生育途中の植物が、成長を一旦休止すること。
環境が不適切なことから起こる他発休眠(強制休眠)と、植物が自ら活動停止する自発休眠がある。
自発休眠する植物には、寒冷期に適応するため葉を落とす落葉樹や、地上部を枯らせて根だけで越冬する宿根草、球根類などがある。
また、すべての種子が一斉に発芽してしまうと、突然の環境の変化などで全滅する恐れがあるため、自発休眠する種子も多い。
休眠していた植物が目覚め、再び生育が始まったり、発芽能力を持ったりすることを休眠打破(きゅうみんだは)という。
植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ (朝日選書 821) おすすめ平均
生命・農学系の学生に読んでほしい本植物研究最前線通りすがりのバイオ研究者久しぶりに心地よい「研究成果の一般本」を読んだ。最先端の刺激と、わかりやすさとが上手に混じりあっている。きわめて上質,しかも読みやすい
Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む