒長気味になって、病害虫に侵されやすくなる。

欠乏すると、葉緑素が不足して葉が黄色く変色し、株が大きく育たない。

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根付け肥(ねつけごえ)

植え付けた苗を、なるべく早く活着させる為に施す肥料のこと。 追肥の一種。

定植の2~3日前から、定植後数日の間に与える。

活着肥、スターターとも呼ばれる。

コンポスト(こんぽすと)

コンポスト

落ち葉・バーク・ワラ・枯れ草・生ゴミなどに、米ぬか・牛糞・鶏糞等を加えて積み重ね、発酵・熟成させた有機質肥料(ゆうきしつひりょう)のこと。

有用微生物を多く含んでおり、土壌の微生物相を豊かにし、病害虫を抑制する効果がある。

団粒構造の土壌を作る、土壌改良剤としても用いられる。

堆肥(たいひ)ともいう。

また、植物育成用にあらかじめ混合された用土のことを、コンポストと呼ぶこともある

家庭でつくる生ごみ堆肥―よくある失敗防ぐポイント

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カリ・カリウム(かり・かりうむ)

肥料の三要素のひとつで、元素記号はK。 主として植物の根部を育成することから、根肥(ねごえ)とも呼ばれる。

植物体内ではイオンとして存在し、主に細胞内の浸透圧を調整する。

植物の健康を維持し、細胞を生成、肥大させる要素で、花を大きく、果実や球根を太らせ、葉や茎を強くする効果がある。

過剰に与えると、カルシウムやマグネシウムの吸収を阻害し、病害虫や環境に対する抵抗力を弱める。

欠乏すると、光合成能力が低下し、葉や葉が貧弱になって根腐れを起こしやすくなる。 果実の味や、外見も悪くなるので注意する。

リン酸(りんさん)

肥料の三要素のひとつで、元素記号はP。

植物細胞のタンパク質合成や、遺伝情報に関わる核酸を構成する成分で、 花や果実・種子を形成したり、根の伸長させるのに必要な要素で、花肥(はなごえ)、実肥(みごえ)とも呼ばれる。

過剰に与えると、亜鉛、鉄等の微量要素が不足することがある。 欠乏すると、開花・結実が遅れ、根や葉の生育が貧弱になる。

肥料になった鉱物の物語―グアノ、チリ硝石、カリ鉱石、リン鉱石の光と影 (のぎへんのほん)

posted with ヨメレバ 高橋 英一 研成社 2004-03 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

窒素(ちっそ)

肥料の三要素のひとつで、元素記号はN。

葉緑素生成に関わる、葉や茎の生育に必要な要素。 葉肥(はごえ)とも呼ばれる。

過剰に与えると、葉ばかりが生い茂り、花が付きにくくなるばかりか、 茎が伸びすぎて徒長気味になり、病害虫にも侵されやすくなる。

欠乏すると、葉緑素が不足して葉が黄色く変色し、株が大きく育たない。

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春肥(しゅんぴ・はるごえ)

樹木、宿根草、球根、秋まきの草花などの芽が動き始める、2月下旬から3月上旬頃に与える追肥(ついひ・おいごえ)の一種。

気温が上がって、植物の養分吸収が始まるその時に、肥料を与えること。

芽吹きの時期に施肥することから、芽出し肥(めだしごえ)とも呼ばれる。

芽出し肥(めだしごえ)

樹木、宿根草、球根、秋まきの草花などの芽が動き始める、2月下旬から3月上旬頃に与える追肥(ついひ・おいごえ)の一種。

気温が上がって、植物の養分吸収が始まるその時に、速効性肥料(そっこうせいひりょう)を与えること。

春に施肥することから、春肥(はるひ・はるごえ)とも呼ばれる。

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肥料の三要素(ひりょうのさんようそ)

肥料の三要素

植物の生育に必要不可欠な成分「窒素・リン酸・カリ(カリウム)」のこと。

単にアルファベットの元素記号で「N・P・K」と表されることもある。

◆窒素(N) 葉肥(はごえ)とも言われる、葉緑素生成に関わる要素。葉や茎の生育に必要。 過剰に与えると、葉が柔らかくなり、徒長して病害虫に侵されやすくなる。

◆リン酸(P) 花肥(はなごえ)・実肥(みごえ)とも言われる、植物細胞のタンパク質を形成する要素。 主に花・果実・種子の形成に必要。

◆カリ(K) 根肥(ねごえ)とも言われる、植物の細胞核を構成し、細胞増加に役立つ要素。 主に根を発達させ、球根を太らせる。

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肥料(ひりょう)

