[和名(分類)] カブラヤガ・タマヤナガ・センモンヤガ(チョウ目ヤガ科モンヤガ亜科)
地際で植物の茎を切り落とすのは、主としてモンヤガ亜科の幼虫だが、ヨトウガの幼虫ヨトウムシや、根を食害するコガネムシの幼虫も含めて、ネキリムシと呼ぶこともある。
[発生] 5月~10月。 年3~4回発生する。 幼虫の状態で土中で越冬し、翌年3月頃から活動を再開する。
[症状] 地際の茎を食害し、切断して植物を枯らせてしまう。
[形態・生態] モンヤガ亜科の幼虫は、体長10~20mm前後で黒灰色のものが多い。 葉に一つずつ産み付けられた卵が孵化すると、葉の食害を始める。 成長すると昼間は土中で過ごし、夜間に出てきて食害する夜行性。
[食餌植物] 草花、野菜など多くの植物。
[天敵] 寄生蜂(コバチ等)や寄生蝿(ヤドリバエ等)。
[防除方法] 被害を受けた植物の根元を掘り返すと、簡単に見つけることが出来るので捕殺する。
もっともくわしい植物の病害虫百科―園芸・家庭菜園に役立つ!植物の病害虫その知識と予防
posted with ヨメレバ 根本 久 学習研究社 2005-02 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む