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団粒構造(だんりゅうこうぞう)

団粒構造の土壌

団粒とは、土や腐植質などの粒子が集まって、1~5㎜前後の団子状になったもの。

土中の微生物や昆虫などが、落ち葉や樹皮などの有機質を分解する際に、分泌する粘液や排泄物などが接着剤のようになって、塊になるといわれる。

土壌に含まれた大小の団粒は、粒と粒の間に隙間をつくり、通気性、排水性、保水性、保肥性に優れた土壌をつくる。

新鮮な空気や水分を含んだ、柔らかな団粒構造の土壌は、植物にとって非常に好ましい環境といえる。

⇔単粒構造(たんりゅうこうぞう)

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腐葉土(ふようど)

落葉や落枝が、腐植してできた腐葉土

落葉や落枝が、腐植してできた腐葉土

広葉樹等の落葉や落枝が、土壌に堆積して腐植したもの。 自然界では、土壌にすむ生物や微生物が、有機物を分解して作る。

通気性、排水性、保水性に優れた有機肥料であり、また良質な堆肥であることから、植物の栽培に広く利用されている。

土壌に混合すると、腐葉土が直径1~5㎜ほどの土の粒「団粒(だんりゅう)」の元になり、団粒構造の土壌を形成する。 土壌改良には、非常に適した資材といえる。

また、穏やかな効き目を持つ緩効性肥料(かんこうせいひりょう)としても知られている。

腐植土(ふしょくど)ともいう。

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