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バイオテクノロジー(ばいおてくのろじー)

培地を使った植物細胞の培養

生命工学、生物工学のこと。

生物が備える機能を研究・解明し、実社会で役立つ物質や生物を作り出す技術。

農業や園芸分野では、遺伝子組み換えで農薬や病害虫に耐性のある作物をつくったり、交雑できない植物同士を細胞融合させて、新しい種を生み出したりする。

組織培養では、たった一つの細胞から一個の植物体(クローン)を作ることが出来て、大量増殖も可能である。

茎や枝の先端にある成長点だけを切り取って培養し、ウイルスに感染していないウイルスフリー苗をつくることもできる。 この技術を利用して作られたクローン苗のことを、メリクロン苗という。

新品種の開発のため、植物細胞に放射線や薬品などを与えて遺伝子の変異を促し、人工的に突然変異を起こすこともある。

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根粒菌(こんりゅうきん)

エダマメの根に形成された、根粒菌のコロニー

主としてマメ科植物の根に棲みつく、リゾビウム属の微生物(細菌)のこと。

根粒菌に感染したマメ科植物の根には、粒状のコロニーが形成される。

コロニーで繁殖した根粒菌は、空気中の窒素分を、肥料として吸収可能なアンモニアに変換して植物に供給する。

これを窒素固定といい、窒素固定する微生物を窒素固定菌という。

根粒菌のおかげで、マメ科植物は肥料を与えなくても健康的に生育するといわれる。

アンモニアを得る代わりに、マメ科植物は光合成で得た炭水化物を根粒菌に供給する。

このように、両者は共生関係にある。

休耕畑でマメ科のレンゲソウやクローバーを育てるのは、根粒菌の窒素固定の働きを利用して、農地を肥やすためである。

共生農業―微生物の知恵を生かし自然が蘇る

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白化(はくか・はっか)

その生き物固有の色素が欠落し、白色に変化すること。

白化には、遺伝情報の欠損によって起こるアルビノと、環境要因で起こるクロロシスがある。

◆アルビノ

植物にアルビノ現象が起こると、葉緑素が欠乏する。

クロロフィル(葉緑素)を持たない植物は、ある程度までは成長しても、光合成を行なえずにやがて枯死する。 アルビノ種を育成する場合は、接ぎ木により、通常の個体を台木に使用すると良い。

園芸で人気のある斑入りの品種は、部分的に白化が生じたもの。

葉が部分的に白化した斑入りの植物

◆クロロシス

クロロシスは、葉緑素合成に必要な窒素や、鉄・亜鉛・マンガンなどのミネラル類が、土壌に不足することで起こる。

日照不足や水切れ、葉の老化等が原因となって、色素が抜ける場合もある。

葉脈を残して葉が黄変する、クロロシスの症状

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アルビノ(あるびの)

アルビノのセキセイイインコ

その生き物固有の色素が欠落している個体のこと。

遺伝情報の欠損によって起こる現象で、植物の場合は葉緑素が欠乏する。

クロロフィル(葉緑素)を持たない植物は、ある程度までは成長しても、光合成を行なえずにやがて枯死する。

アルビノ種を育成する場合、接ぎ木で、台木に通常の個体を使用する方法もある。

園芸で人気のある斑入りの品種は、部分的にアルビノが発生したもの。

白化(はくか・はっか)ともいう。

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種(しゅ)

生物を分類する際に、基本となる単位のこと。

同じ構造と機能を持った同種の生物は、生殖によって同じ形質を持つ次世代を再生産する。

類似した種は、属(ぞく)や科(か)と呼ばれるさらに大きなグループにまとめられる。 種の中でグループ分けされたものは亜種(あしゅ)という。

生物を分類することを目的とした生物学は、分類学という。

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生物農薬(せいぶつのうやく)

2008年12月、交配によって飛ばないテントウムシが生み出され、商品化に向けた研究が行なわれている

害虫の天敵である生き物(昆虫・線虫・菌類)を、農薬として利用するもの。

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ハイブリッド(はいぶりっど)

ミニトマトのハイブリッド品種「アイコ」

生物学上においては、異なる2種の生物を人工的に交配し、生み出された新種のこと。 交雑種、または雑種ともいう。

植物では、異なる種の植物同士を掛け合わせたもの(種間雑種)も、同種の植物を交配したもの(種内雑種)もハイブリッドと呼んでいる。

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