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節果(せつか)

アレチヌスビトハギの節果

豆果(とうか)の一種で、莢(さや)が一つの種子ごとに仕切られて、複数の分果を作る果実。

熟しても、分果の仕切り部分で複数に分かれるだけで、烈開しない。

分節果(ぶんせつか)、節莢果(せつきょうか)ともいう。

ヌスビトハギ、ナハキハギ、ヤブハギ、フジカンゾウ、イワオウギ、クサネム、モダマなどマメ科植物の一部に見られる。

単果(たんか)、乾果(かんか)、閉果(へいか)に属する。

石果(せきか)

アーモンドの果実は石果

薄い外果皮に包まれた中果皮は、多肉質で果汁に富んでいる。

内果皮は非常に硬い核を形成し、その内部に種子を包み込む。

多肉果の一種。

モモ、アンズ、ウメ、サクランボ、クルミ、アーモンド、マンゴ、 オリーブ、ココナツ、ピスタチオ、コーヒー、ナツメ など。

核果(かくか)ともいう。

生長点・成長点(せいちょうてん)

植物の茎や根の先端にある、非常に良く伸長する部分。

細胞分裂が非常に盛んで、次々に新しい細胞を形成している。

頂端分裂組織 (ちょうたんぶんれつそしき) ともいう。

生長・成長(せいちょう)

従来、「生長」は植物が育ち大きくなること、「成長」は動物や物事が発達することを示していた。

現在は、明確に区分して使われることが少なくなり、両者が「成長」に統一されつつある。

先祖返り(せんぞがえり)

突然変異から生じた斑入りの植物は、先祖返りして緑葉に戻ることがある

性質が固定されていた植物に、現在では見られなくなった先祖の形質が突然現れること。

突然変異や、異品種間の交雑によって生じる。

斑入り植物が、変異や生育環境を原因として、元来の緑葉に戻ったりすること。

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石化(せきか・せっか)

鶏のとさかに良く似た石化ケイトウの花

植物の様々な器官、主に茎や葉、花序などが帯状に平らになること。

石化は奇形の一種で、通常は独立した茎などの器官が、複数癒着して扁平な形状になる。

栄養分が過剰なときに起こりやすい現象だと言われている。

そのユニークな形状から鑑賞用に珍重され、生け花等の材料に良く利用されている。

石化ヤナギや石化エニシダが有名、トサカケイトウは石化した状態が品種として定着している。

綴化(てっか)・帯化(たいか)ともいう。

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生物農薬(せいぶつのうやく)

2008年12月、交配によって飛ばないテントウムシが生み出され、商品化に向けた研究が行なわれている

害虫の天敵である生き物(昆虫・線虫・菌類)を、農薬として利用するもの。

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剪定(せんてい)

チェーンソーによる剪定作業

植物の枝や茎を切り落として、樹高や樹形のバランスを調節したり、主枝の頂芽にある生長点を取り除いて、側芽の生長を促したりすること。

切り戻し、ピンチ、摘心、刈り込み、枝透かし、枝下ろし等は、すべて剪定の作業である。

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施肥(せひ)

肥料は、植物に直接触れないように与える

植物に肥料を与えること。

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石灰(せっかい)

生石灰(CaO)

強いアルカリ性質で、酸性土壌を中和するのに利用する。

また、土壌にカルシウム分を補給する。

園芸用途には、消石灰(しょうせっかい)や苦土石灰(くどせっかい)を用いることが多い。

石灰の種類 ・生石灰(きせっかい)酸化カルシウムCaO ・消石灰(しょうせっかい)水酸化カルシウムCa(OH)2 ・炭酸カルシウム(たんさんかるしうむ)CaCO3 ・カルシウム(かるしうむ)Ca

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ゼオライト(ぜおらいと)

ゼオライト

結晶中に微細な孔(あな)を持つ、多孔質なアルミノ珪酸塩(あるみのけいさんえん)の総称。

和名は沸石(ふっせき)。

微細孔内に、陽イオン「カチオン」を含み、イオン交換容量を増すことで土壌の保肥力を高め、肥料の効きを良くする土壌改良材。

強い保肥性があるので、施しすぎるのは良くない、用土の5%程度に留めておくこと。

鉢底に敷いておくと、根腐れ防止効果がある。

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