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無機質肥料(むきしつひりょう)・無機肥料(むきひりょう)

粒状の無機質肥料

無機物からできた肥料で、主として肥料の三要素の窒素・リン酸・カリを含んだもの。

ほとんどが人工的に生産されたものだが、植物原料の草木灰(そうもくばい)や、鉱物を原料としたものもある。

ほぼ無臭で、害虫の発生も少ないが、長期間使用すると土壌環境を悪化させる。

水に溶けるとすぐ植物に吸収される速効性肥料(そっこうせいひりょう)で、追肥(ついひ・おいごえ)に使われることが多いが、表面をコーティング加工したり、成分を調整して、有効期間をより長くしたものもある。

⇔有機質肥料(ゆうきしつひりょう)・有機肥料(ゆうきひりょう)

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草木灰(そうもくばい)

草木を燃やしてできる灰

草や木を燃やして出来る灰で、ミネラル分を豊富に含んだ肥料となる。

特に、水溶性のカリウムや石灰を多く含み、即効性がある。

開花・結実の促進に効果がある。

強いアルカリ性の性質を持ち、防虫・殺虫効果が高い。

その殺菌効果から、球根や、種イモの切り口消毒にも利用されている。