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肉穂花序(にくすいかじょ)

サトイモ科のミズバショウ

サトイモ科の植物などにみられる花の並び方(花序)のこと。

肥大した太い花軸の表面に、多数の小さな花が密集している。

そのまわりを囲む、花びらのようなものは仏炎苞(ぶつえんほう)という。

アンスリウム、ミズバショウ、クワズイモ、コンニャク、ウラシマソウ、マムシグサ、ザゼンソウ、タコノキ、スパティフィラム(スパティフィルム)、ボタンウキクサなど。

ナシ状果(なしじょうか)

洋ナシの食用部分は、花床が肥大して多肉化したもの

ナシ状果で食用になるのは、花床(かしょう)または花托(かたく)が肥大した部分で、子房が発達した果実は芯の部分である。

多肉果の一種。

リンゴ、ナシ、カリン、マルメロ、ビワ、カマツカ、ナナカマド、ピラカンサ(タチバナモドキ、トキワサンザシ、カザンデマリ)など。

ナタネ粕(なたねかす)

菜の花のタネ、含油量は約40%

アブラナ科植物(菜の花)の種子、菜種は油分を多く含んでおり、古くから食用油として利用されてきた。

ナタネ粕は、油の絞りカス。

約5%の窒素、約2.5%のリン酸を含むことから、代表的な植物性有機肥料として、園芸や農業に利用されている。

そのままだと弱アルカリ性、発酵させると酸性に変化する。

二年生草本(にねんせいそうほん)

二年生草本の忘れな草

種子が芽生えて花を咲かせ、再度種子を実らせて枯れるまでのサイクルが、1年以上2年未満の植物のこと。

冬の低温を経験して開花する性質を持つものが多い。

二年草(にねんそう)、二年生植物(にねんせいしょくぶつ)ともいう。

ワスレナグサ、カンパニュラ、ジギタリス、タチアオイ、シザンサスなど。

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二年生植物(にねんせいしょくぶつ)

二年生植物のカンパニュラ、風鈴草(ふうりんそう)、釣鐘草(つりがねそう)とも呼ばれる

種子が芽生えて花を咲かせ、再度種子を実らせて枯れるまでのサイクルが、1年以上2年未満の植物のこと。

二年草(にねんそう)、二年生草本(にねんせいそうほん)ともいう。

ワスレナグサ、カンパニュラ、ジギタリス、タチアオイ、シザンサスなど。

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二年草(にねんそう)

二年草のジキタリス、別名はキツネノテブクロ

種子が芽生えて花を咲かせ、再度種子を実らせて枯れるまでのサイクルが、1年以上2年未満の植物のこと。

冬の低温を経験して開花する性質を持つものが多い。

二年生植物(にねんせいしょくぶつ)、二年生草本(にねんせいそうほん)の園芸的な呼び名。

ワスレナグサ、カンパニュラ、ジギタリス、タチアオイ、シザンサスなど。

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肉芽(にくが)

山芋の肉芽は、むかごと呼ばれる

主に葉腋(ようえき)や花序(かじょ)にできる芽の一種で、栄養分が蓄えられて肥大した茎からなる、小さな芋のような塊。

ヤマノイモ、ムカゴイラクサ、カラスビシャクなどに発生する。

珠芽(しゅが)、零余子(むかご)ともいう。

二季咲き(にきざき)

二季咲きのガザニア

年に二回、春と秋に開花期が訪れる植物。

ガザニア、ナスタチウム、チョコレートコスモス、バラ(一季咲きもあり)等。

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熱帯植物(ねったいしょくぶつ)・熱帯性植物(ねったいせいしょくぶつ)

中央アメリカや南アメリカの熱帯・亜熱帯原産のトケイソウ

熱帯・亜熱帯地方に生育する植物のこと。

中でも、葉を鑑賞する熱帯性の植物は、観葉植物という。

日本で熱帯性植物を育てる場合は、冬季の管理がポイントになる。

植物によって異なる耐寒温度を把握して、その温度以下にならないように管理すること。

寒冷期には灌水(かんすい)を控えめに、冷たすぎない水を与える。

また、日本の夏の直射日光は、熱帯以上に強いことがある。 鬱蒼としたジャングルに生育する植物などは、酷暑期に日陰で管理すると良い。

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稔性(ねんせい)

植物の有性生殖が可能な性質。交雑の親和性ともいう。

雄蕊(ゆうずい・おしべ)や雌蕊(しずい・めしべ)によって受精が行われ、次世代の種子が形成される。

⇔不稔性(ふねんせい)

ダーウィン著作集〈3〉植物の受精 Charles Robert Darwin

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根切り虫(ネキリムシ)

根切り虫(ネキリムシ)

ネキリムシの被害、茎が食いちぎられている

[和名(分類)] カブラヤガ・タマヤナガ・センモンヤガ(チョウ目ヤガ科モンヤガ亜科)