植物に吸収された土壌の栄養分を補うもの。

主な成分は、生育に必要な三要素、窒素N・リン酸P・カリウム(カリ)K。

その他に、中量要素のカルシウムCa、マグネシウムMg、イオウS、微量要素の鉄Fe、亜鉛Zn、銅Cu、マンガンMn等を含むものもある。

※肥料取締法による家庭園芸用の肥料は、 「窒素・リン酸・カリウムがそれぞれ0.1%以上、あるいは2成分以上の合計量が0.2%以上含むもの」とされる。

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寒肥(かんぴ・かんごえ)

植物の成長が停止する12月~2月頃、主に樹木に施す肥料のこと。

冬季に緩効性肥料(かんこうせいひりょう)を与えると、徐々に分解が進み、ちょうど春の芽吹きの頃に肥料の効果が得られる。

お礼肥(おれいごえ)・礼肥(れいごえ)

果実の収穫後や開花期の終わりに、疲弊した植物への栄養補給の為に与える肥料のこと。

実りや花を与えてくれた感謝の気持ちを込めて礼肥と呼ぶ。

追肥(ついひ・おいごえ)の一種で、速効性肥料(そっこうせいひりょう)が適している。

施肥(せひ)

肥料は、植物に直接触れないように与える

植物に肥料を与えること。

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追肥(ついひ・おいごえ)

追肥の化成肥料は、直接植物に触れないように与える

植物の成長過程において、元肥(もとごえ)が切れる頃に追加する肥料のこと。

すぐに効果があらわれる速効性肥料(そっこうせいひりょう)が適している。

用土(ようど)

植物の栽培に適するように、あらかじめブレンドされた土のこと。 一般的な用土には、基本用土や土壌改良材、肥料などが数種類混合されている。

自分で土を配合する手間が省けて、初心者でも手軽に利用することが出来る。

育てる植物や栽培環境に合わせた専用土も多い。

サボテン、野菜、花、ハーブ、ブルーベリー、ラン、バラ、山野草、ハンギングなどに適した用土が多数市販されている。

培養土(ばいようど)、配合土(はいごうど)、コンポストともいう。

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ヤシの実チップ(やしのみちっぷ)

廃棄されるヤシ繊維を利用したチップは、環境破壊を起こさない

ココナッツ果皮の繊維層、やし殻を粉砕し、チップ状にしたもの。

ヤシガラチップ、ココヤシチップともいう。

軽量で、吸水性、保水性、排水性に富み、水を含むと膨張する性質を持つ。

大粒は鉢底石やマルチとして、中粒は洋ラン等の栽培用土に、小粒は培養土の原料等に使われる。

使用前に一昼夜水につけて、塩分やアクを抜いてから使うと良い。

堆肥(たいひ)

生ゴミ堆肥

落ち葉・バーク・ワラ・枯れ草・生ゴミなどを原料とし、そこに米ぬか・牛糞・鶏糞等を加えて積み重ね、発酵・熟成させた有機質肥料(ゆうきしつひりょう)のこと。

植物の栽培に適した団粒構造の土壌を作るのに役立つことから、土壌改良のために欠かせない資材。

また、堆肥に含まれる有用微生物は、土壌の地力を向上させ、病害虫を抑制する。

コンポストともいう。

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バーク(ばーく)

バークチップ

樹皮のこと。

砕いたものをパークチップ、腐植させたものはバーク堆肥という。

バークチップで植物の根元を覆い(マルチング)、雑草の発生や泥はねを抑えたり、酷暑期や寒冷期に、土壌を保温・保湿することができる。

発酵させたパーク堆肥は、土壌改良にも使われる。

石灰(せっかい)

生石灰(CaO)

強いアルカリ性質で、酸性土壌を中和するのに利用する。

また、土壌にカルシウム分を補給する。

園芸用途には、消石灰(しょうせっかい)や苦土石灰(くどせっかい)を用いることが多い。

石灰の種類 ・生石灰(きせっかい)酸化カルシウムCaO ・消石灰(しょうせっかい)水酸化カルシウムCa(OH)2 ・炭酸カルシウム(たんさんかるしうむ)CaCO3 ・カルシウム(かるしうむ)Ca

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微塵(みじん)

微塵を多く含んだ用土は、ふるいにかけてから使う

用土に含まれる土の微細な粒子。

土壌の底部に微塵が溜まると、目詰まりを起こして、通気性・排水性を損なう。

あらかじめ用土をふるいにかけて、取り除いておくのが望ましい。

シートモス(しーともす)

シートモスを使用した苔玉

コケを乾燥し、薄いシート状に加工したもの。

こけ玉作りや、フラワーアレンジメントに利用されている。

ハンギング器材に土を盛る為に、内側に敷いて使用することもできる。