団粒とは、土や腐植質などの粒子が集まって、1~5㎜前後の団子状になったもの。
土中の微生物や昆虫などが、落ち葉や樹皮などの有機質を分解する際に、分泌する粘液や排泄物などが接着剤のようになって、塊になるといわれる。
土壌に含まれた大小の団粒は、粒と粒の間に隙間をつくり、通気性、排水性、保水性、保肥性に優れた土壌をつくる。
新鮮な空気や水分を含んだ、柔らかな団粒構造の土壌は、植物にとって非常に好ましい環境といえる。
⇔単粒構造(たんりゅうこうぞう)
土と微生物と肥料のはたらき (農学基礎セミナー)
posted with ヨメレバ 山根 一郎 農山漁村文化協会 1988-06 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む