地際で植物の茎を切り落とすのは、主としてモンヤガ亜科の幼虫だが、ヨトウガの幼虫ヨトウムシや、根を食害するコガネムシの幼虫も含めて、ネキリムシと呼ぶこともある。

[発生] 5月~10月。 年3~4回発生する。 幼虫の状態で土中で越冬し、翌年3月頃から活動を再開する。

[症状] 地際の茎を食害し、切断して植物を枯らせてしまう。

[形態・生態] モンヤガ亜科の幼虫は、体長10~20mm前後で黒灰色のものが多い。 葉に一つずつ産み付けられた卵が孵化すると、葉の食害を始める。 成長すると昼間は土中で過ごし、夜間に出てきて食害する夜行性。

[食餌植物] 草花、野菜など多くの植物。

[天敵] 寄生蜂(コバチ等)や寄生蝿(ヤドリバエ等)。

[防除方法] 被害を受けた植物の根元を掘り返すと、簡単に見つけることが出来るので捕殺する。

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根回し(ねまわし)

植物、特に樹木を移植する際に、植え替えによるダメージを軽減して、早く定着するように施す下準備のこと。

掘り上げる植物をあらかじめ根切りして、新しい根を発生させておくことで、移植地での活着がスムーズに行なわれる。

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根切り(ねきり)

主に樹木に行なう処理で、幹の周囲にぐるりとスコップ等を差し込んで、根の先端を切ってしまうこと。

こうすることで樹勢が抑えられ、樹木の徒長を防いで丈夫な苗木を作る。 栄養分が花芽に行く事で、花付きを良くする効果もある。

また、根が切られた部分から新たに発根するので、樹木を移植する数ヶ月~1年前に施しておくと新しい場所に定着しやすい。

根切りは樹木が休眠する時期(11~3月頃)に、剪定と一緒に行なうと良い。

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根詰まり(ねづまり)

プランターで根詰まりをおこした植物

植物の根が生長して、鉢一杯に広がってしまった状態。

そのままにしておくと、新しい根が伸びる隙間が無くなって、水分や養分の吸収が上手くいかずに結局は枯れてしまう。

鉢に植えた植物は2年程度で植え替えを行い、根を整理し、土をリフレッシュしよう。

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根腐れ(ねぐされ)

根腐れをおこし、枯れたオリーブ

植物の根が腐ってしまうこと。

症状が酷くなると、枯れてしまう。

土壌の水分過多が原因で起こることが多い。

粘土など細かい粒子を多く含む土壌は、堆肥や多孔質な資材で土壌改良し、通気性や排水性を確保すると良い。

肥料のバランスの悪さや、病害虫が原因で引き起こされることもある。

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根張り(ねばり)

盆栽では、地表部にある根の状態のことを根張りという

植物の根の広がりや、張り具合のこと。

盆栽用語では、地表にあらわれた根の状態のことを指す。

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根鉢(ねはち・ねばち)

ゼラニウムの根鉢

鉢植えの植物を抜いたり、地植えの植物を掘り出した時に見られる、植物の根と周りの土がくっ付いて一塊になったもの。

植え替えをするときは、根鉢を崩さなければ植物へのダメージは少なくてすむ。

逆に、わざと根鉢を崩して古い根を切ってしまうことで、新しい根の発根を促すこともできる。

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根株(ねかぶ)

宿根草の福寿草は、夏季は根株で休眠し、2月頃に開花する

多年草において、越冬時に地上部が枯れてしまい、ほとんど根だけの状態になったもの。

樹木の切り株のことも根株という。

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農薬(のうやく)

有機リン系殺虫剤のイソキサチオン

農業に用いる薬剤のこと。

殺虫剤、除草剤、殺菌剤、防黴剤(ぼうばいざい)、植物ホルモン等の薬剤の総称。

害虫の天敵である昆虫や菌類のことは、生物農薬(せいぶつのうやく)と呼ぶ。

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二毛作(にもうさく)

米の裏作として栽培される麦

一年の間に同じ農地で、二種類の作物を、時期を違えて栽培すること。 例えば、春から秋にコメを作り、秋から春にムギを作る。

最初に栽培する農作物を表作(おもてさく)、後のものを裏作(うらさく)という。 水田の裏作には、麦類・大豆・菜種・レンゲ・野菜類が作られることが多い。

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苗床(なえどこ)

苗床

種まきをして、苗を育成する場所のこと。

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苗(なえ)

生育途中の幼い植物や、挿し木等の栄養繁殖(えいようはんしょく)で増やした小さな株のこと。

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ナーサリー(なーさりー)

ナーサリー

nurseryとは、幼い生き物を育てる場所のこと。

植物の場合は、苗木や苗床、それを育てる育苗所のことを指す。

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根肥(ねごえ)

植物体内ではイオンとして存在し、細胞内の浸透圧を調整するカリ肥料(K)のこと。

植物の健康を維持し、細胞を生成したり、肥大させたりする効果がある。 そのため、花はより大きく育ち、果実や球根は肥大し、しっかりとした葉や茎が形成される。

過剰に与えると、カルシウムやマグネシウムの吸収を阻害し、病害虫や環境に対する抵抗力を弱める。

欠乏すると、光合成能力が低下し、葉や葉が貧弱になってしまう。 また、果実の味や見てくれは悪くなり、根が弱って根腐れを起こしやすくなる。

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根付け肥(ねつけごえ)

植え付けた苗を、なるべく早く活着させる為に施す肥料のこと。 追肥の一種。

定植の2~3日前から、定植後数日の間に与える。

活着肥、スターターとも呼ばれる。