用語を検索!



あいうえお順

翼果(よくか)

熟すと、螺旋を描くように落ちるモミジの翼果

果皮の一部が羽のように発達しており、風により飛散する果実。

この羽の部分を翼(よく)という。

ニレ、ハンノキ、トネリコ、カエデ、モミジ、ボダイジュ、ケヤキ、メグスリノキなど。

単果(たんか)、乾果(かんか)、閉果(へいか)に属する。

翅果(しか)ともいう。

葉・花・実・樹皮で見分ける! 樹木観察ハンドブック 山歩き編 (るるぶDo!) (るるぶDo!ハンディ)

posted with ヨメレバ 松倉 一夫 ジェイティビィパブリッシング 2009-07-17 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon … ≫続きを読む

葉腋(ようえき)

葉腋から出る、腋芽(えきが)

植物の茎で、葉の付け根の内側部分のこと。

ここから脇芽が出ることが多い。

葉腋から出る芽は、腋芽(えきが)ともいわれている。

葯(やく)

ヤクは、花粉の詰まった袋のような形状をしている

雄しべの先端にある、花粉を形成する袋状の器官のこと。

雄蕊(おしべ・ゆうずい)

雄蕊は、葯(やく)と花糸(かし)からなる

種子植物の花(両性花か雄花)にある雄性生殖器官。

花粉を形成する袋状の葯(やく)と、葯を支える花糸(かし)からなる。

一つの花にある複数の雄しべを総称するときは、雄蕊群(ゆうずいぐん)という。

⇔雌蕊(めしべ・しずい)

なぜあるの?めしべとおしべ (植物のふしぎシリーズ)

Amazonで詳しく見る by G-Tools

陽生植物(ようせいしょくぶつ)

陽生植物のバラ

強い日差しを好み、直射日光下で良く育つ植物のこと。

耐陰性に乏しく、日陰の環境では葉が変色したり徒長したりして上手く育たない。

陽地植物(ようちしょくぶつ)ともいう。

マツ、バラ、ヒマワリ、アサガオ、ハイビスカスなど。

⇔陰生植物(いんせいしょくぶつ)

絵とき 植物生理学入門

posted with ヨメレバ 山本 良一 オーム社 2007-01 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

葉芽(はめ・ようが)

ブルーベリーの葉芽

生長すると葉になる芽のこと。

花芽と比べると、やや細い形状をしている。

樹木の冬芽図鑑 おすすめ平均

冬芽への「思い」が伝わってくる図鑑

Amazonで詳しく見る by G-Tools

有機栽培(ゆうきさいばい)

有機栽培のビーツ(赤カブ)

化学合成された肥料や薬剤を使用せず、天然の資材を利用して肥えた土壌を作り、生態系と調和させて植物を栽培する方法。

化学農法に比べると、収穫量は少なくなることが多い。

有機農業、有機農法、オーガニック農法ともいう。

農産物に有機表示をする場合は、農林水産省によるJAS認定を受けなければならない。 JAS法に定められた有機農産物の基準は以下の2点。

・堆肥等による土作りを行い、播種・植付け前2年以上及び栽培中に(多年生作物の場合は収穫前3年以上)、原則として化学的肥料及び農薬は使用しないこと

・遺伝子組換え種苗は使用しないこと これを満たし、認定を受けると「有機農産物」「有機栽培農産物」「有機○○」「オーガニック○○」等の表示ができるようになる。 認定後も、監査は毎年行われ、違反したときは罰則が適用される。

有機農業ハンドブック―土づくりから食べ方まで 日本有機農業研究会

おすすめ平均

田舎暮らしへのお供にどうぞ

Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む

寄せ植え(よせうえ)

寄せ植え

花壇や畑・コンテナに数種類の植物を植え付けること。

単植するより自然界の姿に近く、病害虫への耐性が高まる。

適した栽培環境が似た植物を一緒に植えると管理しやすい。

混植(こんしょく)ともいう。

吉谷桂子のコンテナガーデン―寄せ植え作りに夢中! (主婦の友生活シリーズ) おすすめ平均

センスUPに最適な本!点・線・面そして配色センス良くわかりやすい内容です

Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む

葉面散布(ようめんさんぷ)

植物の葉面に、液状の薬剤や肥料をかける葉面散布

植物の葉に、水に溶かした肥料や薬剤を散布すること。

葉面の養分吸収量は根と比べると少ないが、速効性があるため、挿し木や根を傷めた植物などに効果的である。

はじめて育てるハーブ―よくわかるプロセス解説 (ブティック・ムック No. 858 ビギナーシリーズ)

posted with ヨメレバ ブティック社 2010-04 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

誘引(ゆういん)

ツル植物の誘引

植物の茎や枝を固定したり、ツルを巻き付けたりして、伸ばしたい方向に導くこと。

茎を支柱に結ぶ時は、紐や針金を支柱にしっかりと固定してから、締め付けないようにゆるく茎を結ぶ。

支柱と茎をクロスするように、8の字状に固定すると茎を痛めない。

空間を彩るつる植物でガーデニング (実用BEST BOOKS) おすすめ平均

これ一冊で網羅!

Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む

ヤシマット(やしまっと)

バスケットの内張りに使われたヤシガラマット

ココナッツ果皮の繊維層をシート状に加工したもの。

主に、ハンギングバスケットの内張りに使われる。

ヤシガラマットともいう。

今日からはじめるハンギングバスケット―長く楽しむつくり方とデザイン

posted with ヨメレバ 上田 奈美 農山漁村文化協会 2006-11 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

焼土(しょうど・やきつち)

土壌の害虫を駆除し、殺菌消毒するために土を焼くこと。

田畑で焚き火をしたり、専用の機械を使ったりして土を熱する。 家庭では、古いフライパン等を使えば少しずつ焼くことができる。

夏の直射日光を利用して、黒いビニールに入れた土を蒸し焼きにする方法もある。

土壌学の基礎―生成・機能・肥沃度・環境 おすすめ平均

楽しめる専門書土の不思議をロマンの香りにのせて解き明かしてくれる本

Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む

養液土耕(ようえきどこう)

養液土耕のしくみ(簡易)

植物の培地に土を使い、灌水(かんすい)と同時に液肥(えきひ)を施して植物を栽培する方法。

水や肥料の量を管理して、効率よく栽培することができる。

野菜・花卉の養液土耕(ドリップ・ファティゲーション)―リアルタイム診断と点滴灌水・施肥で高品質安定生産

posted with ヨメレバ 六本木 和夫 農山漁村文化協会 2000-04 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon 図書館 … ≫続きを読む

養液栽培(ようえきさいばい)

ハイドロボールを使用した固形培地耕

植物育成に必要な養分を含む、液体を使用した栽培方法。

このうち、培地を使わずに、液肥と水だけで栽培することを「水耕栽培(すいこうさいばい)」、発泡煉石(はっぽうれんせき)や炭粒等の培地を使って栽培することを「固形培地耕(こけいばいちこう)」という。

液耕(えきこう)ともいう。

養液栽培の新マニュアル 日本施設園芸協会

Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む

有性生殖(ゆうせいせいしょく)

ミツバチによる虫媒授粉

雌の卵細胞と、雄の精細胞が受精・融合して、次世代の種子が形成されること。

⇔無性生殖(むせいせいしょく)

花の顔―実を結ぶための知恵 (POINT図鑑) おすすめ平均

すばらしい花の見方が変わります

Amazonで詳しく見る by G-Tools 花と昆虫、不思議なだましあい発見記 (講談社SOPHIA BOOKS) 正者 章子

おすすめ平均

野外で花を見る目が変わる

Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む

有機質肥料(ゆうきしつひりょう)・有機肥料(ゆうきひりょう)

動植物の有機質を主成分とした肥料のこと。

原料は、油かす、魚粉、牛糞、鶏糞、米ぬか、落ち葉、オカラ、骨粉、カニ殻等々。

施肥すると、土壌微生物の働きで無機質に分解された後、植物に吸収される。 このため肥料の効きが穏やかで、長期間にわたって効果がある。

主に元肥(もとごえ)として使われるが、追肥(ついひ・おいごえ)にも利用可能。

悪臭で敬遠されることも多いが、微生物相豊かな肥えた土壌を作る優れた肥料である。 肥料の三要素以外にも、ミネラルなどの微量要素を豊富に含む。

⇔無機質肥料(むきしつひりょう)・無機肥料(むきひりょう)

有機・無農薬 野菜が甘く育つ土づくり―堆肥と有機肥料で土を改良! (GAKKEN MOOK) おすすめ平均

よくまとまっている

Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む

用土(ようど)

植物の栽培に適するように、あらかじめブレンドされた土のこと。 一般的な用土には、基本用土や土壌改良材、肥料などが数種類混合されている。

自分で土を配合する手間が省けて、初心者でも手軽に利用することが出来る。

育てる植物や栽培環境に合わせた専用土も多い。

サボテン、野菜、花、ハーブ、ブルーベリー、ラン、バラ、山野草、ハンギングなどに適した用土が多数市販されている。

培養土(ばいようど)、配合土(はいごうど)、コンポストともいう。

用土と肥料の選び方・使い方―図解 家庭園芸 おすすめ平均

家庭菜園のためのマニュアル

Amazonで詳しく見る by G-Tools … ≫続きを読む

ヤシの実チップ(やしのみちっぷ)

廃棄されるヤシ繊維を利用したチップは、環境破壊を起こさない

ココナッツ果皮の繊維層、やし殻を粉砕し、チップ状にしたもの。

ヤシガラチップ、ココヤシチップともいう。

軽量で、吸水性、保水性、排水性に富み、水を含むと膨張する性質を持つ。

大粒は鉢底石やマルチとして、中粒は洋ラン等の栽培用土に、小粒は培養土の原料等に使われる。

使用前に一昼夜水につけて、塩分やアクを抜いてから使うと良い。

山砂(やまずな)

火山から放出される火山砕屑物(かざんさいせつぶつ)が、風化や浸食によって砂状になったもの。

山砂が風化したボラ土(ぼらつち)、桐生砂(きりゅうずな)、真砂土(まさど・まさつち)は、保水力や保肥力に優れた用土として利用されている。

富士砂(ふじずな)、浅間砂(あさますな)は、風化されずに堆積したもの。

ラン栽培、万年青(オモト)、山野草用土等に使われる。

火山砂(かざんさ)と同義。

山が楽しくなる地形と地学 (ヤマケイ山学選書)

posted with ヨメレバ 広島 三朗 山と溪谷社 2008-03-19 Amazon 楽天ブックス ブックオフ e-hon … ≫続きを読む