[和名(分類)] オカダンゴムシ(ワラジムシ目オカダンゴムシ科)
[発生] 3~11月
[症状] 普段は落ち葉等の腐植質を食べているが、植物の花や新芽を食べることがある。 野菜の幼苗が被害を受けやすい。
[形態] 体長は約10mm、灰色で丸みを帯びた甲殻を持つ。 危険を感じると体を丸め球状になることから、ダンゴムシと呼ばれている。
[生態] 夜行性で、昼間は石や倒木の下、鉢底などに潜んでいる。 乾燥に弱く、常に湿った場所に生息している。
不快害虫の一つに数えられるが、土を耕し、土壌の有機物を無機質に分解する働きをすることから、全くの害虫とは言えないだろう。
[食餌植物] 雑食性で、落ち葉等の腐植質や雑草、芽や苗、果物等を食べる。
[天敵] カエル、トカゲ、カナヘビ
[防除方法] まずは、ダンゴムシの好む環境をなるべく作らないこと。 虫の棲みかになるような場所を作らず、湿気をこもらせない。 大量発生してしまった場合は、薬剤を散布する。
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